48話 罪を認め、進む勇気
両親の葬式の後、俺の面倒を見てくれたのは、ばあちゃんだった。
「京香は、いなくならないでおくれよ…」
その言葉に俺は何も言えなかった。
せめて、ばあちゃんに心配かけまいと、両親の言い付け通り、女の子らしくなろうとした。
「こんなんでいいのか?」
「遅くなっちまったけど、お望み通り、俺、やってみるよ。」
写真を見つめ語り掛ける。
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「俺の両親は、魔女被害で亡くなった!」
「Grrrra!」
「だから、俺のような想いをするヤツを減らしたい!」
バゴ!
攻撃を回避し、カウンターを当てる。
「お前に立てとは言わねぇ!お前が立てないんなら、俺が変わりに立ってやる!」
「Gurrr!」
「グッ…!」
魔女の頭突きが、身体に響き渡る。
「人を助けたいと思っていた、魔法少女に、 人を殺させないためにも!誰も殺させねぇ!」
たとえ、俺が魔法少女を殺してようと。
俺は俺の大切なもんを守りたい!
拳を硬め、魔女をぶん殴る。
「けどこれだけは、忘れるな!お前がいなきゃ、救えなかった命もあるってことをなぁ!」
「京香ちゃん…」
その言葉に目頭が熱くなる。
私は顔を上げて、現実を直視する。
覚悟を決めろ。
深く息を吸い、この言葉を口から紡ぐ。
私が憧れになる言葉。
「変身!」
私の身体は光に包まれ、魔法少女が現れる。
私は私にしか出来ないことから逃げない。
「そうやって罪を犯す言い訳をするんだ。」
「京香ちゃんの言葉で気づいたよ…アリアは、魔法少女なら、そんなこと言わない。」
アリアの幻影を祓い、杖を構える。
「ごめん、遅くなった。」
「あぁ、行くか!一緒に!」
京香ちゃんは拳を突きだし、私も答え拳をぶつける。
「ライトレイン!」
瞬間、京香ちゃんが光線と並走する。
「Ryaaaaa!」
3発の火球を光線で叩き落とす。
「スーパーフィスト…」
「Ryaa!」
魔女が爪で攻撃を加えるも、京香ちゃんは魔女の裏を取る。
「ノヴァ!」
「ごめん…」
こちらに飛んできた魔女に技を放つ。
「ラブ…」
目を開き、罪を認め、前に進む。
「インパクト!」
「Grrr…」
魔女の体は灰になり、消滅していく。
私は両手を合わせ合掌する。
「どうか、あの子が安らかに眠れます様に…」




