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人間の少女との出会い

アレン視点です。

ボクが彼女を見つけたのは数時間程前だった。

ボクは仕事を部下に放り出して人間界にいる人間を観察していた。


そしたら、今日は人間界のある大きな国でお祭りがあるらしい。

それが気になってずっと違う場所から見ていると1人の少女をみつけた。


その少女は、銀髪に藤色の瞳をした可愛らしい容姿をした幼子だった。何故かボクは彼女を魅入って見ていた。


彼女はベッドから降りて辺りを見回すとあちこちうろうろとして扉の前に立つと扉を開けようとした。だが、扉には鍵が掛かっていたみたいで何かを考え出す仕草をしていた。


そして、ボクが扉の鍵を開けようとすると彼女が魔術を使って扉を開けた。

ボクは信じられなくてもう一度扉と彼女を取り巻く魔力を見たが彼女は分かっていなさそうだった。


人間には、魔術を使えない。厳密に言えば人間にも使えるが魔術を使おうとすると身体が魔力の圧に耐えられずに死んでしまうからだ。なのに、彼女は人間の幼子にして、しかも、無意識に魔術を使ったのだ!


そう考えると、ボクは彼女に興味が出てボクは人間界にボクの分身を飛ばした。


ボクの分身はさっき、彼女がいた場所までつくと彼女を探した。そして、前から困ったような声の独り言が聞こえたので行ってみると先程見た少女がいた。


ボクは見つけた嬉しさにより声をかけてしまった。

そしたら、彼女は驚いたように振り返りボクに正体を聞いて来た。


ここまで、警戒しているのにまっすぐに見つめて正直に聞いて来た彼女にもっと興味がが沸いた。

そして、ボクはついボクが精霊という事を言ってしまった。

彼女は驚いた様子をしながらボクをかわいいねと言ってきた。


正直、ボクも驚いた。普通は、そんな簡単に信じないと思うんだけどな。そして、黙ったボクを見て慌てて訂正して謝って来たから余計に驚いた。でも、2回もかわいいと言われてしまったボクは複雑だ。精霊にだって、性別はある訳だし男のボクとしとは本当に複雑だ!


まあ、ボクとしては彼女の方がかわいいと思うけど.........。

って、ボクはなを考えているんだ!?


と、とにかく、彼女に事情を聞いてみると記憶喪失らしい。

正直、さっきより驚いた。だって、記憶喪失なのに淡々と本当に困った感じにしか思ってなさそうだったから。

普通は、困惑したりすると思うんだけど..........。でも、ボクは実際には記憶喪失にはなった事はないから分からないんだけどね。


けど、彼女は普通ではないと思う!だって、まだ5歳くらいの少女が記憶喪失なのに大人びているんだもん!絶対におかしい!

だから、ボクは彼女が何者なのかに興味を持ち情報を集めて来ると言って飛び出して来た。


情報収集をしている間は彼女の事をずっと考えていた。

そして、数分くらいしてようやく彼女の事が分かって急いで彼女のところに戻った。


そして、ボクは彼女の名前とこの国の名前を伝えた。

そうして、彼女は驚いた顔をしていた。

しばらく、考えるようなポーズをして黙ってしまったから何かマズイ事を言ってしまったかもと思い慌てて様子を聞いた。


そしたら、彼女は笑顔で何でもないと良い改めて挨拶をしてきた。綺麗で洗礼されたお辞儀に一瞬目を奪われた。


そして、ボクは思ったままの感想を伝えると彼女は年相応に笑ってくれた。そうしたら、急にボクの名前を聞いてきた。


ボクは思わず虚しくなった。

ボクには名前がない。それを伝えると彼女はボクに名前をつけると言ってきた。


驚いたし、そう言ってくれる彼女を嬉しく思った。

そう思ったらボクは無意識に彼女に名前をつけてほしいと願っていた自分がいた。


ボクがそう言うと、彼女はボクの名前を真剣に考えてくれた。


「アレンなんてどうかしら?アレキサンドライトと言う宝石があって宝石の王様と言われているの!それで、そこからとってアレン..........。どうかしら?」


初めてもらったボクの名前.........!

ボクはアレンという名前を口に出して何回も呟いた。

そうして、その名前に満足した事を彼女........アイアに伝えるとアイアはボクより嬉しそうに笑ってくれた。


ボクはそれが何よりも嬉しかった!

決めた!ボクはこの子と一緒にいる!絶対に絶対に一緒にいる!アイアが死んだらボクが精霊にして一緒に過ごす!


ボクはそう決意した。

ボクはアイアからもらった初めての名前のプレゼントを大事に心に刻んでいった。

今回は少し短いですがいかがでしたか?

次回も楽しみに!

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