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魔法少女殺しの魔法少女  作者: ぱいなぽう
第1章 魔法少女は何のために戦いますか?
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8話 暴食と花

普通、魔女や魔物と呼ばれる存在は意志疎通ができないとされている

私がかつて魔女に襲われた記憶の中で喋っていたが、これは子供の頃の記憶の保管だと思っていたが違った


「暴食…魔女ですって…」


銀河ちゃんの様子が何かおかしい


「あなた、7年前この場所で人を襲ったことがおありで?」


銀河ちゃんが魔女に問いかける


「えぇ祭りを楽しむ人の血肉は美味しいもの♡毎年の様に頂戴してるわ♡」


舌舐りをしながら恍惚な表情で答える


「特にあなたが言った7年前なんて魔法少女が食べられてね♡とっても美味だったわぁ」


銀河ちゃんの手が震えている


「銀河ちゃん…大丈夫…?」


「えぇ…わたくしは至って冷静よ…行きますわよ杏奈さん…!」


「うん…!」


私たちは叫ぶ


「「変身(メタモルフォーゼ)」」


2人の魔法少女が魔女の前に顕現する


「銀河ちゃん理解(わか)ってると思うけど…」


「えぇ普通魔女は喋らない、つまりこの魔女は何か他とは違う」


「嗚呼……やっぱり魔法少女だったのねぇ♡今年は豊作だわあ♡」


グチャ


「え…」


私の肩が一瞬にして抉られた


「ぎぃたぁっあぁぁぁ!!!」


言葉にならない痛みが襲う


「まだまだ熟れてないのにこんなに美味しいなんてぇ♡」


暴食の魔女の口が裂け、私の肩がその口の中に放り込まれていた


「シンクロシールド!」


盾が暴食の魔女へと勢い良く向かう


バリィ


飛んでいた盾は口の中へと誘われる


「貴方の魔法頂くわ♡」


魔女は銀河に指を指す


ドン


「ぐっ…」


銀河の腹に盾が思いっきりぶつかりめり込む


「まさか…貴方の能力は食べた魔法のコピーであって?」


口から血を滴しながら問う


「えぇそうよ食べたものを共有出来るなんて素晴らしいと思わない?」


魔女の手のひらからイバラが生え瞬時に銀河の体を捕まえる


「この…魔…法は…!!」


銀河が暴食の手のひらの中に閉じ込められる


「それじゃあ頂きます♡」


暴食の魔女は口を大きく裂き銀河を食そうとする


「貴方…だったのね…()()()を…」


ビュン


銀河を掴んでいた暴食の魔女の腕が消し飛ぶ


「なんとか当てたぞこのやろう…!」


私の魔法が暴食の魔女に命中する


「あら」


暴食の魔女が呆気に取られる


「貴方から先に食べて欲しいのねぇ♡」


暴食の魔女が銀河ちゃんから私へと目標を変える


「こんな腕さっさと生や…うん?まぁいいわ貴方を食べればいいだけね♡」


凄まじいスピードで暴食の魔女がこちらに向かってくる


「頂きまぁーすぅ♡」


喰われるそう思った時


「マター」


暴食の魔女の下顎が消える


「あがぁ?」


「久しぶりね暴食」


そこに現れたのは忘れもしない子供の頃に助けられ

今でも憧れて止まない存在


「黒の…魔法少女!」


月夜の光と花火に照され黒の魔法少女が現れた

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