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(ファーブラ・フィクタイズム6)【ペルフェクトゥス・ホノル】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編018/【真邪悪】/【陣技/風来】討伐と【シュトゥアイトゥアイ】の影5

 その頃、【真邪悪】/【陣技/風来】は、

『我のコマを倒した者が居る・・・

 誰だ?

 許さん。

 刺客を差し向けろ。

 次はたたみかけて殺せ』

 と【真邪悪】の配下に命令した。

 そこへ、

『駄目じゃないの・・・

 兵を無駄にしちゃ・・・

 私がまた助けてあげるわ・・・』

 と言う声が。

 【シュトゥアイトゥアイ】によって【ゾンビ】の様にされた元キャバ嬢の【朱美】である。

 【真邪悪】/【陣技/風来】は、

『黙って見ておれ。

 今度は上手くやる』

 と言った。

 【朱美】は、

『それがそうも行かないのよね・・・

 【シュトゥアイトゥアイ様】は【彼】が苦しむ事を望んでいるの。

 それが何?

 さっきの体たらくは?

 バカなの?

 大物ぶっちゃっているけど、バカなの?

 ねぇ、バカなの?

 【彼】がいい気になるじゃない、今のは?

 【彼】を喜ばせてどうするの?

 【彼】は苦しませなきゃ。

 苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しませなきゃだめなの。

 良い?

 わかる?

 ねぇ、わかる?

 ホントにわかる?

 ねぇ、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、わかる?、ねぇ、わかってるの?

 喜ばせちゃ駄目なんだよ?

 ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 わかってる?ねぇ、わかってる?

 ねぇ・・・』

 とまくし立てる。

 【真邪悪】/【陣技/風来】は、

『や、やめろ・・・

 やめてくれ・・・』

 と怯えた声で許しを請う。

 【朱美】のしゃべり方が、【シュトゥアイトゥアイ】の狂気性とリンクしている。

 今、【朱美】は【シュトゥアイトゥアイ】の代理として、【真邪悪】/【陣技/風来】に圧をかけている。

 ただの【ゾンビ】に過ぎない【朱美】に対して、【真邪悪】/【陣技/風来】は恐怖を覚えていた。

 【シュトゥアイトゥアイ】は【朱美】に対してただの【ゾンビ】程度の力しか与えていない。

 今の【真邪悪】/【陣技/風来】がその気になれば、【朱美】など瞬時に細切れに出来るだろう。

 だが、【真邪悪】/【陣技/風来】は【朱美】に対して恐怖を覚えている。

 怖いと怯えているのだ。

 それは何故か?

 それはもちろん、【朱美】の後ろに控えている【ラスラスボス】/【シュトゥアイトゥアイ】への恐怖につながっているのだ。

 【朱美】を傷つければ、【真邪悪】/【陣技/風来】は【シュトゥアイトゥアイ】によって【存在ごと消し飛ばされる】だろう。

 それが、わかるから怯えているのだ。

 【シュトゥアイトゥアイ】は、【恭侍】を徐々に嬲って行こうと思っている。

 【恭侍】のレベルに合わせて、【脅威】のレベルも上げていく。

 そう言う嬲り方だ。

 だが、【シュトゥアイトゥアイ】にとって、今の【我妻氏】の襲撃時のバトルはいただけない。

 【恭侍】は全く苦しんでいない。

 それどころか、彼の良い様に戦えて、してやったりと言った感情を持った。

 それは、【シュトゥアイトゥアイ】が望んだ結果ではない。

 彼は苦しんで命からがら勝てないながらも生きながらえた。

 そう言う結果を望んでいたのだ。

 それなのに、まんまと彼に勝ち星を与えてしまった。

 それに対して、【シュトゥアイトゥアイ】は激怒したのだ。

 【朱美】は、

『いい事?

 次は無いと思いなさい。

 次に失敗すれば、貴方の命も無い。

 そう、思いなさい。

 良いわね?

 わかった?

 ねぇ、わかった?

 聞いているの?

 ねぇ、わかった?

 ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ?

 わかってるの?

 ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ?』

 とやはり狂気じみた話し方をする。

 それは【シュトゥアイトゥアイ】の機嫌が直っていないと言う事を意味していた。

 【真邪悪】/【陣技/風来】は、

『わ、わかりました。

 次こそは必ず始末・・・』

 とつぶやいた。

『わかってない・・・』

『え?』

『わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない、わかってない。

 勝っちゃだめなの、【彼】を苦しめるだけ。

 【シュトゥアイトゥアイ様】が言いたいのはそういう事なの?

 ねぇ、わかる?

 ねぇ?』

 と更に脅した。

 もはや恐怖でしかない。

 【真邪悪】/【陣技/風来】は、力なく、

『はい・・・』

 と答えるしか無かった。

 【狂気】が支配する【ヒエラルキー】はここにも存在していたのだった。

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