開拓:領主と魔族の商談でした!
評価してくださった方ありがとうございます!!
今回はちょっと『競馬』の話が含まれます。興味のない方ごめんなさい!これを期にそういうもんなんだぁ、と思っていただければ幸いです。
次話投稿はバレンタインデーです!
ここはカルウェイの街の一角に聳える貴族の屋敷。
ここの領主であるウェルシュバイン・デュルフ・ドゥレイク様は商才があり、中堅貴族として成り上がった人である。
そして、その父を持つ息女ウェルシュバイン・アンネ・ドゥレイク様は幼い頃からその頭角を現し、この街を発展させた「馬車便」の考案者の一人である。
さて、今現在私達は「護衛」の依頼でこの屋敷に来ていたはずなんだけど、どうしてこうなってしまったのだろう。
目の前に座る三人の口角は不気味なまでに吊り上がり、フフフといかにもな薄気味悪い声をあげている。
ウェルシュバイン家は昔から商売を行いつつ貴族を営む家系であり、
こうなってしまったのは、ユガの一言が発端となった。
ウェルシュバイン家では馬車便に変わる新しい商売がないかと模索していたらしく、持ち前の馬を活かしたもので考えていたらしい。
その発言を耳にしたユガは
ケイバってどうだろう?
と話し始めた。
それに食いついた領主様と息女様は、私達を防音の魔法が施された部屋へと連れ込み、最高級のお菓子と最高級の紅茶、最高級の羊皮紙に書かれた契約書を持ち込んだ。
「主が何を言っているかわからない」
「さすがマスター私たちには到底理解できない話をしているんだわ」
「えっと、とにかく凄いんだね!」
立派な賭け事の構築に関する話をしています。
かくいう私も賭け事の話をしているのは何となくわかるんだけど、内容の深部はわからない。
「これは非常に面白いぞ!我が領地はこれまでにない発展を遂げるに違いない」
「間違いないわ!!こんな素晴らしい商売があったなんて感激だわ。あなた・・・これを一瞬で思い付くなんて、冒険者なんてやめて内に就職しない?好待遇で雇うわよ」
「前世の知恵がこんなところで役に立つとは・・・あ、お断りします」
なんだか盛り上がっているみたいだけど私にはついていけないわ。
馬を競争させてどの馬が一着になるかを賭ける商売か、発想としては単純だけど賭け事としての中毒性はある。
「単勝、複勝、そして夢が溢れるウィンファイブ!!」
「配当とかはよくわかんないんでごめんなさい。あ、それと時期によってイベントで開く、レースで勝ち進んだ強い馬を競わせるっていうのもありですね」
「貴族としても庶民としても楽しめる遊戯! 馬が個人で買い取られることも増えるし、増える一方の馬も捌ける!!いいこと尽くしではないか!?」
領主様と息女様は余程興奮しているのか、手に持った算珠盤を顔を紅潮させて凝視している。
「これでいいですか?」
「「全く問題ない!!」」
そう言って私達の事をそっちのけで領主様と息女様は二人で何かを話し始めてしまった。
聞いていた限りだと「ケイバ」には色々と仕組みがあるらしい。
「あ、ごめんごめん。待たせたね」
「よくあんなこと思い付いたね」
「ん?まぁ、あったら面白いだろうなぁって思ってね・・・」
少しばかり目が泳いでいたが何か変なことでもいっただろうか?
相変わらずユキとキクは、主はすごいからすごいこともできるんだとうんうん頷いている。
「商売人に商売を売ったってことは、利益の何割かはもらうんでしょ?」
「ん?うーん、お金は貰わないよ。その代わりに、ユガ大森林の事を話してみた」
「え?それって大丈夫なの?」
「秘密は守ってくれるそうだし、協力してくれるって」
何でもない事のように言っているが、それは貴族の後ろ楯を得たって事と同義であり、一般的な常識で言えば将来安泰で運が良ければ貴族位も貰える可能性もある夢の様なものなんだけど・・・。
商人は情報が一番の売り物であり、それを守るのは商人としては当然のこと。ウェルシュバイン家は元は貴族よりも商人としての経歴が長く、そう言った情報の管理統制はしっかりとできている。ユガ大森林のについては大丈夫だと言える。
しかし、これが信頼のおけない他の商人や貴族だったとすると非常にまずい。それにもし、「聖都」出身者であれば戦争にすらなりかねない事態が起こる。
ユガはこの世界に疎い。もとが魔物だったのだから当然と言えば当然なんだけどね。
妙に頭が切れる部分もあるが、ユガが最初にここに来る前に言っていた「この世界を知らないといけない」の意味がやっとわかった。
「今回は大丈夫だと思うけど、次からは慎重に行動した方がいいわ」
「え?何かまずいことでもした?」
「ウェルシュバイン家の人達みたいに気のいい人ばかりじゃないのよ」
「あ、なるほど・・・」
ユガは何かを考え込んで、納得したように頷きそう告げた。
今回の依頼の報酬は前もってギルドに支払われていたが、是非にと領主様から追加報酬が出ることになった。
内容は金貨10枚だそうで、それだけでもかなりの額だけど最初はこれに牧場までついてきていたのだからなんともいえない・・・。
扉を潜るとこの屋敷のガネッサさんが待機していた。
ガネッサさんは申し訳なさそうに何度も頭を下げ、眉間にシワを寄せていた。苦労してるんだろう。
ガネッサさんから追加報酬を受け取り、今回の護衛依頼は無事終了した。
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魔族は人族からはあまり良い印象を持たれておらず、カナンの街でもすれ違う人が時折眉を潜めるのがわかる。
そんなわけで、あまり目立ちたくなかったんだけどベヒーモスの一件でかなり噂になっていて、極めつけに今回の指名依頼だ。
出る杭は打たれるというが、それが自分に当て嵌ると考えると憂鬱になってくる。
ウェルシュバイン家は馬車便によって栄えた貴族であり、王都や聖都、帝都のパイプラインになっている。
馬車便が出来たことによって資材の流通や交流は格段と良くなったという。その功績を王様が認め、今の位を授かったそうだ。
そうして貴族の中でも異例の出世を遂げたウェルシュバイン家であったが、如何せんそれしか取り柄がないのである。
流通は良くなったのだが、規模が小さいカルウェイの街を商売の拠点にしようとは思わないらしく、資材の殆どは他の街へと流れる。
多少の店はあるといっても、馬ばっかりで観光名所もない、他の街と比べて品物の質は落ちる、近くにダンジョンはあるが一個ばかりで他の街に行ったほうが実入りがいい等と秀でてる所が馬車便しかないのだ。
それに領主であるデュルフ様も息女であるアンネさんも困っていたそうなのだ。
軍馬の育成や馬車便は国に取って重要なものであるし、この先何十年は大丈夫だと思うが、商売人は未来に残す商売をしないといけないらしい。
そして俺の口から溢れた言葉が「競馬」である。
娯楽というものが殆ど存在しないこの世界には最適だと思ったのだ。
一応ポーカーの様な物は存在するのだが、それも色の付いたカードでやるそうで、トランプという物もない。
アスレチックやスポーツ・・・は殆ど筋トレとして捉えられるし、魔物と戦うことがスポーツみたいなもんだ。サッカーとかも一応はあるらしいが子供の遊びとして周知しているらしい・・・前世では老若男女問わず大人気だったんだけどな。
冒険者をしている者達のストレス発散方法は酒である。これに娯楽が加わるとなれば、一層賑わうこと間違いない。
大人達がこぞって楽しめるもの・・・そこで出てきたのは賭け事である。
この街では馬がいる、そして娯楽・・・賭け事が欲しいとなれば出てくるのは「競馬」一択であろう。
そう思って少しばかり口にすると、恐ろしい形相で食いついてきたのがデュルフ様とアンネさんだ。
「もっと詳しく話して! 馬で一頭を争う?軍馬で戦わせるの?」
「あ・・・いや、あの」
「ここではなんだな。商談で使う部屋がある。最高級の紅茶と菓子を用意しよう。ささ、こっちへ」
強引に腕を引っ張られて別の部屋へと放り込まれた俺達は、椅子に座らされて領主様と対面する。
領主様の目は水を得た魚の様に活き活きとしており、横に座るアンネさんの鼻は金の匂いを嗅ぎつけたんだろうヒクヒクと動いている・・・怖い。
「さて、ケイバというものは何なのか教えてもらえるかな?」
「あー・・・えっと、簡単に言えば馬に競争させて一番にゴールするのがどの馬になるかを予想する賭け事ですね。一頭を争うじゃなくて、一等を争うとって事ですね」
領主様は真剣な眼差しでこちらを見つめる。
貴族としてではなく大商人としての顔とでも言うのだろうか、一言たりとも聞き逃さないという気迫がある。
「一等がその馬かを当てる・・・それだけなの?単純すぎないかしら?」
「それだけじゃなくても他にも色々な方法があるんですよ。それによって配当金なども変わってくるんですよ」
そう、競馬には九種類の馬券がある。
基本的なものは「単勝」「複勝」「枠連」の三つ。それから「馬連」「馬単」「ワイド」「三連単」「三連複」「win5」といった具合だ。
単勝は一着がどの馬かを当てるもの、「複勝」一着から三着までに入る馬を当てるもの、「枠連」一着と二着の枠番号の組み合わせを当てるもの。この三つは初心者でも簡単なものとなっている。
「ワイド」は三着までに入る馬二頭を順番は関係なしに当てるもの、「馬連」は一着と二着に入る馬を順不同で当てるもの。この二つは中級者向けのもの。
「三連複」は着順は関係なく一着から三着にくる三頭を順不同で当てるもの、「馬単」は一着と二着の馬を順番通りに当てるもの。この二つは上級者向けでかなり難しい。
「三連単」は一着から三着の馬を順番通りに当てるもの。これは最上級者向け。
「win5」指定されたレース全ての一等を当てるというもので、これは競馬をする上での夢であろう・・・。
とまぁ、前世で先輩に連れて行って貰った記憶が役に立った。
それに競馬は、ただ単に「賭け事」の枠に収まらない。
馬がブランド化したり、乗っている騎手がブランド化したりもするのだ。
馬がブランド化すれば、その馬を産みだした牧場は有名になり人気になる。それを見た他の牧場を経営する酪農家達は自分達もと馬の育成に意欲が湧くだろう。そうすれば、自然と経済の周りや資材の受け入れが増えるだろう。
この異世界ではSランク冒険者や王国騎士団長といった人たちは半ばアイドル的な存在だという。少し毛色が違うが、騎手もそれに当てはまるかも知れない。
そうなれば、競馬を通して馬だけでなく売れっ子のアイドルが出ることによって、更に人々に火を付ける事ができるというわけだ。
ゆくゆくはグッズとかも出たりしてね・・・ないとは思うけど。
馬を飼って競馬に出場させて報酬を得る「馬主」というものも用意すれば、馬を購入して競馬に出そうとする富裕層増えるはず。つまり増え続ける馬も捌けるということだ。
この異世界を見るに、娯楽はかなり少ないことが分かる。もしも、この競馬が広まれば、この街は競馬が誕生した聖地として人々の注目を集めることができるはずだ。
前世にあったカジノの聖地ラスベガスの様な街になるかもしれない。
治安が悪くなるかもしれないっていうのが一つ不安だったんだけど、ここは「馬車便」が通っているおかげで王国の兵士がよく立ち入るそうだ。そして、この街は他の街よりも衛兵の数が多いらしい。
治安の悪化はそれで抑えられるだろう。
とまぁ、長々と領主様と息女様に語ったわけだけど・・・反応はどうだろう。
対面に座る両者の顔をチラッと伺う、顔からは表情が抜け落ち、目を丸く見開いている。
そして、両者はこちらから視線を外すと肩をワナワナと震わせながら、クゥと唸り声を上げる。
あ・・・やっちまった。そもそも、貴族というものは見栄っ張りであるというのはサテラから聞いた。
貴族にはしっかりと礼儀作法などを尽くして会話をしなくてはいけないし、自分より上の立場に立つ貴族には同じ貴族同士であっても、相手は自分より上だと思わせてはならない。
最悪、紛争にまで発展したケースもあるらしい。
今の自分の発言を見るに、相手のことを鑑みないで相手の悩みを一発で解消してしまう案を出してしまったのだ。
だから浮かれるなとあれほど心に刻み込んでいたというのに・・・これは非常にまずい。
なんとかお詫びをもうs
「「素晴らしい!!!」」
・・・・・・・・・what?
「こんなの凄いにきまってるじゃない!!賭け事とは盲点だったわ・・・まさかそんな使い道もあったなんて思いもつかなかったわ。今まで、暇を持て余した大人達がやる遊びかと思ってたけどまさかそんなことに使えるなんて」
「お前俺の養子に来ないか?馬のブランド、騎手のブランドとはなかなか面白いものだ。私とした事が商人として生きているつもりが貴族という重みに引っ張られていたのであろうな、治安の悪化という文字に怯えていたのやもしれんな」
「これが街に定着して、私達の管理維持に余裕ができたなら、間違いなく莫大な収入が入ってくるわ。観光名所としても栄えるし、自然と冒険者の流入も増えるからほかの商売の活性化にもなる」
「いやはや、この年になって俺も相当鈍ったというところか。まさか、こんな年端もいかない小童に一から教えられるとは思いもしなかった。大人の思考を読み、先の先まで読むとはこれぞまさに商人の頂きではないか!!」
「私の完敗よ!!」
「俺の完敗だ!!」
対面に座っていた両者は身を乗り出し、今や俺の目と鼻の先まで迫ってきている。
サテラは話している内容がイマイチ把握できないのか、首を何度も傾げながらやがてため息を付くと俺の方へと視線を向ける・・・後で説明しようか。
ミリエラは・・・口から魂が抜けかかっている、許容量を超えたんだな。
ユキとキクはうんうんと頷いているが、ほんとに理解してるんだろうか?
領主様とアンネさんはその後も捲し立てるように自分の見解を喋り放つ。
それに気圧されてどんどん後ろに仰け反っていく俺に、まだまだ身を乗り出してくる二人。
「で・・・私達は貴方に何を支払えばいいのかしら?」
しかし、その空気が一瞬にして凍りつく。
アンネさんから冷たい刃を思わせる言葉が漏れる。
「うぇ!? あ、別にそういうのは」
「貴族というのは見栄を張るもの。普通の商人ならば、その言葉を喜々として受け入れるのでしょうけど、私達はそうはいかないのよ。商人でも貴族でもない者から案をタダで貰い受けたなんて広まったら、貴族として舐められかねないもの」
「面倒臭いがそういうことだ」
そう言って両者は机の上から身を引いて、元いた場所に戻る。最初から圧を掛けないでくれ・・・。
ふたりの目には先ほどまでに輝いていた好奇心や希望という言葉の類が消え失せ、商売人としての顔が浮かび上がる。
このスイッチの切り替え様・・・慣れないなぁ。
うーん、別段これといって利益が欲しいわけじゃないんだけどなぁ。
護衛任務中に知り合ったアンネさんが困ってたから、そういえば前世でこういうのがあったよなぁってな感じで言っただけなんだけど。
対面員座る二人としては、何か報酬を渡さなくては示しが付かないってことか・・・。
何でもいいなんて言ったら牧場を貰いかねないし、かといってお金が欲しいなんてそんな失礼なこと言えるわけもない。
地位なんてものも欲しくないし、前世ならともかく就職先なんかもこの異世界ならいらない。
あぁ・・・社会人になっていれば何が妥当な対価かを見定めることができたんだろうけど、俺はしがない大学生なんだよなぁ。
うーん、貴族様に何か失礼が無い頼み事かぁ・・・。
・・・・・・・・・・・・あ。
これなら、いけるんじゃないか!?
この人達なら、話しても大丈夫じゃないかな?
唯、信じてくれるかどうかがわからないんだけど、まぁいけるんじゃないかな?
“ユガ大森林について話しますか? YES/NO”
うわっと!?
不意に来るよねナビちゃんは、最近はこっちから喋りかけても何も話してくれないことが多いのに、この時だけは出てくるよね。
ここで運命の選択が出たってことは、、答え次第ではかなり行先が変わってくるってことなんだよなぁ。
イマイチ実感がないんだけど、直感と組み合わせるといい方向に行く・・・と思う。
で、直感はYESと・・・。
「実は・・・」
俺が考えたのは、ユガ大森林の事だ。
今は取り敢えずこの異世界がどんなものなのかを少しでも知るために旅をしているけど・・・。
ユガ大森林にいる皆をどうするかがまだよくわかってないんだよね。
エルフの族長さんや長老の方々に話を聞いてみると、エルフはかなり人間嫌いだそう。
ユガ大森林にいるエルフ達は世代が代わってから、そういうのはあまりなくなったらしいけど、他のエルフはそうじゃないそうだ。
つまり、人間と仲良くってわけじゃないけれど、どうにかしてあそこを守っていかなくちゃダメなわけだ。
人間と一緒に住むことは旅を通してかなり面倒なことがわかったし、ここで暮らすにはまだまだ知識が足りないこともわかった。
そこでだ、「困ったら力を貸して欲しい」っていう具合で、領主様と息女様には俺の事情を全て話した。
馬車便をしているにあたって、色々な国からの情報が入ってくるはずだし、俺の知らないことや知りたいこと、調べたいことがここでなら手に入るはずだ。
「へぇ・・・やっぱり凄い魔族なんだね」
「うむ。ベヒーモスを倒したというのは聞いていたが、半分信じられなかった自分がいる。しかし、その目からは嘘が感じられんな。わかった、何でも言うがよい」
そういって領主様は契約書を取り出しサインを記入して印を押した。俺とミリエラ、ユキとキクは字が書けないのでサテラにお願いした。
「これで契約は成立した。今後ともよろしく頼むぞ魔族の大商人よ」
「何かあったらいつでもここに来るといいわ。屋敷にはいつもガネッサがいるから」
「大商人じゃなくて冒険者なんだけどなぁ。アンネさんありがとうございます」
そう言って、領主様とアンネさんの二人は自分の世界に入っていってしまった。
その後、サテラから忠告を聞いてヒヤッっとしたが、それ以外は概ね大丈夫との事だった。
これで、ユガ大森林開拓に向けて一歩前進することができた。
そう思っていたんだけどなぁ・・・。
「頼む! お願いだ助けてくれ!!」
カナンに帰ってきた俺達にとんでもない出来事が舞い込んでしまった。
ウェルシュバイン家の護衛が無事に終わったユガ御一行・・・しかし、まだまだ安息は訪れないようです。
何か変なところ、見にくい、誤字だ!などがあればどしどし教えて頂けると嬉しいです。
(言い換えでこういうのがありますよなどが合ったら教えてください。例:取得→習得、思いやる→慮る、聞こえる→耳に届くなど)
感想や活動報告の方にコメント頂けると私の気力になりますので気軽にどうぞ!!
※活動報告がどうやったら見れるのかわからなかったと読者様から聞き及びました。
方法は一番上にある?「作者:砂漠谷」の名前を押していただくと、私は左上に出てきました。
わからないことがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので質問送ってください!!
皆様が快適に読んで下さるよう誠心誠意努力します!