第十四章 治療する敵
尾関の血は、三滴目から床へ落ちなくなった。澪が拳銃を避けるより先に膝をつき、黒い服の裂け目へ掌を押し当てたからだった。指の隙間から溢れた血が、乾いたばかりのスクラブをふたたび濡らしていく。
「銃を置いて」
澪が言うと、尾関は荒い息を鼻から吐き出しながらも、澪の脇腹へ向けた銃口を動かさなかった。
「その手を、離すな」
「だったら置いて」
澪は傷から手を離さなかった。だが、血に濡れた指をわずかに開き、掌へかけていた圧をゆるめる。尾関の服の裂け目から、止まりかけていた赤がふたたび膨らんでいく。
「何してる……」尾関の人差し指が、引き金の輪の中で震えた。
「いま撃ったら、私じゃなくて律に当たる。私を撃てても、あんたの腹を押さえる人間はいなくなる」
澪は尾関を見上げたまま、声を張らなかった。その静けさの方が、銃口よりも律の呼吸を詰まらせる。
「一度しか言わない。銃を、台に置いて」
昇降機の扉は開いたままだった。頭上から伝わってくる爆音が、厚い天井を何枚も隔てた脈のように、三人の足元をたえず揺らしている。尾関の眼が律へ移り、律は動かなかった。左脇腹へ肘を受けた痛みが呼吸のたびに戻り、腕時計は数字の代わりに横棒を並べたままだった。
> 00:30 CORTISOL --.-
尾関は壁際のスイッチを肘で押した。奥の鉄扉が閉まり、昇降機は上へ戻っていく。警察から渡された通信機からは、砂を噛むような雑音しか聞こえてこない。
澪の指の間を抜けた一滴が、床へ落ちる。拳銃が、ステンレスの台へ置かれた。金属同士の短い音が、通信機の雑音を一瞬だけ切り裂く。尾関から二歩、澪から一歩、どちらの手にも届く距離だった。
「服、切るよ。動いたら、ほんとうに開くから」
澪は返事を待たず、膝に抱えてきた小さな救急バッグを開いた。
*
白い照明の下へ入ってから、そこが治療室ではないことが分かった。中央には医療用に見える細い寝台が据えられ、壁際には酸素ボンベ、止血材、点滴用の器具が過不足なく揃っている。だが寝台の両脇には手首と足首を固定する革帯があり、枕元には撮影用のリングライトまでもが用意されていた。流し台の横には消毒薬と並んで、肌色のコンシーラー、腫れを冷やす保冷剤、血のついた衣服を切るための鋏が置かれ、透明なファイルへ収められた紙には、同じ文章が行間を変えて何枚も印刷されている。
《私は、自分の意思で発言を撤回します》
《金銭や暴力による強要はありません》
人を助けるための道具ではない。傷つけたことを、画面の外へ隠すための道具だった。
澪は尾関を寝台へ横向きにさせ、服を切り開いた。弾は背中側から左脇腹へ抜けていて、出口の皮膚は裂け、押し当てたガーゼが短い間隔で赤く染まっていく。
「後ろから撃たれてる」傷を見たまま、澪が言った。「警察じゃない。あの暗闇に入る前から血が出てた。誰にやられたの」
「中だ」
澪の手が止まった。止血材の下で、血だけが脈に合わせて押し返してくる。
「仲間に撃たれて、それでも私たちへ銃を向けたの」
尾関は答えなかった。
「弾は抜けてる。でも、内側まで無事かは分からない。脈も速い。このままじゃ、病院へ着く前に落ちる」
「時間を作れ」
「何分」問い返した尾関の声が、途中でかすれる。
「そんなの、ここでは分からない」
「作れるだけでいい」
「帰る場所があるなら、命令してないで病院へ行け」
「まだ、死ねない」
初めて、尾関の声に命令以外のものが混じった。澪の手が一瞬だけ止まり、すぐに止血材を傷へ重ねて体重をかけると、尾関の肩と首が硬くなる。声こそ漏らさなかったが、拳銃を置いた台へ伸びかけていた右手は、途中で寝台の縁をつかんだだけだった。
律は処置室の外へ眼をやった。開いた引き戸のむこうには、事務所に似た空間がひろがっている。六台のモニター、長机、通信機、番号を貼られた透明箱。壁際のハンガーには、駅員の上着、配送会社のジャンパー、警備員の反射ベスト、白衣が、クリーニング店の商品と同じ間隔で吊るされていた。モニターの一つには《NULL》のフロアと、防火シャッターの前へ集まる警察官の映像が流れ、別の画面では、スーツ姿の女が椅子へ座って原稿を読んでいる。左頬へ塗られたファンデーションの下から、紫色の腫れが透けていた。
『私の発言には、事実と異なる部分がありました。関係者の皆様へ――』
「顎が目立ちます。これで六回目です」ヘッドセットを着けた若い男が、コンビニの蕎麦を箸で持ち上げながら言う。
「照明を一段落として。本人の判断だと分かるところまで撮ればいい」タブレットから眼を上げずに答えた男は、灰色のコートを着ていた。大久保病院裏で白衣の男を刺し、月極駐車場で律の薬を奪ったときと同じ色だった。髪にも服にも乱れはなく、革靴の爪先には、今度は拭き残した血さえない。整った目鼻立ちの奥に、感情の起伏を持たない能面じみた静けさがある。
蘭堂仁だった。
画面の女が、七度目の謝罪を始めている。誰も音量を下げなかった。蘭堂は映像の女ではなく、律が自分を認めた瞬間を見つめていた。薄い笑みを口元へ浮かべ、タブレットを閉じる。
「ようこそ、久世さん。篠宮さんも」
澪の背中が強張った。血に濡れた両手だけは、尾関の傷から動かさない。
「私の名前まで知ってるんだ」
「お二人で来ていただくよう、お願いしましたから」
「お願い?」澪が息だけで笑った。「警察から引き剥がして、銃を突きつけるのを、あんたはそう呼ぶんだ」
蘭堂は言い返さず、処置室へ入って尾関の傷を一度見た。
「処置は、あと八分で結構です。零時五十分に対象二名を分けて搬出します」
「名前で呼んで」澪の声が低くなる。「未明ちゃんと優真くんは、どこ」
「三枝さんはこちらです。弟さんは移送の準備をしています」
「なんで二人を分けるの?」
「姉弟であることは、搬送上の必要条件ではありません」
「あの子たちには必要なの」
蘭堂は返事をせず、律の胸元へ眼を移した。
「回収物を」
律はポーチを押さえた。
「未明さんと優真くんを先に見せてください」
「受け渡しは完了しています」
「こちらは確認していません」
「確認は条件に含まれていません」
蘭堂が二本の指を上げると、入口にいた黒服が律の両腕を背後から押さえつける。左脇腹へ力が加わり、肺の下で何かが潰れたように息が止まった。声を出すより先に膝が折れ、胸元のポーチから証拠袋が抜かれる。
蘭堂は袋を開けなかった。外側に付いた発信器と開封検知タグを小型の鋏で切り離し、蓋の厚い金属箱へ入れる。赤く点滅していた発信器の光が、箱を閉じた瞬間に消えた。
「警察は、ここまでの経路を記録しています」
「地下二階までです」蘭堂は即座に答えた。「この区画は、建物の管理図面にもありません」
証拠袋の上から携帯型の読取機を当てると、短い電子音のあと、画面へ識別番号が表示される。蘭堂はそれをタブレットへ入力し、壁際の保冷庫を開けた。白い冷気の奥には、同じ太さの円筒が十数本並んでいる。容器の形は律のカートリッジと似ていたが、ラベルの色も、印字された治験番号も異なっていた。二重に貼られたラベルの下から、別の患者番号が透けているものもある。
「ここは、薬の回収所ですか」
蘭堂は証拠袋を空いた棚へ置いた。
「情報の回収所です。薬も、人も、情報が付いているあいだは値段がつきます」
事務所で、短い着信音が鳴った。蕎麦を食べていた若い男が箸を置き、ヘッドセットのマイクを口元へ下ろす。
「はい。先生、お待たせしました。本人の署名は今夜中に取れます。撤回映像と診断書は、明朝までに」
モニターの女が八度目の原稿を読み始める。口元だけ笑うよう指示され、切れた唇を引き上げると、紫色の腫れが照明で薄くなり、代わりに眼の下の涙だけが光った。
「示談金は別会社から振り込みます。はい。被害届の取り下げも同じ日付で」
若い男は通話を切ると、何事もなかったように蕎麦をすすった。
蘭堂が机へ置いたタブレットには、料金表とは別の工程表が開いていた。律からは上下が逆だったが、事故調査で崩れた帳票を読みつづけてきた眼には、役割欄の文字がそれでも読み取れた。
《案件 K-441/企業役員・傷害》
《紹介経路 国会議員政策担当秘書》
《法務 刑事事件担当弁護士》
《捜査助言 元検事》
《医療評価 協力医》
《完了条件 供述撤回/示談成立/被害届取下げ》
人名は一つもない。肩書と記号だけが、一人の女を殴った夜を、朝までに合法な書類へ変える順番で並んでいた。
「政治家も、弁護士も、検察も、この会社を使っているんですか」
律がたずねると、蘭堂は工程表を伏せなかった。
「職業を並べると、陰謀に聞こえますね」
「違うんですか」
「政策担当秘書は、困っている後援者へ相談先を紹介した。弁護士は示談書を作る。元検事は、どの資料が刑事手続で重く扱われるか助言する。医師は、診察した患者について診断書を書く」蘭堂は、画面の女へ一度だけ眼を向けた。「皆さん、ご自分の仕事をしているだけです。請求書にも、その仕事しか書かれません」
「それを、私に見せていいんですか」
「見せたという記録は、どこにもありません」
「その人を殴って、発言を撤回させたことは」
リングライトが一度消えた。暗くなった画面の中で、女は笑顔をやめ、唇の傷を押さえる。照明が戻ると、すぐに手を膝へ戻した。
「その記録は、ありません」
律の背中を、黒服の掌が押さえつづけている。息を吸うたび、左脇腹の痛みが一段ずつ上がった。
「警察にも、あなた方の人間がいるんですか」
「買う必要がありません」蘭堂は、証拠袋を入れた保冷庫の扉を閉めた。「警察は、出された証拠と供述で動く。検察官は、揃った記録を読み、手続に従って判断する。私たちは、その前にあるものを整えているだけです」
「そのために、あの映像を撮ってる」澪の声だった。尾関の傷へ手を当てたまま、モニターを睨んでいる。
「本人が自分で撤回した映像です。弁護士は署名を確認できる。医師は、強いストレス下で記憶が混乱していたと書ける。担当者の机へ届く頃には、暴力ではなく、本人の意思と専門家の書類しか残っていません」
「全部、つながってるじゃない」
「いいえ」蘭堂が答えるまで、蕎麦をすする音が二度した。「つながらないように、分けてあるんです」
律は、医療機器事故の報告書を思い出した。部品会社は仕様どおり、病院は手順どおり、法務は契約どおりと書き、死んだ患者だけが、すべての書類の外へ落ちた。眼の前にあるのは裏社会の名簿ではない。地上にある名刺、資格、印鑑を、互いに触れさせないよう地下で配線した工程表だった。
蘭堂が画面を切り替える。
《対象者二名/移送・同意取得 680,000》
《試験薬個体回収 4,800,000》
《配信沈静化 320,000》
未明と優真を合わせた金額より、薬一本の方が七倍以上高かった。
「人間より、薬の方が高いんですね」
蘭堂の薄い笑みが消えた。
「人には代替がいます。ロットを指定された薬にはない」
言い終えるより先に、尾関のスマートフォンが床で震えた。伏せていた画面が点灯し、《共有アラート 低血糖 62》の文字が浮かぶ。小さな子どもの横顔を使った丸いアイコンが、赤い数字の隣に表示されていた。
尾関の顔が動いた。傷へ止血材を押し当てられたときにも変わらなかった眼が、スマートフォンへ向く。右手を伸ばそうとして、脇腹から新しい血が滲んだ。
澪が端末を拾い、尾関の手元へ置く。
「その子の数字には、そんな顔するんだ」
尾関はアラートを止めた。画面が暗くなっても、親指だけが同じ場所に残っている。
「薬と数字に守られてる子がいるのに、未明ちゃんと優真くんは『対象』で運ぶんだね」
尾関の顎が硬くなった。
「俺は、そう呼んでない」
蘭堂が、小さく息を吐いた。
「だから、あなたは手順を外す。対象Bは、零時二十分に先行搬出の予定でした」
「意識が落ちた」尾関が言った。
「鎮静しただけです。搬出に必要な量でした」
「呼吸が止まりかけた」
「戻ったでしょう。それで、何が問題ですか」
尾関の右手が、ステンレス台の拳銃へ半分ほど伸びる。蘭堂の左右にいる黒服が動き、澪は傷へ当てていた掌へさらに力を加えた。
「動かないで。開く」
尾関の呼吸が、歯の間で止まった。誰も拳銃へ触れなかった。優真を姉から離して運ぶ手順を、尾関は止めた。その代価が、背中から入った一発だった。
腕時計が震える。
> 00:37 CORTISOL 8.2
数字は戻ったが、安全が戻ったわけではない。律の指先には、さきほどより深い冷えがあり、ポーチを奪われた腕を下ろす動きが、自分の考えより半拍遅れた。
澪が表示を見た。
「薬を返して」
「回収物です」
「律の薬です」
「あなた方が選んで持参した時点で、引き渡しは成立しています」
「返さないなら、この処置を止める」
澪の両手は尾関の傷を圧迫したままだった。血に濡れた親指だけが、創部の縁から離れかけている。止めるつもりがないことを、律は知っていた。それでも蘭堂が知らない可能性へ賭けた声だった。
「どうぞ」
返答に、澪の眼が上がる。
「篠宮さんが手を離した時刻も、こちらで記録します。ご本人の判断だと分かる形で」
処置室の隅で、リングライトの待機灯が赤く点いた。澪の親指が止まる。
「……最低だね、あんた」
「尾関は今夜の業務から外れています。動けない実働員へ、これ以上の費用はかけません」
尾関は蘭堂を見なかった。暗くなったスマートフォンを、血のついた指で握っている。共有アラートを受け取る相手のもとへ帰れるかどうかを、組織はすでに計算から外していた。
「死なせた方が、高くつきます」律が言うと、蘭堂の眼が向いた。
「何が残りますか」
「遺体です」
黒服の手が、律の肩へ食い込んだ。左脇腹の奥で痛みが弾け、次の息が入ってこない。律はそれが戻るまで待った。蘭堂も急かさなかった。
「この建物は警察に囲まれている。入口で撮影された尾関さんが、銃創のある遺体で見つかれば、弾道、血痕、指紋、映像が一つにつながる。人を消す時間も、床を替える時間もありません」
「脅しですか」
「違います」律は浅い息を一度吐き、蘭堂がさきほど見せた工程表へ眼を移した。「あなたが一番嫌うものです。分けられない記録を残した場合の、損失の計算です」
天井のむこうで、低音とは違う衝撃がした。金属を工具で叩く、間隔の揃わない音――警察が防火シャッターへ手をかけている。蘭堂は天井を見たあと、尾関の傷、保冷庫、律の腕時計を順に見た。
「三分です」
「五分だ」尾関が言った。
「あなたに決定権はありません」
「五分なら、俺が二人を押さえる」
蘭堂は黙った。尾関を切り捨てれば、律と澪を押さえる人間も一人減る。価値を失ったはずの実働員が、自分の残り時間を交渉材料へ変えていた。
「五分差し上げましょう」蘭堂は尾関のスマートフォンへ眼を落とす。「その後、立てなければ、あなたもここへ残します」
黒服が律から手を離し、蘭堂とともに事務所へ戻っていった。澪が息を吐き、処置を再開する。尾関は眼を閉じなかった。
*
> 00:42 CORTISOL 7.9
治療域を下回った。律のこめかみには冷たい汗が浮き、遠くのモニターに並ぶ文字が、焦点を合わせるたびにわずかに遅れて止まる。
蘭堂が置いたタブレットへ、新しい通知が表示された。
《案件条件変更 承認済》
律は机へ近づいた。黒服の一人が肩を押したが、尾関が寝台から声を出す。
「五分だ」
黒服の手が離れた。画面には、さきほどの料金表とは別の記録が開いている。
《契約者 三枝未明》
《履行条件 久世律/選択薬剤一本の引き渡し》
《対価 三枝優真の解放》
《承認方式 音声/左拇印》
《状態 受領済》
「いつ、取ったんですか」律の声は、自分の耳へ届くまでに時間がかかった。
蘭堂は事務所から戻り、画面を閉じなかった。
「三枝さんが、あなたをここへ連れてくる条件を受け入れたときです」
「強要はありません、とでも書くんですか」
「選択肢を提示し、本人が選び、記録を残す。それが灰庭の仕事です」
「銃で囲んで、弟を人質にしても?」
「選ばない自由は残しています」
「それを、自由って言わない」澪の声に、蘭堂が顔を向けた。
「記録には、自由と残ります」
律は壁のモニターを見た。八度目の撤回を終えた女へ、職員が笑顔の作り方を指示している。別の机では、誰かの運転免許証から顔写真だけが切り出され、別名義のカードへ配置されていた。透明箱の中には、持ち主の違うスマートフォンが十数台並んでいる。
暴力の跡を消し、選択だけを残す。依頼人は、本人が決めたと言える。実行した者は、命令していないと言える。最後には、傷つけられた人間だけが、自分で選んだ記録を背負わされる。
蘭堂の言葉は思想ではなかった。商品だった。
腕時計が、もう一度震える。
> 00:47 CORTISOL 7.7
処置室の奥で錠が外れた。黒い扉から、未明が入ってくる。右手は厚いガーゼに包まれ、左手首には切られた結束帯が残っていた。頬にはまだ新しい打撲の痕らしい青みが薄く残り、顔色は蛍光灯の下でいっそう白く見える。律の顔を見るより先に、タブレットの契約記録へ眼を落とした。
「未明ちゃん」澪が呼んだ。尾関の傷を押さえる手は動かせず、肩だけが扉の方へ揺れる。
「未明さん」律が呼ぶと、未明の眼が一度だけ上がり、すぐに逸れた。
「優真くんは」
未明の唇が震えた。答える前に息を吸ったが、喉の奥で引っかかり、細い音だけが漏れる。
「出すって……言われた」
「どこへ」
「知らない。まだ、見てない」
未明は包帯の手を胸へ抱えた。ガーゼの下から滲んだ血が、白い布の中央へ新しい点をつくる。蘭堂は急かさなかった。未明が自分で言葉を選ぶ瞬間まで待ち、その沈黙ごと記録に残そうとしていた。
未明はようやく律を見た。
「……あたしが、あんたをここへ売った」




