30 『道化師と自叙伝』
第2部 第4章 第30話 『道化師と自叙伝』
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もう一つ。インパクトという所で思いついたのは、見た目だ。
本当は素顔をそのまま出せればいいが、もし私の意見が本気で広まった場合、確実に殺されるだろう。
それは避けたい。
そしてそれ以上に私はジャガイモフェイスの不細工だ。
「はまじ」とどっこいどっこいである。
そんな醜い顔を晒しても誰の得にもならない。
そこで一人の男の顔が思い浮かぶ。
誕生日の夢に出てきた道化師の男だ。
だが、私は天凪祓。奴は明らかにダークサイドだった。
色違いにしよう。白いスーツに、白いシルクハット。帯は深いワインレッド、スーツの縁、細かくはラペル、前端、袖口といった部分には金色の線。
スーツの下は黒いワイシャツ、真っ赤なネクタイ。
おまけに半分だけシンプルな仮面をつける。(EW版ヘビーアームズ改マジカッコイイ。)
髪の色は私が一番好きなターコイズブルー。
髪形は普段の私の古臭い髪形。
『アップバング気味のウルフ』に近いような髪型だ。人物で言えば20代の玉置浩二さんの髪型が近い。
私が道化師が好きなのは、幼少期からだ。
間違っても、自分はヒース・レジャーのジョーカーのコスプレをして政治活動をし、ジョーカー議員などと呼ばれ売名しておきながら『外国の顔してる人に日本の政治を語られたくない。見てて虫酸が走る。』と、外人嫌いを露骨にする議員に感銘を受けたわけではない。
自伝にも書いたが、私の道化師好きの起源は、バットマンのジョーカーやケフカ、ヒソカではなく、恐らく『東京ディズニーランド 15周年』のミッキーマウスや、そのデザインだ。
当時二歳だった私には、行った時の記憶こそないが、その時のグッズが家に沢山あり、幼少期あの奇抜で独特なカラーリングに不思議さを感じ、頻繁にじっと見つめ、いつ見ても『不思議。』と感じていたのを覚えている。
ちなみにあの絵面は、クラウン(道化師)の中でも、厳密にはピエロより、ジェスター(宮廷道化師)/ハーレクインらしい。
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クラウン:
一番広い意味の「道化師」
サーカスの道化師もこれ(日本人がイメージする全面白塗りはピエロ)
日本語の道化師の意味は、かなり広義でおおよそこれに該当。
ジェスター:
宮廷道化師
王様の前でふざけたり皮肉を言うタイプ
ピエロ:
道化師の一種
白塗り・哀愁・舞台的な印象が強い
ハーレクイン:
仮面劇やカーニバル寄り
菱形模様の衣装のイメージ
多分私の中での道化師像というのは、全てが混ざっている。ジェスター6割。ハーレクイン2割。ピエロ2割だろうか。
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この名前と姿で今後の活動を行っていくことになる。
が。しかし。
一難去ってまた一難。
今度は『思想の全体像が見えない。』というコメントを貰った。
それは確かに私も気にしていた。
何故私がここまで極端な案を出すのか?
ただのサイコパスなのか?
私という人間が正体不明な上に、言っていることがぶっ飛んでいる。と来れば否定されるのは至極当然だろう。
そこで、私は『天凪祓 怨恨私記』を書くことを思いつく。
私の動機は完全に怨念だ。
そして私自身過去の出来事のほとんどが清算されていない。
色んな意味で丁度いい機会だ。
それに、これはたまたま私が経験したことではあるが、恐らく要因の多くが私側ではない以上、『誰にでも起こり得ること』だからだ。
それを知って貰いたい。
今のままでは、正直者が馬鹿を見る。
人を騙し足を引っ張るのが処世術だと言われる世の中は間違っている。
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次回!第2部 第4章 第31話
『応急処置と抜本的治療』 DON'T MISS IT!!!




