プロローグ編047/【深慎 奏多(ふかしん かなた)サイト0】/憧れの・・・2
【奏多】の【オリモケ】に【場所タイプ】の【ラスラスボス】/【トゥコロクァアレヴァ】の【人気担当】の【巫女】の様な存在、【巫衣姫】である、
【花】の【フュルウァー】、
【鳥】の【ヴァートゥ】、
【風】の【ウィンディ】、
【月】の【ルナムーン】、
の4名ははまりまくった。
はまった当時、
【花】の【フュルウァー】は、
『(トゥコロクァアレヴァ語)ねぇ、見て・・・
これ、本当に面白いわ。
組み上がった物をばらして同じように作り直して見たけど、二度と同じ形にならないの。
正に、1回だけの偶然性で出来る芸術。
これ、何て名前なのかしら?』
と言った。
【鳥】の【ヴァートゥ】は、
『(トゥコロクァアレヴァ語)えっと・・・
【オリモケ】と言うらしいわ。
【オリジナル模型】の略語みたいね。
解説によると、これを考案した人って4人の女性に惚れたんだけど、それをどう表現しても【フィギュア】に出来ない美しさだと思ったらしいわ。
そこで偶然出来るのを期待して、完成させる度に出来かたが異なるこの【新模型】を考え出したらしいわ。
4人の女性って私達だったりして・・・』
と言った。
その通りである。
【奏多】は、
【花】の【フュルウァー】、
【鳥】の【ヴァートゥ】、
【風】の【ウィンディ】、
【月】の【ルナムーン】、
の4人の美しさを再現するために【オリモケ】を考案したのだ。
だが、当然、彼女達はそれを知らない。
【風】の【ウィンディ】は、
『(トゥコロクァアレヴァ語)まさかぁ・・・
そんな訳ないじゃない。
私達、あんまり外に出ないし。
きっと別人の事よ。
でも気になるわね。
これを考案した人って、【花鳥風月】の女の子を再現したいって言っているみたいだけど、私達も【花鳥風月】だからね。
何となく親近感が湧くわね。
私、感動しちゃった。
考案した人のファンになっちゃったわ。
会いたいな・・・』
と言った。
【月】の【ルナムーン】は、
『(トゥコロクァアレヴァ語)あ、それ私が言おうとしてたのに・・・
会ってこれを作った時のエピソードとか聞いて見たいわ・・・
私達が一番のファンですって言いたいわ。
如何に私達がこれを大切に思っているか?
それをこれを考案した人に伝えたい。
作っている工場とか見てみたいわ。
握手とか求めたらしていただけるかしら?
逢えない事はわかっていても会いたい気持ちは強くなるわね。
どんな人だろ?
きっと素敵な人なんだろうなぁ・・・』
と言った。
それはどうだろうか?
彼女達が【奏多】を見たら幻滅するかも知れない。
いや・・・それは無いか?
憧れは盲目にするものである。
彼女達の憧れは【奏多】の魅力に対する地位を跳ね上げている。
どんな姿をしていようとも、
どんなにみっともない真似をしていても、
憧れというフィルタを通した彼女達の目には【奏多】は素敵に映るのだろう。
あくまでも逢えれば・・・の話ではあるが。
逢えるかどうかは彼女達次第。
なぜなら、彼女達は【場所タイプ】の【ラスラスボス】/【トゥコロクァアレヴァ】在中の存在。
【奏多】の方から逢おうとして逢える存在では無いのである。




