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第47話 混乱する警備員達
今回はとても短いですが、お読みください。
処刑に失敗し、少女を捕らえることはおろか少
女に近付くことさえもままならなくなってしまっ
た警備員達は、少女に対して危害を加えられる訳
もなく、ただ意味もなく右往左往することしか出
来ない。もっとも、先に近付いた警備員がギロチ
ンによって人間から物言わぬ肉塊にされたのを見
て、少女に近付き捕らえようと思う者はいないだ
ろうが、少女にとっては好都合だ。
少女が逃げるのにお誂えむきの状況が出来上が
っていたが、少女は動くことをしなかった。逃げ
たくなかったのではなく、そんな考えが浮かばな
かった。正気とはいえない少女には、もはや逃げ
ようという意思はなく、無意味に他の人間を混乱
させることしか頭になかった。
読了ありがとうございました。




