↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短篇集  作者: 猫田たい子
PR
41/48

第41話 人間の束

 主人と天王寺駅で降りた。


 月に一度、私たちは「ぶらり途中下車の旅」を楽しんでいる。


 目の前を歩く若い恋人たちが、あべのハルカスへ入っていった。今時の若者はどんなデートをしているのか気になり、後を追った。


 二人は十六階で降りた。そこには美術館とレストランがあった。

 美術館に入るのかと思ったら、二人はレストランへ入っていった。

 さすがにこれ以上後を追うのは気が引けたので、私たちは美術館に入った。


 開催されていたのは「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」。

 ゴッホだけでなくモネ、ルノワール、セザンヌ、シニャックなども展示されていた。


 私は絵よりも人がどの作品に集まるのかが気になり、人間ウォッチングを始めた。


 一番人が群がっていたのはマネの『アスパラガスの束』。

 今日、美術館で一番大きな「束」は人間だった。




2026/07/23


あべのハルカス美術館の「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち展」に行って来ました。

マネの『アスパラガスの束』が人気でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。