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祈りの言葉と、小さな一歩

「自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものは変えてゆく勇気が私に備わりますように」

夜、静まり返った部屋の中で、私はノートの片隅にその言葉を書き写した。

これまでの日々を振り返ると、私はいつも逆のことをしていた気がする。

天気や、他人の機嫌や、過ぎ去った過去。そんな「自分にはどうにもできないもの」に振り回されては、イライラしてライフをゼロにしていた。

そのくせ、自分の部屋の片付けや、だらだらとスマホを見てしまう悪習慣。


そんな「自分の意志で変えられるはずのもの」からは、言い訳をして目を背け続けてきたのだ。

「……そりゃあ、疲れるわけだよね」

ペンを置き、私は小さくため息をついた。

思い通りにならない世界を、そのまま受け入れる。

そして、変えられる自分の一歩を、恐れずに踏み出す。それがきっと、「大人になる」ということなのだろう。

私はベッドに入り、ゆっくりと目を閉じた。

明日からの私が、ほんの少しの勇気を持てますように。

そう願いながら、私は心地よい眠りへと落ちていった。

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