↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短篇集  作者: 猫田たい子
PR
42/47

第42話 ペチュニア

 今朝の新聞に、千葉県富津市(ふっつし)のマザー牧場で見頃を迎えたペチュニアのカラー写真が載っていた。


 ラベンダー色に近い濃いピンク色で、デイヴィッド・ホックニーの絵画のような色合いだった。


「デイヴィッド・ホックニー、この間亡くなったな……」

「なんて?」

 向かいに座って朝食をとっていた妻が、私から新聞を奪ってペチュニアの写真を見た。


「あっ、歯磨き粉や。昨日、買わなあかんかった!」

 歯磨き粉の箱の色は、見頃を迎えたペチュニア色に似ていた。


 妻は買い忘れていた歯磨き粉を思い出して満足そうだった。


 同じ色を見ているのに私はホックニーを思い、妻は歯磨き粉を思い出した。


 夫婦というのは、そういうものなのかもしれない。




2026/08/27

今朝の新聞に載ってた。私はホックニーと歯磨き粉を思った。

The Japan News のタイトルは「Sea of pink」か。

「一面に広がるピンクの花」

「ピンク色の花の海」


粋やね~。


デイヴィッド・ホックニー(David Hockney 1937年7月9日 - 2026年6月11日)

20世紀から21世紀のイギリスの画家

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。