十一話『ひと段落と災厄の予兆』
◆ノワール・ブランシュ視点◆
「……ぐす。ほんとうに、よかったのだ」
まだ涙目だけれども、なんとかノエルが落ち着きを取り戻してくれた。
これなら今後の話もできると思い、時刻が昼前なこともあって、俺はアルフォンス兄上から与えられた指示についてノエルにも情報共有をすることに。
「……それで、ノエル? 兄上から聞いているかな? 今回みたいなことがまた起こらないように、俺に――」
「魔力の制御をレクチャーしてほしい」、と、俺は言おうとした。魔力暴走を起こさないようにするためには、俺自身が魔力の制御に習熟すればいいのだからと、そんな話である。
しかし。
「――ノワール」
……。
なんだろう。ついさっきまで泣いていて、そのせいで少しだけ掠れてもいる声のはずなのに。
……ものすごく、逆らいがたい〝なにか〟を感じる。
「殿下から話は聞いている。言われなくてもそのつもりだが」
「……え、あ、うん。そ、それなら話は早い、早速……」
「――「早速」?」
一際強く、ノエルの声がその場に響いた。
そして俺は唐突に悟る。
先の一瞬で、なぜか彼女の怒りゲージが天井を突き抜けたらしい、ということを。
――つまりノエルさん、なんかめちゃくちゃ怒ってる。
「……の、ノエル……?」
「ノワール。もう一度、君がこれからどうしたいのか、言えるものなら、私に言ってみるといい。なに、怒ったりはしないから」
ニコリ。
ノエルが、痛々しく泣き腫らした目元のまま、本当にニコリと綺麗に笑って言った。
――とても、恐ろしい笑顔だった。
「……あ、あの、ノエル?」
「なんだ?」
優しい、優しい問いかけだった。
言い淀む俺を気遣うように、促すように、ノエルは満面の笑顔で聞き返してくる。
――有無を言わせない〝なにか〟は、この問いかけからも感じた。
ほとんど無意識で、自動的に俺の口が動く。
「……れ、練習は、早い方がいい、よね? だから、さ、早速……制御の練習、始めたい、です……」
「――――」
ニッコリ。
ノエルの笑みが深まり――底冷えするような、それはそれは恐ろしい声で彼女は言う。
「――さっきまで意識のなかった病人が、なにを言っているんだ?」
「……は、はひ……ごめんなさい……」
とても力強く響く、有無を言わせないノエルの声とは裏腹に……俺の声は、生まれたての子鹿よりも震えていた。
夢の中や、痛みと不快感の中で聞いたノエルの声は、とても安心できるものだったのに。
「わかってくれて嬉しいぞ、ノワール。あまりものわかりが悪いようなら、私も少し乱暴な手段をとらなければならないところだった」
――今のノエルの声には、ただただ恐怖を覚えた。
◇
時刻はお昼前。目が覚めた俺を引き連れて帰宅し、今日は夫婦で療養をする日に決めたと言い張るノエル。彼女に逆らえない俺は、もちろん異論など言えるわけがない。
なんでも、魔力暴走の折に俺の魔力を使ってノエルが魔法を施してくれたらしく、その魔法の効力が続いている間ならば再発することもないそうだ。
どんな魔法を使ったのだろう、とか、そもそも他人の魔力で魔法が使えるのか、など、気になる点はあれども。それはとりあえず、これから俺が魔力の制御を学ぶ過程で知っていけばいい。
――今日はひとまず、ノエルと家でイチャイチャできる日なのだ。
そう考えよう。その方が幸せだ。
「――ノエル、そこまで過保護にならなくてもいいから」
「……ほんとうか? ほんとうに大丈夫なのか?」
ノエルの怒りは、あまり長くは続かなかった。というか、そもそもが心配に端を発する怒りである。
安静にすることもなくいつも通りに行動する俺の後をついてきて、ノエルはなにかと世話を焼いてくる。本来その役目に就くはずの付き人を押し退けているので、微妙に彼女も困り顔だ。
そんなノエルに気を使って、俺は食事とお手洗い以外は寝室から出ることを控えることに。精霊たちはいなかったけれども、ノエルがいてくれたので話し相手には困らなかった。
やんわり軟禁状態で、緩やかに時間は過ぎていって――その日の夜。
「さあ、早く寝よう、ノワール」
やけに急かしてくるノエルによってベッドに押し込められ、俺たち夫婦の就寝の時間がやってきた。
なんだかノエル、妙にワクワクしているような、ソワソワしているような。……そんなに寝るのが楽しみだったのだろうか?
疑問は直接ノエルにぶつけてみる。
「……ノエル、どうしたんだい? 寝るの、楽しみだった?」
「ん、あぁ。楽しみだった……というかだな」
ベッドに並んで寝転がり、俺はノエルの方を向いて楽な姿勢に。ノエルはそこまで言って言葉を止め――なぜか、大胆にこちらへ距離を詰めてくる。
ノエルの顔が俺の首元に来るような形で、彼女の手は俺の腰に回される。さり気なく、けれど強引に俺の腕が持っていかれ、強制的に腕枕もやらされた。
ノエルが至近距離から俺の顔を見上げ、上機嫌に微笑みながら口を開く。
「――君と寝るのが楽しみだったんだ。一昨日の夜に、君と寄り添って眠る幸せを知ったばかりなんだぞ? ゆうべは寂しかった」
……こ、これは。
とてもとても、ノエルが可愛い。
どれぐらい可愛いかと言えば、それはもう俺の理性が吹っ飛びそうになるほどに。
「私にいろんなことを教えた責任はとってもらいたいものだな。これから毎晩、寝る時はこうして抱きしめてくれ」
上機嫌なノエル、口数がいつもより多い。よくわからない理由でわがままも言い出して、なんだかノエルじゃないみたいだ。
初めの頃は警戒されて、よそよそしかったノエル。それが今や、見違えるほどデレデレである。
――そういえば、こんな風にノエルから大胆なスキンシップをされることは、今までなかったのではないか。
「……あの、ノエル?」
「ん、なんだ? ノワール」
それにそういえば、俺が魔力暴走で倒れていた時、ぼんやりとだが意識はあったのだが。その最後にノエルの声が聞こえて、その時のノエルは俺のことを思いっきり「愛しいあなた」とか言ってなかったか。
「……俺のこと、好きに、なってくれたかな? その、あんまりかっこいいところとか、見せられなかったと思うんだけど……」
――ノエルは、俺のことが好きなのだろうか?
それが不思議になって、不安になって。こんなことをしてくれているのだから、と思うけれども、やはり明確に言葉で言ってほしかったから。
だから、言っている最中に自信がなくなってきたけれど、俺はノエルに聞いてみた。
ノエルは、
「……? ノワールはいつもかっこいいぞ? 見せられなかったなんて、そんなことないだろう」
見当違いに、首を傾げた。
……嬉しい話ではある。しかし求めた答えはそれじゃない。あと恥ずかしいので、「なんでそんな当たり前のことを聞くんだ?」みたいなきょとん顔やめてください。
意を決して、俺はノエルに再び問いかける。
「そ、そうじゃなくて。ノエルは、俺のこと……好き、かな?」
「――――」
ノエルが固まる。大胆なスキンシップをしても赤くならなかった顔が、今度ははっきり紅潮していった。
「あー」や「うー」と、羞恥心を紛らわせるためか、何度か唸った末に。
ノエルは、俺の欲しかった答えをくれた。
「……好き、だぞ。当たり前だ。……き、君みたいに魅力的な人がいて、好きにならないわけがないだろう。悪いか」
極めて小声で、されどきちんと言葉にしてくれて。直後に恥ずかしさを揉み消すための照れ隠しを、不貞腐れ気味にぶちかましてくる。
そんなノエルが可愛くて、もらった言葉が嬉しくて、俺は衝動的に彼女を抱きしめた。
「……ありがとう。俺もノエルが大好きだ」
「う、うむ。……わ、私も大好きだ」
小声で同じ言葉を返してくれたノエルは、更に小声で「……こ、言葉にするのは恥ずかしいな……」と続ける。
「……ノエル、キスしたい」
あまりにもノエルが可愛いので、ほとんど衝動的に俺は呟いた。ノエルは赤面具合を酷くして、再び「あー」や「うー」と唸り、やがて控えめにコクンと頷く。
次の瞬間に俺が唇を奪うと、ノエルが驚いて身を固くした。しかし数瞬の後に硬直も解け、ぎこちなくはあるものの抱擁を返してくれる。
息継ぎのために一度離れてから、俺はノエルの上に覆いかぶさるように体勢を変えた。
「ごめん、我慢できそうにない」
「っ……う、うむ」
その体勢と、続く俺の言葉で、これからなにをするかを察したノエル。ガチガチに緊張しながらも、ここでも頷いてくれた。
恥ずかしそうで、躊躇う気配もあるけれども。初めての夜のように忌避感を覚えたような仕草はなく、どちらかといえば満更でもないような雰囲気。
……正直自信はないけれども、なるたけ優しくしよう。
――その思考を最後に、俺は本能への抵抗を緩めた。
◇
それから、二週間ほどが経った。
魔法の教育をきちんと受け、精霊に似た魔力を持っているということで精霊魔法使いにも監修してもらいながら、二週間の鍛錬。俺は自分の魔力を、かなり正確に扱えるようになってきている。
――魔法というのは、一般的には、〝術者のイメージの具現化〟らしい。
魔力を身体の外に放出しながら、その魔力を望む形に変形・変質させ、〝魔力そのものを結果にする〟ことで魔法とする。
定義としては、「過程や理屈をすっ飛ばし、結果のみをその場に発現させる技術、または現象」。それが魔法と呼ばれるものだそうだ。
一般的には、魔力を用いて行う〝術者のイメージの投射〟を魔法と呼ぶが、あくまで定義は前述の通り。救世主が持つ力も、定義だけなら魔法とされるらしい。
その救世主も、生まれつきのタイプと後天的に至るタイプと別れてきて、それぞれの定義や意味もあるのだが……長くなるのでここでは割愛しよう。
ともかく、俺は魔法をだいぶ扱えるようになってきた、ということが重要だ。
「……むー」
場所は、王都の外壁近くの郊外。万が一魔法が暴発しても問題ない場所にて、ノエルの監視付きで俺は魔法を発現しようとしていた。
身体の中に存在する〝それ〟を動かし、身体の外に出しながらイメージによって形を変える……これが案外、簡単にできるものなのだ。
「……むむむ」
「ん、合格だ。それをそのまま維持してみろ」
空中に浮かぶ火の玉をイメージし、魔力を火の玉に変化させて望む場所に投射。そのイメージを維持しながら、常時魔力を一定量注ぎ続けて保持する。
今行っているのはその練習だ。
十秒。
三十秒。
……たぶん、一分くらい。
「……よし、そこまで。いいぞ、全く問題がない」
ノエルの声に従って魔法を解除し、嫌に手応えのないそれに俺は首を傾げた。
「……魔法ってこんなに簡単なのかい?」
そう、魔法というヤツは割かし簡単だったのだ。
――体内の魔力を感知し、それを操作し、イメージを与える。
この工程で魔法を行使するのだが、俺にとって難しかったのはその一つ目のみだった。
なまじ、地球で慣れ親しんだ感覚と今の肉体が大差ないからこその苦労だったのだろう。魔力などという、未知のエネルギーを感覚的に捉えるのは難しい。
けれどもそれさえクリアしてしまえば、思い通りに動くわイメージは問題ないわで、第一歩が大変だっただけに拍子抜けである。
「……ノワール、他の人の前でそれを言ってはいけないからな?」
が、ノエルからそんな風に忠告されてしまった。
なんだろう、今の発言は皮肉か嫌味な意味になってしまうのだろうか。これが天才故の所感だったりすれば、確かに嫌味になってしまう。
「えっと……俺って才能あるのかな?」
「ああ、ものすごくある」
――魔法というのは、天性の才能がものを言う分野である。
魔力の感知・操作・イメージの三つの工程だけだと言いはするものの、そもその三つ全てが感覚に寄ったものだ。できる人はどうしてかできてしまう、感性が多分に影響する要素なのである。
そんなもののみで構成された魔法技術に、才能が関わるのは当たり前とも言えた。
「ノワールの才能は本当にすごいぞ。きちんと戦える魔法を考えれば、今でも飛竜くらいなら倒せるんじゃないのか? きちんと鍛錬を積めば、救世主にもなれるだろうな」
と、現役救世主からのお墨付きももらえた。そんなお墨付きはまだまだ続く。
「それに君の魔力は精霊のものと似ている。つまり、私の精霊魔法と同じ性質を、不完全なものだろうが持っているということだ。本来魔力はなにも性質を持たないが、君の場合は魔力の段階からそれを持つ。そこに魔法という形を乗せられるのだから、もしかしたら私にも並び立てる救世主になるかもしれないな」
……なんて、聞き捨てならないことを聞いた。
「……ノエルに、並び立てる?」
「? ああ、私の精霊魔法と君の魔力は似ているからな。それに、君のいた世界にはここにはないものがあるのだろう? その知識を元に魔法を作れば、私より優れた救世主になるかもしれないくらいだ」
「…………」
俺が食いついたことに不思議そうな顔をしながら、ノエルはそう説明してくれた。やはり、その内容にはとても心惹かれる。
――ノエルは現役の救世主であり、人類最強とまで呼ばれている。
対する俺は、今まで魔法を知らず護身術も使えない、立場だけはある貧弱野郎だった。
――つまり今までは、俺がノエルに守ってもらう、というのが最適だったのだ。
それは非常に頂けない。お嫁さんに守ってもらうなんて、男の子としてありえない。というかそういう男の見栄を抜きにしても、ノエルを矢面に立たせるのは普通に嫌だ。傷つくのはノエルでなく俺であるべきなのだから。
――地力で、ノエルに並び立てるかもしれない。そこに魔法の工夫を重ねれば、ノエルを超えられるかもしれない。
魔法を鍛錬していけば、俺がノエルを守れるようになる。それならば、あとはもう言うまでもない。
「――ノエル、俺決めた」
「えっ、なんだ急に」
……怪訝な顔になるノエルとの温度差でちょっと挫けそうになりながらも、俺は決意を表明した。
「俺が、ノエルを守る。妻を守るのは、夫として当たり前のことだからね」
「え」
まっすぐノエルを見つめながら、俺はそう言いきる。ノエルは一文字だけ放って、そのまま顔を赤くした。
もっと前ならば、ノエルはこれだけでなにも言えなくなっていたりしたのだが。最近のノエルは俺のド直球なそれに慣れてきたのか、照れはしても平静を装えるようになってきている。
「……き、君はまたすぐそういうことを言うっ。ほら、練習を続けるぞ」
照れ隠しに語気を強め、ノエルは話を有耶無耶にした。俺は可愛い反応に頬を緩めながら素直に従い、再び意識を身体の内に集中するのだった。
◇
――その日の翌日。
ちょうどよく、俺もノエルも手が空いている日のことだった。たまに訪れるフラムやエルブも顔を見せており、フラムは以前のようにノエルの左肩にいる……言わば、〝精霊魔法使いとしての準備がたまたま整っている〟日だった。
朝、目が覚めて。朝食を食べ、いざ特務小隊の詰所へ出勤――そのタイミングで。
礼服を着込んだ、目を離すとすぐに顔を忘れてしまいそうになるほど印象の薄い男が、家の前に立っていたのを見つけた。
「……ん」
その男を見た時、ノエルが眉をひそめ、彼女にしては珍しい〝嫌な顔〟を見せる。
その理由は、よくわからないまま示された。
「……すまないノワール。少し厄介事だ」
「え?」
「詳細はわからないんだがな。……あの男に聞いてみないと」
状況が飲み込めない俺を残し、ノエルは足早に件の男の前に向かう。慌ててついて行く俺を無視して、その男とノエルは話し始めた。
「私に用があると取っていいんだな?」
「はい。足はこちらで用意しております」
――妙に、言葉の足りない会話だった。
まるで、お互いなにを要求しているのかを、事前に示し合わせていたかのように。
「ま、待って、ノエル。これは――」
「救世主としての仕事だ。……すまない、説明している時間はなさそうだ」
救世主としての仕事。
それは誰から持ち込まれたものだとか、つまり魔王でも出たのかとか、その割には騒ぎになっていないとか……言いたいこと、聞きたいことは山ほどあった。
――しかし俺は、つい昨日決めたばかりのことを、もう反故にするなどできはしない。
「なら、俺も行く」
「なっ……の、ノワール、これは本当に危ないんだ! 救世主でもない君がついてきたら――い、いや」
……足手まといになる、と。
ノエルは気を使って言葉を途中で止めてくれたが、言わんとしたことはしっかり俺に伝わった。ノエルが、「足手まといがいるのは面倒だ」という悪感情など持っておらず、純粋に俺の身を案じてくれたのだということも。
……そう言われてしまうと、覚悟を決めたことでも二の足を踏む。けれどもそんな俺たちに、鶴の一声が件の男から。
「ノワール様におかれましても、ご同行願えればと思っております」
――急に言い出したことながら、しっかり俺たちは対応できるだけの暇を持っている。そのことを見越して今日ここに来たのだという気がして、この男のことを薄意味悪く思ってしまった。
しかし、薄気味悪くとも知ったことか。願ってもない申し出であり、この場ではノエルへ対抗するための味方を得たようなもの。
――それでも反対すると思いきや、ノエルは男の言葉で意見を引っ込める。そして苦々しく顔を歪めながらも、念押しをするように男へ確認した。
「……それは、予言者が言っていたのだと思っていいのだな?」
「はい」
短いやり取り。どうやらこれは予言者とやらが仕組んだことらしいと、その会話から推察できる。
――予言者。未来を視る目を持った救世主、だったか。だからこんなに、ご都合主義のように都合のいい環境が整っているのか。
その予言者が言っていたのなら、つまり今回の戦いに、俺が必要だということで。
そんな予見をして、勝てるよう〝仕組まれて〟から魔王との戦いに臨むのは……。
……やはり、薄気味悪かった。
「……わかった。ノワール、行こう」
「うん」
俺も短く応じて、男が案内した先に停まっていた馬車にノエルと共に乗り込む。王都を出た馬車は、何処かへ向かっていった。
「……行先は? それと、今回はどんな用件だ?」
馬車の中。俺とノエルの向かいに座る件の男に、ノエルが問いかける。この移動中の時間を使い、これからの戦いについての情報収集をするのだろう。
未来を視る予言者の使いだ、さぞや有益な情報を持っていると見た。
――件の男は、先ほどと変わらず丁寧な口調で、それを口にする。
「トリア山脈、そこにある亜竜の巣へ、本日の昼過ぎの時刻に、異なる世界から災厄が訪れます。お二人には、それによって巣を追い出された亜竜の鎮圧、並びに――」
――現れた災厄、〝悪食〟の討伐を、お願い致します。




