王都:王都でした!
ケルト民謡を聞きつつ、ノリノリで執筆しました!
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馬車の上げる軽快な音が止む。
外からは人の声が混ざり合い、喧騒となって耳に届く。
馬車から一歩踏み出し、外へ出てみるとそこにはカナンとは比べ物にならない光景が広がっていた。
城門の前には多くの人達が列をなし、商人や冒険者達が所狭しと犇めき合っている。
駆け出しであろう冒険者が、今日取れた成果を仲間達と喜々として話し合っている。
商人達が世間話を交わし、今の情勢を互いに話し合っている。
城門の前に犇めく冒険者や商人達を整列させようと、王都の兵士であろう鎧に身を包み、柄の部分に紋章が刻まれた剣を帯剣している者達が声を張り上げている。
王都と外とを隔てる、見上げなければ全体が見えない程に高く頑強な城壁が、異様な威圧感を放ち眼下に広がる人の群れを見下ろしている。
そんな光景に圧倒され、口をポッカリと開けていると、視界の端に誰かが立つ。
真っ赤な髪を一本の三つ編みにして前に垂らしたその人物は、一度大きく息を吸い込み、頬を伝う汗を手で拭いさる。
高く聳える城壁を強く睨みつけ、真剣な面持ちで何かを考えこんでいる。
その横に並んで立つようにして、陽光を反射させる金色の髪を靡かせ、城壁とは真っ向から反する滑らかな曲線を胸に湛えたなんちゃって人族が現れる。
それに続いて、眠たげな目をこすりながら馬車から下りてくる小柄な人族・・・いや、魔族が降りる。
淡いオレンジ色の髪、まん丸な顔つきでどうにかして威厳を保とうと背伸びをしているが、残念・・・身長が足りていないのと童顔を併せ持ったばかりに全く威厳が感じられず微笑ましい姿の者が俺の後ろに立つ。
赤みがかった髪に、筋肉質な身体、身長は高く、周囲を圧倒させるような目つきの悪い魔族も後ろに立つ。
圧倒的な質量が後ろに立つことで、なんだか妙な威圧感を背中に感じてしまう。
そして何より、無駄にイケメンな魔族が足音を感じさせない足取りで、こちらへと近づき、後ろに並び立つ。
暗い青色の髪を左右に揺らし、切れ長の目はじっとこちらを見つめ、頬笑みを湛えている・・・爆発しろ。
まぁ、言う事でもないだろうが、サテラ、ミリエラ、モミジ、ナーヴィ、ハルウである。
俺は田舎のお上りさんよろしく圧倒されているが、後ろの三匹はあまり興味はないようだ。そればかりか、俺の周囲をキョロキョロと見回して、危険がないかをチェックしている・・・ウルフの時から変わらないなぁ。
ミリエラは人の多さに少しばかり緊張しているようだが、カナンの街でそれなりに鍛えられたようでまだ余裕が有る。
宿で、サテラに人族の常識などを嫌というほど学んだのがミリエラだ。エルフと人族の文化の違いを徹底的に叩き込まれていた。
城壁を睨みつけるように見つめ続けるサテラは、腰に下げた剣を強く握り、ゆっくりと目を瞑り、何事かを呟く。
そして目を開き、こちらへと向き直る。
「行きましょうか」
その言葉に頷き返し、城門に並ぶ列に並びなおす。馬車は他の場所で荷物・積荷のチェックを受けるらしい。
人の列に並んでいると、やがて兵士がこちらへと向かってくる。
簡単な持ち物のチェックと身元の確認をここで行い、城門では入場の際にの最終チェックと徹底しているらしい。
ギルドカードに犯罪歴などがある場合は、行動の制限や入場を拒否する場合があるそうだ。
「身分を証明できるもの、またはギルドカードの提示を願う」
「これでいいかしら?」
各々渡されていた、ギルドカードを兵士へと提示する。後ろにいるハルウ達も同様だ。
俺達は、サテラを筆頭としたパーティーを組んでおり、パーティー名はお察しのとおり『ユルバーレ』である。
俺を除く全員がリーダーは俺が良いと言っていたが、パーティーを組めるのは冒険者として2年活動した者でないといけないそうで、リーダーは冒険者として2年活動しているサテラとなった。
元は「ユルバーレ傭兵団」であったのだが、なんだか「傭兵団」というんが微妙であったため省き、ユルバーレとなった・・・俺の名前とディーレさんを少しもじっただけの安直な名前なんだけどなぁ。
ハルウ達はカナンの活躍をきっかけに、特例としてDランク冒険者としてギルドカードをカナンギルド長から受け取っている。
ハルウ達は、初めは興味なさげに見ていたが、所属パーティー名「ユルバーレ」を見て、満足気な顔をしていた。
因みに、「ユルバーレ」には里に残して来たコクヨウ達、ショウゲツ達も含まれている。
ハンゾーにも一応持たせてはいるが、「ハタシテ、ワタシガオモテニデルコトワ、アルノダロウカ」、などとTHE・忍者としての道を邁進している。
ギルドカードには特に問題がなかったようで、兵士がギルドカードをこちらに返す。そのあとは簡単な持ち物チェックを受け、城門前へと案内される。
最終チェックでは簡単な質疑応答が繰り返され、不審な点がなければそのまま通される。
兵士の後ろにはユリィタさんも持っていた『真実の眼』を使用した者が控えているそうで、嘘を付くと別室で尋問を受けるそうだ。
で、一番手は俺である。
空港の入国審査さながら、兵士の人と対面する。
「王都に来た目的は?」
うん。本格的に入国審査官だわ。
「ダンジョンに興味がありまして」
「あぁまぁそんな所だろうな。んじゃ、生まれは」
「えぇっと・・・魔族です」
「魔族でも生まれがあるだろう?」
あぁ・・・これは想像してなかったなどう言えばいいのだろう?正直に話したほうがいいのかな?
「彼は階位も持ち合わせてないし、非常に稀ですけど、魔物から魔族になった人よ」
どう答えようかと困っていると、後ろで様子を伺っていたサテラが咄嗟に助け舟を出してくれた。
対面していた兵士は後ろに立つ人へ視線を向け、嘘偽りがないかを目で問いかける。
後ろに立っていた人は首を振り、嘘がないことを伝える。
「ふむ・・・。それならその姿は本物ではないな?本当の姿を見せてもらえるか?」
「わかりました」
そう言って、姿を変え、『龍狐』の姿を露にする。
瞳は縦に割れ、耳が現れ、モフモフの尻尾が現れる。金色の姿をした魔族の姿へと変わった・・・断じてドロドロでネバネバのスライムではない!!
その姿に、兵士は驚きの表情を顔に張り付かせる。
「金色の魔族・・・噂では聞いたがまさか・・・いや、冒険者に素性を聞くのは御法度だな。通っていい」
「あ、ありがとうございます」
「では、次」
かなり事情を聞かれたが・・・大丈夫なんだろうか。
ハルウ達は別に隠すこともないけど、ミリエラ・・・大丈夫なのかな?
しかし、そんな心配も杞憂に終わる。
サテラ、ミリエラ、ハルウ達は俺のパーティーメンバーと言うことで、先程の様に聞かれることはなかった。
どうも、カナンの評判がここまで届いているらしい・・・。こりゃ街中であの姿になれそうにないな。
ダンジョンでもあまり見つからないようにコソコソするか・・・。
馬車の方も問題はなかったようで、デュルフさんの所から派遣された御者の人にお礼を告げ、馬車はそのまま控え所へと向かっていった。
王都の城門を抜ける。
陽射しを遮っていた門を潜りぬけ、陽光が燦々と降り注ぐ街へと一歩を踏み出す。
そこに広がっていたのはカナンの街を遥かに凌ぐ人・・・人・・・人。
道幅は広く、人々の喧騒は波となって己の耳へと押し寄せる。
人が立てる様々な足音・・・石畳をカツンカツンと立てて歩く音、下の砂を蹴飛ばすように歩く人、少し摺足気味な人、子供が道端に落ちている石を蹴っ飛ばす音。
数多の人々の声・・・商人があげる大きな声、談笑に耽る女・男の人の声、はたまた吟遊詩人達が曲に乗せ紡ぐ美声。
そんな喧騒が、圧巻な風景と交わり、一つの劇場と化している。
身体を撫でる風は、明らかにカナンやカルウェイとは違い、街の熱気を少しでも和らげようと、忙しく、忙しなく吹き続けている。
しかし、そんな風がたった一瞬冷ましただけでは、王都の活気は静まらない。また再燃し、今度はより熱を持って押し寄せるのだ。
風が運ぶ匂いは、街の様々な場所のものだろう。人・建物・水・草・石・食べ物・・・様々な匂いが交じり合い、絶えること無くその様相は変化し続けている。
「これが王都か・・・すっごいな」
そんな、チンケな感想しか出てこないが、それ程までに圧倒されるのだ。
前世ではゴチャゴチャとした汚い風景が広がるばかりだったというのに、この街は人の多さを、建物の多さを意に介すことなく調和が整っている・・・ひょっとすると海外にはこれと同じ様な場所があったのかもしれないが、自分は海外旅行など殆ど行ったこともないのでわからない。
周りの風景に圧倒されていると、遥か前方に大きな城があるのが伺える。
物語に出てくるような城なんて見た事がなく、少しばかり興奮してしまう。
「これが異世界・・・か」
「・・・精霊も妖精も殆どいないわね。自然を蔑ろにしている人間が多い証拠ね」
肩に乗っている小さな精霊・・・ディーレが周りをキョロキョロ見渡した後、眉を顰めて告げる。
精霊や妖精というのは何も人間に羽が生えた様な姿だけではない。俺やエルフにさえ見えないような微小な精霊や妖精なんかもいるのだそうだ。
ディーレはそんな精霊や妖精を「光」として見ることが出来るのだが、そういった光がこの王都からは全く感じ取れないらしい。
「やっぱり、川とか森がないと精霊はいないのかな?」
「精霊や妖精は『自然』を基軸として生を得ているの。火・水・風・土を基点として、『自然』の力を媒介に精霊力を得るのよ」
「成る程・・・わからん」
「そうね・・・私と貴方の様な関係といっしょなのよ。力を渡し合って魔法を出す・・・力を相互に出し合って存在する。そういうものよ」
あぁ、成る程。自然と契約してる・・・様なものなのかな?
精霊は自然に力を渡して、自然は精霊に力を増幅して渡す・・・そしてそれを繰り返していくと、妖精から下級へ、下級から中級へっていう感じで上がっていく感じかな?
人でもそれは可能だけど、人は精霊や妖精を知覚できないから契約を結べなくて、力の受け渡しができないと・・・。
「さすが私の誓約者だけあるわね。その通りよ。妖精や下級の精霊が人間とよく契約を結ぶ理由は、自然と結びつくよりも力の増幅が早くて、自分が消えないようにするためでもあるのよ」
「成程ねぇ。互いに利用して利用され・・・つまりはwin-winな関係なんだな」
中級や上級の精霊はもう力を持っているし、無理に人と契約する必要もないから契約しないのか。
「それに人の生は短いのも契約しない理由ね。契約者が死んでしまった後に、周りに自然がないと、またどんどん力が衰えていってしまうのよ」
これはミリエラから聞いた話だが、妖精や精霊は一度その場所に降り立つと簡単には他の場所には移動できないそうだ。
近い範囲なら可能らしいが、遠くになると出来ないそうだ。
ディーレも何故かは知らないそうだが、法則なら仕方ない。
「それなら、こんな人工物だらけな場所に精霊や妖精なんかいないな」
「その通りよ・・・もう」
ディーレが膨れている。可愛い。
精霊との契約は力のやり取りで成り立っているのか・・・ん?
力が増幅して循環してるってことは、契約してるだけで強くなってるってことか?
「契約してるだけで力が増えるって・・・俺はディーレさんと契約してるだけで強くなってるってことなの?」
「その通りよ。妖精や低級の精霊なら、そんなに感じられないかも知れないけど、中級や上級になれば、嫌でも強くなるわ。だから、えっと・・・エイユウ?とか言う人達はそこらの精霊と契約して強くなってるのよ」
「・・・・・・・・・ディーレさんは最上級じゃありませんでしたっけ?」
「?なによ今更」
「それって物凄い事になってるのでは?」
「えぇ。そうね。それも誓約なんだから、契約とは比べ物にならないわよ。最上級である私を縛っているのだし」
「・・・・・・・・・」
あれ?
俺ってまさかチート持ちなのか?
・・・・・・・・・いや、よそう。そんな事ない。調子に乗ったらまた死にかける。
俺は雑魚スライムなんだ。腕を盾に出来たり・槍に出来たり・剣に出来たり、する変なスライムなんだ。
「ん?ちょっとまって、魔法使いが近くにいるわ」
膨れっ面をしていたディーレの表情がガラリと変わる。
キョロキョロと辺りを見回し、やがてある一点に視線を向ける。
『見つけた。あの緑色の髪の娘ね』
ディーレさんが咄嗟に俺の中に入り込み、肩に乗っていたミニディーレさんの姿がなくなってしまう。
ディーレさんが言った方に視線を向けると、そこにはくすんだ緑色の髪をした女の人がそこにいた。
ローブに身を包み、柱の影から半分・・・半分以上体を出して、こちらをジト目で凝視している・・・。か、隠れているつもりなのだろうか?
ジト目でこちらをジーッと見つめるその姿はなんというか、怖い。
目の下にはクマができており、よく見ると瞳に光がない様にも見える・・・うん、死んだ魚のような目をしている。
「な、なんだ?」
すると、後ろからぬっと現れたフルプレートメイルを装備した巨漢に頭を殴られ、担がれて、建物の間・・・裏路地へと消えていった。
な、なんだったんだろう?
アンネさんの知り合い・・・?
まさかサテラの知り合いだったり・・・まさかね?
『今の子、かなり強いわよ。多分だけど能力的にはシロタエよりも上なのは間違いないわ』
「え!?そんなに・・・」
シロタエは配下の中でも魔法の腕は一、二を争う腕前なんだけど・・・それよりも上って・・・さすが王都、すごい冒険者もいたもんだなぁ。
大方、城門で俺(金色)の事を聞いていたのだろう。興味が出たとかそんなんだろう。
もしかしたらSランクの冒険者だったのかもしれない。
『精霊は見えてないみたいだけど、素質は十分ね』
「うーん、なんだか嫌な予感というか、モヤモヤ感というか・・・悪い気はしない気がするんだけどなぁ・・・」
ぼんやりしていると、唐突に視界が防がれる。
「どうしたの?」
「うおっ!?」
美少女エルフが眼前に突如として現れる。
煌く髪が白い肌を滑らかに流れ、目がやられてしまいそうな程の最高な美貌、体から漂う豊潤な香りが、理性を一瞬崩壊する寸前にまで追い込む。
そして、視界に映り込む為に体を動かした刹那・・・たおやかに揺れ動く二つの絶対存在に理性が・・・。
崩壊しかけたが、体中を流れる血管という血管が一瞬として縮こまる。
ディーレ様・・・一体何をしました?
『・・・煩悩退散しなさい』
何やら理性が、鉄の鎖で雁字搦めに接着されている様な錯覚を覚えながら、ミリエラと対面する。
うん。視線が下に行かない・・・やっぱりなにかされている。
「誰かがこっち見てたような気がして・・・ね」
「誰?配下の子?」
「いや、多分女の人かな?」
ミリエラは首を傾げて周りをキョロキョロと見渡す。
それに釣られてか、周りに居たハルウ達も周りをキョロキョロと・・・あれ?
「ハルウも気付かなかったのか?」
「・・・アルジ、気配はなかった」
「俺も感じなかった」
「わ、私は変な感じがしたけど気のせいかなって・・・」
ハルウとナーヴィは気づいていなかった・・・モミジは何かを感じていたらしいが、それほど大きななにか出なかったため、気に留めてなかったらしい。
だが・・・問題だ。
俺の配下の中でもハルウとナーヴィは力量だけなら一番強い・・・俺と一番付き合いが長く、俺もハルウ達の事をよく知っている。
周囲の警戒は怠らず、危険をいち早く察知し、自らに迫る何かを感じ取る術に関しては一番敏感だ。
ユキやモミジよりは下だとは言え、それでもこの二人に感知されなかった・・・それどころかモミジにさえあの程度の気配しか察知されなかったなんて・・・。
隠れ方としては素人の域を超えているが、気配の殺し方だけは一級・・・何者なんだ?
「・・・敵?」
「アルジに危険を及ぼす者・・・気配分からなかった・・・ごめんなさい」
「ご、ごめんなさい・・・気づいていたんだけど、えっと、あの」
ハルウ達がいち早く、俺の周りを取り囲む。
しかし残念。謎の女はもう建物の隙間に隠れてしまったのだ。
「もういないから大丈夫だよ」
「むぅ」
「すまない・・・アルジ」
「ごめんなさい」
三匹が項垂れている。
まぁ仕方ないな。俺もディーレが魔法使いが近くにいるって聞いてわかったしなぁ。
「どうかしたの?」
「ユガ君が何かに見られてたって」
「・・・騎士・・・か?」
サテラは不安そうな顔を浮かべる。
自分の家が感づいたのか、何かしようとしているのではないだろうか・・・と。
そんな事を考えているのだろう・・・表情から読み取れる。
「緑色の髪、魔法使い・・・で、死んだ魚の目をした女の人かな」
「・・・心当たりはない。少なくとも、レェベン家の騎士ではないと思う。レェベン家には魔法使いが少ないし、緑色の髪なんて珍しいし・・・し、死んだ魚の様な目をした騎士なんていないと思うかな」
サテラは真剣な笑顔で考え込んだあと、苦笑を零す。
しかし、次に彼女の瞳を覗いた時、暗い表情がその顔に浮かんでいた。
「スラムの・・・住人かもしれないな」
サテラはそう告げた後、何も喋ることは無かった。
だけど、きっとここで・・・解決するはずだ。
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「ほんっと貴方って人は尾行のセンスの欠片もないんだから!!!」
「気配は完璧に」
「そんな死んだ魚の目に見られたら誰だって気づくでしょう!現にあの子こちらを見ていたでしょう!!」
「確かに見ていましたね」
「はぁ・・・バレてなければいいんですけどね」
「全くですね」
「・・・・・・・・・」
「ほっぺを抓らないで頂けますか?痛いです」
饐えた匂いを充満させる道を、一際異彩を放つ二人が歩く。
そんな二人が立ち去るのを、そこにいる住民達は切に願う。
「断罪」と「血土」・・・二人の影に怯えながら。
「・・・でも、情報は揃った」
「・・・はぁ、そうですね。これだけはあなたの誇れるところですね」
「あれを攫うわよ」
「了解・・・出来れば抵抗しないでくれると嬉しいのだけれど」
二人は闇が支配するスラムへと消えていった。
不穏な空気、王都でも波乱の予感です!
次話「幕間」です。幕間は二話続く・・・かもしれません。
何か変なところ、見にくい、誤字だ!などがあればどしどし教えて頂けると嬉しいです。
(言い換えでこういうのがありますよなどが合ったら教えてください。例:取得→習得、思いやる→慮る、聞こえる→耳に届くなど)
感想や活動報告の方にコメント頂けると私の気力になりますので気軽にどうぞ!!
※活動報告がどうやったら見れるのかわからなかったと読者様から聞き及びました。
方法は一番上にある?「作者:砂漠谷」の名前を押していただくと、私は左上に出てきました。
わからないことがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので質問送ってください!!




