35話 粒子式魔力探知装置
「─という訳で、この特徴をもった魔法少女について調べて貰えると助かるよ。はい…はい…それじゃあよろしく。」
ガチャ
「掛け合って、黒の魔法少女について調べて貰えることになった。登録されていれば直ぐに見つかるはずさ。」
炉さんは国が管理している、魔法少女情報管理科、というところに掛け合い、情報を提供してくれる様にしてくれた。
「ありがとうございます!これは大きい一歩ですよ!」
喜びのあまりピョンピョンと跳ねる
「まだ、見つかると決まったわけではない…実際、登録されていなかったら、情報もクソもないからね…我々も別で探すとしよう。」
そっか…と肩を落とす
「探すと言っても、どのようにして探しますの?」
炉さんは首を振り、降伏するように両手を揚げる。
「さぁ?」
「さぁ?って!適当だなぁ、おい!」
「君達の話を聞くと、大魔女?ってやつと遭遇した際に現れたんだよね?」
「そうですね、二回とも…」
「なら、大魔女を探すことにしよう。もしかしたら、そこに現れるかもしれないしね。」
「大魔女を見つける宛は…?」
また両手を揚げる。
「ないんですね…」
「魔女ですら、今の科学力で事前に見つけるのは困難を極めるんだ、許してくれ。」
「その言い方だと見つける方法はあるみたいですね?」
銀河ちゃんが問いかける
「まぁ一応あるには、あるのだが…きたまえ
。」
炉さんの実験室をでて、ついていく、
しばらくすると、とても大きな扉の前に止まる。
「さぁちょっと下がって」
炉さんが扉に手を翳す。
シューーウ
大きな扉が蒸気を上げてゆっくりと開く。
ガチャン!
「これは…」
そこにあったのは、直径100mは有るであろう巨大なプールの様な場所で、周りは球体が無数に壁に張られており、部屋の中心にはこれまた巨大な装置があった。
「粒子式魔力探知装置さ、詳しい説明は省くが、魔力をここで感知して、ピークがでれば、魔女が出現する場所が分かる物さ。」
ビー!ビー!
けたたましいサイレンが鳴り響いた。
職員さんが走ってくる
「所長!とても強い魔力が観測されました!」
「ほう?場所は?」
「現在、場所の特定を取り急ぎ、行っています。」
「そうか…銀河君はこの研究所にて待機、他2人は出動の準備を。あと場所が分かり次第、周囲の安全の確保を。」
炉さんが冷静に指揮を取り、対応する。
「はい!」
「所長!場所が出ました!」
「何処だい?」
「実験場として使っている鉱山地帯です!」
「かなり近いな…急ぐぞ!もし、この研究所にこられたら、数多の研究結果が消える。」
こうして私達は鉱山地帯に向かった。




