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「やっ、やだっ………も、やめっ………!!」
引き摺られるように連れて来られた部屋に入るなり、
リアムはシェリルにキスの雨を降らす。
抵抗しようと顔をよじらせてもすぐに捕まり、
シェリルは息をするのもままならない状態だ。
「……リアムっ、さま………も、ムリっ。」
「………………。」
苦しくてうっすらと涙を滲ませ始めたシェリルを見て、
リアムはそっと、自身の唇をシェリルの唇から離す。
そのことに安堵して力が抜けてしまったシェリルの体が
次の瞬間、ふわっと宙に浮いた。
「?!」
リアムに抱えられたのだとすぐに気づいたが
力の入らない体では抵抗することも出来ず、
そのままベットまで運ばれ降ろされると
リアムの下に組み敷かれた状態にされる。
「………リ、リアム様?なにを………。」
「んー?
シェリルはそのままおとなしくしてて?
………全部俺がやってあげる。」
自分の体に跨るように乗っかられ、
ブラウスのボタンをプチプチと外されていくのを
あっけにとられ、されるがまま、
ただ黙って見ていたシェリルだったが、
腹あたりまでボタンが外されたころ、
ようやく事態を飲み込み、抵抗を始める。
「ま、待って!!待ってリアム様!!」
シェリルが抵抗を始めた時にはすでにボタンは全部外され
ブラウスの下に着ていたキャミソールの中に、
リアムは手を差し込む。
「ひっ………。」
「シェリルの肌、真っ白でスベスベ。」
「や、やめっ、こしょぐったい………!!」
腹回りをスルスルと撫で続けるリアムの手から逃れようと
シェリルは身を捩らせる。
「………いっぱいつけてあげる、真っ赤なやつ。
消えてもまたすぐにつけてあげるから。」
「な、何言ってっ………!!」
「シェリル色白だから、きっと目立つよね。
………アザなんかより、ずっとエロい。」
「!!!!」
そう言って自分を見つめるリアムの目が、
色気を含んだ妖艶なものに変わったのを
シェリルは見逃さなかった。
いつもの遊び半分な様子ではなく、
本気で自分を"モノ"にしようとしているその雰囲気に
シェリルは戸惑い、視界が涙で歪み始める。
「………………ぅそ、つき。」
「………なに?」
「………リアム様………待つって言ったのにっ………
わたしが、自分から………
愛してるって言えるようになるまでっ、
ま、待つって言ったのに………っ。」
ぽろぽろと涙を流し、小さな嗚咽をあげながら、
シェリルは自分の気持ちを吐露する。
自分の気持ちは
リアムに愛してると口に出して伝えられるところまで
まだ追いついていないのに。
そんなシェリルを見てリアムは、動きを止める。
「シェ、リル………?」
「………っ、………らい。」
「え?」
「………リアム様なんて、大っ嫌い。」
涙でぼろぼろになりながらもシェリルはリアムを睨み、
精一杯の反抗の言葉を口にしたのだった。




