ベテルギウスの火炎　２　After the God loosened the Bands of Orion ２　霊剣奇譚８

ベテルギウスの火炎によって、地上が焼かれた後の大地
　ジョナとアンヘルの助力によって、王女ナデジダは太平洋王国の女王となった。だが、その戴冠式には、ジョナの知らないニカラグアの谷からの神官たちが来ていた。そして太平洋王国は、ニカラグアの谷に伝えられた最高神(デーヴ)の名によって成立が宣言された。だが、神官たちはどこから来たのか。それは、ジョナにはもちろん女王やアンヘルも知らないninevehiclesという謎の宗教都市だった。
　さて、証人のはずのジョナは、もう一人の証人ナナや啓典の主を裏切り続けた。、それが招いたのは彼が愛したアンヘルの死と、かれのすべてだった現生人類の世界の壊滅だった。またしても、啓典の主による最後の審判の終局が遅れる事態になりかねなかった。
　これらを招いたのは、確かに確かにベラと名乗る大魔アザゼルだった。これらのことが起きてもジョナは悟らないまま、怒りをニネベとおのれとに怒りをぶつけた。それでも、彼を選び続け期待し続ける啓典の主の選びは揺るがず、ナナとともに、人類の最後の『悔い改めの機会』となる『逃れの街』としてニネベの再建に成功するのだった。これにより、時は、最後の審判へと動き始めていた。。