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魔法少女殺しの魔法少女  作者: ぱいなぽう
第3章 過去を見て、今を見る
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48話 罪を認め、進む勇気

両親の葬式の後、俺の面倒を見てくれたのは、ばあちゃんだった。


「京香は、いなくならないでおくれよ…」


その言葉に俺は何も言えなかった。


せめて、ばあちゃんに心配かけまいと、両親の言い付け通り、女の子らしくなろうとした。


「こんなんでいいのか?」


「遅くなっちまったけど、お望み通り、俺、やってみるよ。」


写真を見つめ語り掛ける。


─────────────────────

「俺の両親は、魔女被害で亡くなった!」


「Grrrra!」


「だから、俺のような想いをするヤツを減らしたい!」

 

バゴ!


攻撃を回避し、カウンターを当てる。


「お前に立てとは言わねぇ!お前が立てないんなら、俺が変わりに立ってやる!」


「Gurrr!」


「グッ…!」


魔女の頭突きが、身体に響き渡る。


「人を助けたいと思っていた、魔法少女に、 人を殺させないためにも!誰も殺させねぇ!」


たとえ、俺が魔法少女を殺してようと。

俺は俺の大切なもんを守りたい!


拳を硬め、魔女をぶん殴る。


「けどこれだけは、忘れるな!お前がいなきゃ、救えなかった命もあるってことをなぁ!」


「京香ちゃん…」


その言葉に目頭が熱くなる。


私は顔を上げて、現実を直視する。


覚悟を決めろ。


深く息を吸い、この言葉を口から紡ぐ。


私が憧れになる言葉。


変身(メタモルフォーゼ)!」


私の身体は光に包まれ、魔法少女が現れる。


私は私にしか出来ないことから逃げない。


「そうやって罪を犯す言い訳をするんだ。」


「京香ちゃんの言葉で気づいたよ…アリアは、魔法少女なら、そんなこと言わない。」


アリアの幻影を祓い、杖を構える。


「ごめん、遅くなった。」


「あぁ、行くか!一緒に!」


京香ちゃんは拳を突きだし、私も答え拳をぶつける。


「ライトレイン!」


瞬間、京香ちゃんが光線と並走する。


「Ryaaaaa!」


3発の火球を光線で叩き落とす。


「スーパーフィスト…」


「Ryaa!」


魔女が爪で攻撃を加えるも、京香ちゃんは魔女の裏を取る。


「ノヴァ!」


「ごめん…」


こちらに飛んできた魔女に技を放つ。


「ラブ…」


目を開き、罪を認め、前に進む。


「インパクト!」


「Grrr…」


魔女の体は灰になり、消滅していく。


私は両手を合わせ合掌する。


「どうか、あの子が安らかに眠れます様に…」

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