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天凪祓  作者: ZoRvATH


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27 『高度社会形成主義』

第2部 第4章 第27話 『高度社会形成主義』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


政治的な分野の動画。


といっても私は世の中や社会構造に理不尽さや、不条理は感じているが、具体的かつ理論的に一体何がそう思わせているのだろうか?


『権力の流れ方』とでもいうべきだろうか。


自分より権力や権限のある者が決断を下してしまえば、その決断が道理にかなっていなくてもそれが押し通ってしまう。


挙句、後から間違いに気づくと必死にその間違いを無かったことにしようとする。


そして更にそこでも噛みつけば、一線を越えた行動で相手を封殺する。


実際今日本では、不正を告発した人物への、金と権力にものを言わせた会社側による報復訴訟が横行している。


私が会社にやられたこともその過程の一つで、政治の世界もニュースや国会を見ていると似たり寄ったりだ。


流れの本質が上から下への一方通行である以上、多少の『民意』という目くらましを使ったところで、その『民意の反映』は知れている。


更に中間層が『上には媚びへつらい、下にはやりたい放題。』つまり、『何かあれば責任は上に押し付け、やりたい放題ができる。』そんなろくでもない連中の巣窟になっている。


これは間違っている。


私が思うにこの世の様々な複雑に捻じれた理不尽や不条理を引き起こす事象の常套手段はこれだ。


『恣意的な二重規範ダブルスタンダード


大元の思惑は様々な要因があるにせよ、大抵、一時の利益のために周りに破滅的な被害を齎す手段は恐らくそれのはずだ。


何故そう言えるのか?


実際に我が国日本では公約を掲げておきながら実行しない。また、それに関する罰則もない。


イラク戦争やイスラエルの暴挙には触れず、ロシアだけを世界の悪とする世界情勢。


誤解の無いように言っておくがロシアに肩入れする気はない。どっちも同じように批判しろ。と言いたい。


それができていないから、私は『欧米も信用度合いではロシアと大差ない。』と言いたいだけである。


ある時は後進国。またある時は先進国。その様にして急成長を遂げたのが中華人民共和国である。


そして、平和/自由/世界の警察と言いつつ、建国以来最大で約249年中233年戦争して、戦争経済を享受している国こそ正にダブルスタンダードの頂点だろう。


国だけではない。国際捕鯨委員会など最悪だ。食用目的で捕鯨していたよりも数倍から最大20倍の頭数の鯨を油目的で捕獲していたのに、石油が台頭し鯨油に用がなくなった途端、2000年以上前から捕鯨の伝統があったと言われる日本や北欧をバッシングし始め、シーシェパードなどという歴史の勉強ができないテロリストをも生み出す始末。


国際捕鯨委員会とシーシェパードに繋がりは無いようだが、それでもシーシェパードは高速かつステルス性をもった船を調達できるなど、やはり『金が集まる』のだ。BLM運動でも筆頭に立った連中が豪華な邸宅に住んでいる。というのも有名な話だ。


そして、実際に世の中はこのダブルスタンダードに対する対策が皆無だ。


何故なら、既に話した通り権力という有限なものを多く持ち得ている者の大半がこれを利用しているからだ。


あからさまな対策をすれば自分達も失脚する。


『自由』を掲げつつ、本当の豪遊は上の者だけ。下の者は表層的な自由に踊らされる愚民に過ぎないからだ。


最低限の自由を掲げて、リング上で必死に殴り合っている愚民を、観客席でいいものを食べながら『卑しい猿め。』と嘲笑っているに等しいのだ。


私はこれを根絶したい。


端的に言えば『嘘をつかせない環境と、嘘を見抜く教育』。それを軸にした社会を目指したい。


『自由』とは、悪く言い換えればそれだけ『無秩序』だということであり、『理性的(野生ではない)』を謳っている人類の性質とは真逆なのである。


何故なら『人間は社会を形成する生き物』であり、『社会の安寧』とは『秩序』だからだ。


そして、これは何も下層の人間だけのメリットではない。情報の可視化が急速に進んでいるこの時代。


今、元に戻さなければ、多くの報復が起こるかもしれない。


『どんな人間も心臓や脳を一突きされれば死んでしまう』のだ。社会で生きる以上どこに報復者が潜んでいるか分からない状況になる。


そうなる前に、真っ平らにしろと言う気はないが、いい加減『事実と根拠に基づく能力差分程度に収縮させるべきだ』と私は強く考える。


闘争第一だった人類を次のステップへ押し上げる。


AIが人類に追いつき、追い越すシンギュラリティに備えて、人類が捨てきれない『野生の闘争心』を克服し、道徳や倫理を科学技術と同等にまで発展させ、本当の幸せを目指す。


AIが人間を超えれば、物々交換から始まった人間社会の経済のあり様を根本から変えてしまうだろう。


それどころか合理的な判断の下、無駄の多い人類は他の動物のことも考えて根絶すべき。という判断も十分にあり得る。


その時に我々は何を人類の存在価値だと指し示し、AIと対等になれるのか?


それこそが『人間独自の文明や文化』だと私は考える。無論それは核兵器ではない。


世界各国の昔から続く言語であり、物であり、伝統であり、行事である。そういったものだ。


今この時を取り繕うのではなく、長期的な未来を見据えた土台作りをしたい。


今までの人類がそれを怠ってきたからこのままでいい。というわけではない。


経済だけを追い求め、人の心も文化も破壊していっている現代から、理不尽・不条理を取り払い、極端な国際化の名の下に進んでいる、独自文明を平らな更地にしていく愚行に終止符を打つ。


私が目指したいのは恐らくそういうものだ。


私はそれを『高度社会形成主義』と名付ける。


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次回!第2部 第4章 第28話

『日本大改造政策案』 DON'T MISS IT!!!

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