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オリジン・シード  作者: 草間
宇宙監獄要塞~スペース・マリーン3378~
21/56

第二章 登場人物紹介と用語等

引き続き第二章でも別に読まなくても大丈夫です。


重要なことがあるとすれば、宇宙海軍ロイヤル・ネイビーの女性と宇宙海兵隊スペース・マリーンの女性では体つきが違います。後者のほうが筋肉質です。


南部健吾ナンブ・ケンゴ

年齢:30代後半(21世紀当時)

性別:男性

身長:175cm

体重:60kg(二章前半では病人のような瘦せ身)

国籍:日本

職業:不明、無職、再生者

性格:頼まれたら断れない、優柔不断ではない。

「宇宙監獄要塞……いわばスペース・アルカトラズといったところか!」

「うおおおお!お前の相手は俺だぁぁぁ!!!」


 21世紀の人間だったが、34世紀に目覚めた宇宙の再生者。超常存在の後継者らしい。何がとわからないままではあるが、わからないなりになんとかやろうと思っている。今回うまく乗せられて宇宙海賊軍本部の観察と情報収集を引き受ける。それが海賊軍の壊滅を狙ったものであることを知らないままに。



●ネロ


年齢:24歳

性別:女性

身長:180cm程度

体重:「ブッとばすわよ」

国籍:惑星アレクサンドリア

職業:宇宙航空自由遊撃部隊→アレクサンドリア執政官補

性格:職責、治安維持、政治を重視するタイプ。悪い人間ではない。

「それが一番スマートなの」

「ど・う・し・て!ここぞという時にいらんことするのアンタは!」


 今回宇宙海賊軍本部《《撃滅のため》》に地球帝国、銀河連邦議会、教導院の許可を得て再生者であるナンブを宇宙監獄要塞に送り込む。海賊軍解体と殲滅に再生者の正当性の獲得や政治影響力の上昇を目論む。内通者対策として、表向き再生者を単身送り込みながらもクラウディアやプリムと共に潜入し監視を始める。


 執政官補としての仕事を空けられたこと、再生者のせいで極悪宇宙海賊軍の内部が思ってたよりおもしろいことになっているもので楽しんでいる。潜入開始してすぐ引き金引けば要塞監獄こと《《海賊軍本部がふっとぶ》》一歩手前まで持っていけたもので休暇ぐらいの気持ちになってしまった。



●クラウディア


年齢:24歳

性別:女性

身長:180cm付近ただし上

体重:「振る舞いが立場を作ります、そうですね?」

国籍:地球帝国宇宙海軍

職業:地球帝国宇宙海軍航空管制官

性格:理知的、温和ではあるが非常時には少々崩れる

「お任せください。あなたの望む行く先にご案内いたしましょう」

「試す必要なんてなかったんですよ。2回目なら猶更。ナビを続けますね」


 第一章では地球帝国宇宙海軍所属としてアークⅡの航空管制官を務めていた。今回の作戦でネロがプリム同伴とはいえ単独で支援させるには政治上公平性に欠ける不都合のため帝国側から派遣された。ネロ単独で支援させるのは彼女の思想信条的に危険だと考えてもいるため、その監視の目的も本人にはある。監視する人間を監視することになったが概ね正しい。先の件で再生者が自分たちの思うような存在ではないとすぐに理解し、柔軟に対応する方針を取ると決めている。



●エメラダ・バロウズ


年齢:30代

性別:女性

身長:2m超え

体重:空欄

国籍:宇宙海賊軍(地球帝国宇宙海兵隊)

職業:宇宙海賊軍副司令

性格:向いていないことでもしぶしぶやってずるずる伸びてしまうタイプ

「つまり最初からエサにされていたのさ、あなた様はね」

「司令がいない時に限ってなぜこんなことばかり、私には決められない」


 アメリア宇宙海賊軍の副司令。首魁であるアメリア不在の中で宇宙海賊軍本部の指揮を執っている。内部評価では母であるアメリア程英雄的な経歴や性格ではないものの、現在も引き続いて職務を遂行出来ているため不満は特に上がらない。しかし本人的には判断が難しいこと、職責に対する考え込みが著しく自己評価を下げている。司令不在の時に海賊ギルドより厄介なものがやってきてずっと頭を抱える羽目になる被害者。


●ポリ

種族:スペース・ウルフドッグ

年齢:若い

性別:雌

体長:1m(尾含まず)

体重:空欄

国籍:宇宙海賊軍

職業:軍用犬、MPミリタリーポリス

性格:義理堅く情に厚く、涙もろい一面もある面倒見のいい性格

「フッ!」


軍用犬K-9の群れで一番若く、パートナー:ハンドラーがいなかった軍用犬。群れこと《《同じ釜の飯を食う家族》》としてナンブを迎え入れるが、群れの中で一番弱い存在なのでパートナーとなり面倒を見ている。兄貴分、アネキ分。アネゴ肌。こんなに弱いヤツがいていいのか?ぐらい心配している。


●アンジェラ&ソニア

今回はお休み、タイタンとの整備計画もあるしソニアは教導院からの事務手続き等で参加見送り。


●アメリア

宇宙海賊軍の首魁、現在ではアメリア海賊軍と呼ばれるほどの勢力に押し上げた英雄的な海兵隊司令。エメラダの母。


■用語


●宇宙海賊軍


 海賊ギルドとは違う方向で厄介な宇宙海賊。前者が宇宙の犯罪シンジケートの繋がりならば、こちらは海兵隊崩れの人間兵士が組織化したものである。帝国の宇宙海兵隊更新計画に含まれる量産生産の更新時期に退役(廃棄)された兵士で構成されている。


 ある程度の時期まで中規模の兵隊くずれのならず者が集まっているだけのくくりであったが、アメリアの代で宇宙監獄を占拠し組織として結束を強くする。民間企業と結託し保険金受給事業や、独立惑星系国家の軍隊とで軍備増強のため攻撃の芝居をするなどほぼ無所属でありながら常設で強力な宇宙軍として再構築された。


 海賊ギルドとも渡り合うこともあるが、あくまで不干渉であり加入しないだけという姿勢を取っているが、銀河連邦議会や連邦警察からも似たようなカテゴリーにはされている。議会の一部から地球帝国に対して海兵隊縮小が度々申し入れがあるのはこのせい。


●宇宙監獄要塞


 スペース・アルカトラズ……というものではない。


銀河連邦歴でいうと中世あたりに宇宙中の極悪死刑囚とかを収容するため建造されたもの。建造といっても宇宙超常存在ザ・マスターの遺産である巨大遺跡構造体を解析しようとしていた建築機構を利用したもので、外殻となっている。


 遺跡の防衛機構や纏うエネルギーを利用している。内側にも外側にも逃げられない地獄の監獄であったが、アメリアの決死の突入で外付けされた解析機構を掌握。内部には触れず、外殻を要塞化して宇宙海賊軍の本拠地にしてしまった。常設で大艦隊が控える軍事拠点になってしまったため、対抗できるのは宇宙海軍ぐらいになってしまった。対抗するにも費用対効果等を考えて放置されている、というのが表向きの話である。


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