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牢獄都市  作者: 布滝
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第45話 処刑宣告

今回は短めです。暇な時にでもお読みください。

目的が達成されることを知った少女は、逆らう


理由も無いため、素直に警備員の指示に従って大


人しく裁判官を待っていた。やがて、裁判官が来


ると、少女は待ちきれないとばかりに立ち上がり


喜んだ。


これまで、常識はずれで頭がおかしいとしか思


えない少女の行動や表情のみ見てきた警備員は、


少女の喜びの表情を見て、初めて少女が年相応の


表情をしたと少し驚いた。


裁判官が席につき、判決を述べるため少女に着


席するよう促すと、素早く無駄の無い動きで指示


に従った。そして、裁判官の言うことを聴き逃さ


ないように、神妙な面持ちで集中し始めた。


裁判官は、前回の裁判で告げたことを再び口に


した。少女は処刑される、と。少女はそれを聞い


た途端、苦虫を噛み潰したかのような表情になっ


た。無理もない、少女は処刑が何を意味するか知


っているからだ。


少女は、判決を聞いてまだここで終わりたくな


いと思った。しかし、今出来ることは何も無いと


悟り、大人しくすることにした。

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