16話 黒鳥vs盾と矛の魔法少女!
「シャア!いくぜぇ!」
京香さんが威勢よくカラスの魔物に突っ込む
「ちょっと!先走り過ぎですわ!」
「オラァ!」
竜巻をこん棒のようなもので散らし
カラスのいるところまでジャンプする
「すごい跳躍ですわ」
私が少し感心していると
「Aaaaaaaaa!」
カラスが羽を羽ばたかせ突風を産み出し
京香さんを吹き飛ばす
「うぉ!」
ドシャアン!
京香さんが勢いよくビーチに墜落した
「いってぇ…」
「考えなしに突っ込むからよ!このおばか!」
「んだとぉ?」
「Aaaaaaaaa!」
今度はカラスが羽を弾丸のように翔ばしてくる
「シンクロシールド!」
羽を盾で撃ち落とすが、それでもいくつかの羽がわたくし達に着弾する
「いっ…」
「ちぃ…」
羽は鋼鉄のように硬く私達の皮膚を簡単に引き裂いた
「厄介ですわ…浮いているのに遠距離攻撃まであるなんて」
「おい銀河!」
京香さんが何かを閃いたのかこちらに話しかける
「なんですの?」
「あいつはプカプカ浮いていて卑怯だよなぁ!」
「ええ攻撃は当てにくいのに、あちらは遠距離攻撃がありますもの」
「俺は天才的なスーパーいんてりじぇんすな作戦を思いついたぁ!だからよぉ銀河のシールドでサポートしてくれねぇか?」
なんだか若干嫌な予感はするもののその目には確かに信頼と自信を孕んでいた
「わかりましたわどんな作戦ですの」
「俺が翔んで叩き落とす!」
「貴方翔べますの?!」
「いんやぁ初めて試す!」
「ええ…それなら、わたくしの魔法に乗った方がいいのじゃなくて?」
「速度が足りねぇ!風に押し負けるかもしれないしなぁ!俺ならもっと速くいけるぜ!」
不安しかないものの、わたくしの魔法ではあの鋼鉄の羽を砕くほどの火力はない
京香さんの作戦に乗ることにした
「じゃあ行くぜぇ」
ドン!
地面をおもいっきり蹴り上げ空に足を伸ばす
「足が地面に着く前に足を出す!これを繰り返せばよぉ!俺は空を駆けるぜぇ!」
京香さんは空を駆けることに成功した
なんと言うことだろうか魔法はイメージの世界とよく言われる出来ると思ったら出来るそういう世界だ
だがこれはそうだとしても、あまりにも
「なんでもありすぎですわ…」
「Aaaaaaaaa!」
カラスがまた羽を京香さんに向かって放つ
「やらせませんわ!」
ガキィン!
盾で羽を弾き京香さんを守る
「いいぜぇお嬢様!いくぜステッキ力を貯めろ!」
カラスが京香さんの射程に入ろうとした瞬間
「Aaaaaaaaaa!」
突風をまた巻き起こす
「くっそ思った以上に全然前に進めねぇ!」
「任せなさい」
京香さんの足元にサーフボードのように盾を置きカラスまでの道を作る
「その場に留めることくらいならできましてよ」
「サンキューお嬢!これならよぉ!風の強い普通の道を走るのと変わりないぜ!」
京香さんは瞬く間にカラスに接近し
盾を踏み抜き京香さんはカラスの頭上を取った
「スターフォールメテオ!」
こん棒をおもっいきし振り下ろす
「Aaaaaaaaaa」
カラスの魔物が凄まじい勢いでビーチに墜落する
「Aaaaaaa…」
カラスが最後の力を振り絞り京香さんに向かって羽を飛ばす
「だからさせないと言っているでしょう?」
勢いも落ちた羽を全て盾で弾く
「まだ息があるかぁ!」
京香さんの手が光に包まれる
「スーパーフィストノヴァ!」
「Aaa…」
振り下ろされた拳にあたりカラスは消滅する
「やりましたわね」
「どうだこれで俺がただのバカじゃねぇてわかったろ!」
「ええ貴方は大バカ野郎。ですわ!」
わたくしが笑っていい
なんだとぉっと京香さんは頭に拳をグリグリと押し付けてきた
「まぁ銀河がいなきゃ勝てなかったかもしれないしなぁ!勝負はきもちわりぃが引き分けだな!」
わたくしたちは固い握手を交わし真の意味で仲間に慣れた気がした
「そういえば杏奈はいつ戻ってくるんだぁ?」
「そうですわね?杏奈さん遅いですわね」
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「Aaaaaaaaaaa!」
飲み物を買いに行った私の前には
目が4つ足が3本の黒鳥のような魔物が立ちふさがっていた
「まじかよ」




