問題について『きょうめい』したい
僕は世界と『きょうめい』した結果
世界の問題について
知ることになった
そうして問題とも『きょうめい』した結果
解決法についても判明したが、
神にこれを教えるつもりはない
交渉の材料になる得るからだ
まあ僕ってもう神様と『きょうめい』
したから心を読まれるのを阻害する方法も知ったし
じゃあ、
交渉のテーブルにつこうか、
神様?
「で、話ってなんだい?普段無口な君からの誘いと言われれば答えない理由はないけど、」
「交渉、したい」
「交渉ねぇ?」
神は今怪しんでいる
まあそれは当然だろう、
眼の前にいる相手は自分と『きょうめい』したことによって考えをほぼ読まれている
つまりは世界の現状について、課題についても知っているということになる
その上での交渉
それはどんな意味を持つのか
自分は心を読む手を失い、
相手は自分を手に取るようにわかる
これほど不利な交渉という名の命令はないだろう
そのうえで神は交渉に乗るか悩んでいる
まあそれはそうだろう、
最悪、世界の命運は今この瞬間にかかっているのかもしれないのだから
「先にそちらの内容を聞かせてもらってからでもいいかい?さすがにそちらのほうにハンデがありすぎる」
そもそもこの交渉に乗ってもらえなかった場合は考えていない
なぜなら交渉に乗らなかった場合世界の運命が悲惨になるかもしれないからだ
だが、それを承知の上でそもそも交渉のテーブルつかなかった場合、最悪僕は、
「...わかった」
「今、世界の問題は、3つある、そのうちの一つは人柱問題、」
人柱問題、
現在世界では人間という種族の繁栄のために何かを犠牲にしてきた
獣としての本能が薄まり知性を得たように
現代社会の発展において知らず知らずのうちに一部の人間は人柱として働き
世界のために消えていった
だが、
もしもそれがなくなった場合?
人間の現代社会での繁栄はなくなるだろう
それを解決する方法
それは人柱を一人、
つまりは僕で未来の分まで働けばいい
そう、それこそ、すべての分まで
僕は『きょうめい』する
「で?人柱問題がなんだって?」
そう神は急かしながら聞いてきた
「解決できる、永遠に」
神は考えていた
なぜこの人間がわざわざ交渉という手段を取ってきたのか
なぜならこの人間は正直言って自分を脅すことのできる立場にいる
なぜなら神、つまりは私と『きょうめい』した結果
相手は自分の手の内を知り対抗しうる上にそのうえで相手の人間は神の力を手に入れているも当然だ、
世界と『きょうめい』したのだ
世界のことについて、
もはや自分よりも相手の人間のほうが理解している
それなら個人で行動したほうが早い
なぜならば相手はもはや神になりうるのだから
「お前一人で解決できるものを、なぜ私に頼るのだ?」
「私、フリー、で、動きたい、だから、あなたに、任せたい」
この子は基本的に、無口、というかカタコトが多い
だから表情から読み取ろうとしたけど、
「...」
表情が動かない、読み取れない、どうすればいいのか、
神である私でさえもこの人間の考えを読み取れない、
どうすればいいのかねぇ
フリーで動きたい、か、
他の世界にでも干渉するつもりかな?
「で?残り2つは?」
「人間同士の争い、消す、」
消す、ねぇ、
神が地上への過干渉は認められていない、が、
この人間の場合は別か、
神の力を手にしたが神ではない、
つまり地上への干渉もできる
人間同士の争い、
消すなど正直言って容易いだろう
ならば、
「あと一つの問題は?」
「資源、問題、や、動物、問題、僕、が、なんとか、する、」
世界と『きょうめい』した人間なら、なにか資源やエネルギーがあるのだろう
「そうか、何を手伝ってほしいんだい?」
交渉という話なら私にも得のある話だろう、
それなら乗るしかない、
「僕が、世界の、問題は、なんとか、してあげるよ、」
「だから何をしろと?」
「だから、その後の、世界の管理、お願い、」
「世界の管理は神として当然の責務だ、世界の問題を解決してくれるなら喜んで引き受けよう」
「でも、一つだけ、約束、して、」
約束?
世界の安定の前にそれは些事だ
「喜んで聞き入れよう!」
「人間、ばかりに、肩入れ、しない、約束」
人間ばかりに肩入れしない、か、
「肝に銘じておこう」
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私が初めて生み出したものは、
世界ではなかった、
自分自身を最強の神とし他の神を生み出した、
そう、自身のためだけに力を使った
創造神たるもの、そういうことは控えるべきだったのだろうと、
今なら思う
自分の周りばかりではなく、世界というもの、
そういう物を生み出したほうが良かったのかもしれない、
だが、他の神達による助力は確かなもので
世界を初めて生み出したときは、とても嬉しかったんだと思う
そして、世界の中に初めて植物や動物を生み出した、
あのときはいろいろな問題が重なり、絶滅させてしまった生物もいた
そんな中、知恵のみで生き残った生物が、いた
火をともし
石を使い
木を使った
そんな様子を観察しているうちに私は人間に肩入れを始めた
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「そう、なら、いい、」
そう無表情の人間は言った
多分今後この子は一度この世界では死ぬだろうが、
魂はこの世界の神界にいると予想できる、
しかも他の世界への干渉できるとなれば、
「君は、他世界へ干渉するつもりかな?」
「そう、じゃない、世界を、作って、遊ぶ、それだけ、」
それだけって、この子はつくづく何を考えてるかわからないなぁ、




