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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
33章「六階層へ」

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第329話「祝福パーティー」

#第329話「祝福パーティー」


 とうとう俺たち8人(3人+5体)が全員レベル6に到達した。本当によく、ここまで来たものだと思う。

 そして今日は、ささやかながらパーティーが開かれた。主宰は黒澤さんとエリナさんだ。激励の意味もあるのだろう。

 黒澤さんとエリナさん、そして俺たち8人以外には透子さん、そして黒澤さんのクラン「暁の牙」のメンバー田嶋さんの姿もあった。かなり久し振りだね。とりあえず挨拶しておこう。


「どうも田嶋さん、お久しぶりです」


「レベル6になったんだってな。おめでとう!」と田嶋さん。


 黒澤さんが苦笑している。そして俺に話しかけてきた。何か問題でもあったのだろうか?


「レン、すまんな。田嶋もどうしても来たいと言ってな」


「全然構いませんよ」


「でしょ? 最近、黒澤さんが冷たいんすよ。自分だけレンたちに接触してるんだよね。さすがにひどいっすよ。俺だって可愛い女の子たちに会いたいのに!」


 ……いや、それは明らかに田嶋さんが駄目なのでは?動機が不純すぎる。だけど本人には言わないでおいた。いつもの調子だ。もしかしたら照れ隠しなのかもしれないしね。

 その後は、なぜか俺が乾杯の音頭を任された。


「皆さんのおかげで全員がレベル6になりました。ありがとうございます。これからも俺たち8人全員でレベル7を目指します。今後とも宜しくお願いします。では――乾杯!」


 グラスが鳴り、拍手が起こった。挨拶は短いけどこれでいいよね。長い挨拶をするのも聞くのも苦手だ。

 そう思っていたら黒澤さんがしみじみ語り始めた。


「ほんと、お前は凄い奴だな。レベル1の時から見ているが……まさかここまで来るとはな。せいぜいレベル2で終わると思っていたぞ」


「そうっすね。レンは一階層でスライムをちまちま倒してたからね。まさかここまで来るとはその時は思いもしなかったよ」と田嶋さん。


 まあそうなんだよね。俺は最初は一人で孤独にスライムを倒していた。時給数十円の時代だ。それを半年ぐらい続けたんだっけ?本当によく頑張ったと思う。

 今から考えるとあの時代が一番きつかったかもしれない。昼はダンジョン、夜はバイトで弟と妹の世話にと寝る暇もなかったからね。


「それにしてもレンたちは凄いね。各階層一万体近く倒して上げるとか、もうやっていることが異常だよ」と田嶋さん。


「いや、そのやり方でレベル6にまでなったのだから、もう異常とは言えんだろう。逆に、それが本来のやり方なのかもしれん」黒澤さんは真顔だ。


「確かに。そうかもしれないっすね」と田嶋さん。


 そうなんだよね。レベリングしてのレベル上げが常識なんだ。

 俺のやった各階層で一万体討伐は、今の常識から考えたら異常なんだよね。でも黒澤さんも田嶋さんもその俺のやり方を認めてくれているようで嬉しい。

 そして黒澤さんが話を続けた。


「最初は平凡、普通の少年だったレンがここまでレベルを上げてきたんだ。俺たちのクラン内で、ここまでのスピードでレベル上げした人間はほとんどいない。俺たちのやってきたレベリングでのレベル上げの方が邪道だったと考える方が自然だろう。だからこそ俺たちは研修システムを立ち上げたんだ」


「確かにそうっすね。レンたちのやり方は着実に実力が付くから、おそらくはその方法が王道、回り道のように見えて早いかもしれないっすね。でも、すでに頭に入っている常識を変えるのは難しい」と田嶋さん。


 確かに常識を変えるのは難しい。だからこそ。黒澤さんとエリナさんは俺たちのやり方や考えを元に基礎講座を作ったのだよね。

 レベリングでレベルを上げて強くなるよりも地道に一歩一歩着実に強くなるという方法だ。

 それは、一見、遠回りに見えるけど着実に強くなっていく。おそらくは黒澤さんとエリナさんのクランは質が高まり、層が厚くなり全体的に強くなると思う。

 レベリング主流の今の世界で、俺たちのやり方はまだ異端だけど変わっていくといいと思う。

 もちろん現時点でも何が正解か断言はできないけどね。試行錯誤して一番良いやり方を作っていけばいいだろう。

 そんな感じで難しい話ばかりだったので、みんなが無言になってしまった。

 そこで話題を変えようと田嶋さんが割り込んできた。


「レンたちのクランから俺に質問ないかな? 特に女性陣! 今の俺、彼女いないっすよ。年齢でも趣味でも何でも答えるよ」


 その田嶋さんの話で一気に女性陣が引いた。

 ああ……田嶋さん、雰囲気を和らげるつもりだったのだろうけど、やってしまったな。ノリが軽すぎだよ。

 しかし、そこでルナが手を上げた。おおさすがルナ。この状況で手を上げるとか勇者だ。もしかして田嶋さんを救うのかな?

 そして田嶋さんの目が急に輝いた。


「ルナから質問! 嬉しいね、俺の趣味についてとかかな?」


「いえ、田嶋さんの趣味とか興味ありません」


「……全く?」


「はい。全く興味ないですね」


「マジですか?」


 田嶋さんがちょっと悲しそう。これは撃沈と言って良さそうだ。そりゃ、まあ俺からしても田嶋さんの趣味とかどうでもいいよな。

 それにしてもルナは何を聞きたいのだろう?そう思っていたら話を続けた。


「田嶋さんに聞きたいのは六階層の攻略です。レベル7の田嶋さんが六階層の攻略についてどう考えているのか? それについて興味があります」

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


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その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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