連携 ギガントの力
「弾切れか、よし」
弾切れを確認したローランドは恐る恐る近づき接近戦を仕掛ける。
「はあっ。俺にだって接近戦は出来るんだぜ。俺はかく乱する、マキシマーは力で勝負するんだ」
「おう!」
ローランドとマキシマーは二人がかりで攻めた。
ローランドの流れるような動きによる蹴り、足払い。
マキシマーの重いパンチ。
ロングホーン・イエティも反応しかねていた。
「ギガント、行け!」
力を溜めたギガントは口から巨大な火の弾を吐き出した。
これがまともに命中した。
のけぞり苦しむロングホーン・イエティ。
しかしまだダウンは奪えない。
「あいつの冷たい体を焼き尽くすほどの火の玉を出すんだ」
「グ、ガア!」
ギガントはさらに熱く大きな火の玉を吐いた。
「ぐ、ガアア」
先程同様悶え苦しむロングホーン・イエティ。
「はっ!」
しかしパンチしたローランドにお返しに重いパンチが入った。
「ぐあ」
追撃をかけようとしたイエティをマキシマーが立ちはだかり全身全霊で止める。
「ぐ」
「グオウ」
マキシマーはひるまずパンチを浴びせる。
さらに剣で切る。
「投げなら効くはずだ!」
マキシマーは渾身の力でイエティを持ち上げ投げた。
ずずんと巨体が倒れる。
そこへギガントが火の玉を撃ち込む。
ギガントは前に出た。
「え?」
「ギッギ」
「俺に任せろと言ってるのか?」
「ギギ」
かくしてギガントとイエティの殴り合いは始まった。
マキシマー以上の重いパンチだった。
「ギ、ガガ」
パンチラリーは続く。
「二人共とんでもないタフさだ。決着が付かないぞ」
「そうだ。あれを使え」
ギガントは力を溜め始めた。
何をしているのかと気に掛けるイエティ。
「ガ、ガガ」
何とギガントの体が百六十パーセントの大きさになった。
「あの技は大きく体を傷つけ寿命さえ縮む」
殴り合いが始まったが今度は明らかにギガントが有利だった。
押しまくるギガント。
持ち上げて投げ、倒れた所に百六十パーセントの火の玉を食らわせた。
なおも起き上がってくるイエティに走りこんで強烈なとび膝蹴りを食らわせ、遂にイエティは倒れた。




