第13話
物語中の時間が1週間一気に飛ぶこともいずれ起きると思います。
では12話目です。どうぞ。
ただいま~。
「おかえりだにゃ」
……いたのか。
「いたのかとは失礼にゃ」
お前は大抵外出てるからなぁ。
家に帰ると迎えてくれたのはエロ猫ことキットだった。こいつは昼夜問わず放浪の旅に出てるから、いつ家にいるかは俺でさえ分からない。
「ところで、あの女の子とはうまくいってるかにゃ?」
学校生活じゃなくていきなり特定の人かよ。うまくもなにも、知り合ってから数日程度だ。別になんともねえよ。そもそもあいつが、俺がいるようなグループにずっと居続けるかは分からんしな。
「せっかくキット様が引きつけておいたのにゃ。しっかりがっちり手元においておくにゃ。じゃにゃいと、キット様みたいにニャーレムは作れにゃいにゃ」
お前みたいな女たらしにはなりたくねえよ。モテるのはいいけど、持つべき、愛すべき彼女は一人でいいんだ!
「だめだにゃあ。男にゃら女を持ってなんぼだにゃ。女が一人だけだと、子孫繁栄出来にゃいにゃ」
人間と猫では違うんだ。変なことしないでくれよ。
「にゃふふ~。今からでも、外を歩いている女子高生に唾つけとくにゃ。康太がモテるようににゃ」
お前の魅了スキルは半端ないから、冗談でもよしてくれよ。
1分間の読書、ありがとうございました。
また明日の18時に会えることを願っています。




