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牢獄都市  作者: 布滝
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44/141

第44話 目標達成

今回はとても短いです。お読みください。

少女は、とうとう警備員の手によって捕らえら


れてしまった。抜け出すことも出来ず、先程とは


立場が逆転してしまった。警備員はしたり顔で、


少女をそのまま別室まで運ぶことにした。


本来の流れ通りに別室に連れてこられた少女


は、内心屈辱と敗北感で激怒してしまいそうだっ


た。但し、相手は警備員ではない。簡単に隙を作


った自分に対してだ。油断しなければこんなこと


にはならなかっただろう、と考え後悔しながら、


それでもたらればを考えていても仕方がないと思


考を改め、楽しむことにした。


少女が懸念していた問題は、思わぬ形で解決し


た。見張りこそつくが、この別室で睡眠をとって


も良いことになったのだ。むしろ、そうでなけれ


ば困るのだが。少女は翌日の自分に期待して、今


は睡魔に従い眠りについた。


少女が夢から醒め、寝ぼけ眼でもって現在の状


況を確認しようと室内を見回すと、警備員が入っ


て来た。そして、少女には願ったりかなったりな


ことを告げた。裁判官から再び、判決を聞くこと


が出来ると。

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