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第41話 (ライラックの平和な時間 1)

 アイリーン殿下は王城に戻り、陛下のサポートをしながら

仕事を覚え始め

 カズトは不思議な感覚に囚われていて、原因を突き止めようと

考えていた

 王国歴164年12月],

 午前中の鍛錬を終えて、酒場の個室にカズトが入る様に促して、

料理を注文し食べ始めると

 カズト

「これからの話しをします 鍛錬は魔法を使わない みんなは職業鍛錬所時代の

基本訓練だけにしようと思う」


 リーナ

「カズトー 何故基本訓練だけに するのー」


 カズト

「魔力循環は 子作りの障害になる可能性が有る様だ みんな魔力循環を

使った生活をして 子作りの未来を感じて見て」


 暫く静かに瞑想していて


 アリス

「妊娠しないみたい」

 他の仲間も《そうみたい》と口々に言っている


「次は魔力循環をしない 普通の鍛錬した未来を感じて見て」

 暫くして《子作りして 妊娠 全員している》と言っていた


「危険な知識と同じ様に 感じたんだよな 理由は分からないけど」

「でも 新たな知識を知った場合 根底から変わる時も有りそう

だから 今俺が話しした事が 覆るかもしれない」

「曖昧でみんな ごめんな」


 アリス

「今は 魔法を使用しない方が良いと みんなは感じていましたから

魔法は使用しないで いましょう」


 リーナ

「今は アリスの意見で行こうと思う 反対の意見 有るかな?」


 全員反対の意見は無かった


 ミシェル

「カズトを含めて 妊娠するまでは無防備になるわよ」


「それで魔法以外のスキルは問題無いと思うよ 何故なら弓聖や剣聖は

他に居るよな 不妊って言う話しを聞いた事無いだろ」


 アリス

「お父様に確認しますわ 食べ終わったら家に行きましょう」

 直ぐに食べ終わり、ホーネット伯爵家をライラックは訪れて

緊急に面会を申し込んだ


 伯爵

「アリスが緊急の面会を求めてくるとは マッドタートル商会の尻尾でも

掴んだのか?」


「酷い わたくしは事件ばっかり 持って来ませんわよ」


「ふむ どんな用件で来たのか?」

 もじもじして言い難そうに

「魔法使いのスキルを持っている人は 妊娠出来ないのかどうか

お父様は何か知っておられないかと思い 参りました」


「ほう 遂に孫の顔を見せる気になったのか 王城で剣聖や大魔法使いが

居るようだが 不妊の話しは聞いた事が無いな」

「ボルツマン兄弟や宮廷医師に聞いた方が 早いかもしれんぞ」

 アリス

「はぁ~ そうですか 王城に行ってみます 変な質問してごめんなさい」


 直ぐにライラックは王城の衛兵に、面会希望と伝えたら詰め所に案内され

衛視に、ボルツマン兄弟と宮廷医師との面会希望と伝えた

 書類に記入して衛視から、後日面会日の連絡が有ると言われて

詰め所を後にし下城しようと門の方に歩いて行くと

 アイリーン殿下が凄い勢いで走って来て、リーナの手を掴んで引っ張って

行ってしまい、アリス達は顔を見合わせてから、慌てて後を追った

 王宮専用の会議室に案内されて、待っていると陛下・医師長・ボルツマン兄弟が

入室したので、臣下の礼をしてから座る


 陛下

「衛視に 医師長とボルツマン兄弟に 面会の予約を入れたとの報告が有ってな

アイリーンを迎えに行かせたのだが 何か問題が有ったのだろう」


 アリス

「近衛師団と騎士団にいらっしゃる 女性の大魔法使いについて、フリッツさんと

ヨハンさんにお聞きしたいお話しが有ったのです」

 言い難そうに

「女性の大魔法使いは 結婚されていますか」


 フリッツ

「近衛師団に1人在籍しているな リーナに臭いと言われた時は 体調不良で

休暇を取っていた」


 リーナは思わず

「その節は・・・ アハハ」

 と言って誤魔化していた


 アリス

「その方は 妊娠されましたか?」


「休暇中に妊娠して いまは出産して子育てしていたはずだが」


「医師長殿 魔法使いは魔法の仕事をしていますと 妊娠し難いのですか?」


 医師長

「町の魔法サービスの店の 女性魔法使いも 仕事を休業したら

妊娠したと言う 報告が有ったと 聞いておる」

「他にも男性で魔法を使う仕事していて 奥さんが不妊症で 町の医者に

掛かっていたが 結局完治しなかったと 言う話しも有りましたな」


 カズトがグループ念話で

ーーーやはり 俺の本能の勘通りだったな


 リーナ

「フリッツさんは 結婚されていますの?」


「この間結婚して もう直ぐ生まれるよ」


「おめでとう御座います 出産祝いを送らせてもらいますね」

 嬉しそうにリーナは話しして

「本当に失礼な質問を フリッツさんに今からしますが 出来たら答えて

貰いたいです」

「奥様がご懐妊するまで フリッツさんは毎日 近衛師団で剣の鍛錬を

されながら 子作りもされていたのですか?」


「リーナは直球で聞いて来るな」

「毎日 部下とライラックを見習って 剣を持って対人戦していたな

部下も真剣に鍛錬する様になって 大分実力は付いて来たよ」

 笑って答えてくれ

「でも どうして そんな質問をしたのか?」


 リーナは真っ赤になりながら

「わたし達は全員大魔法使いなので 魔法を日頃使っているから

医師長やフリッツさんやヨハンさんに妊娠の可能性を 聞きたかったのと」

「フリッツさんが 毎日剣紳のスキルを使っていて 奥様のご懐妊した

時の状況を 聞きたかったからです」


 陛下

「今までの話の流れからすると 恐らく男性も魔法を使っていると 女性が

不妊になると 思われるな」

「医師長 魔法使いと不妊の関係 及び その者が魔法を使わなかった場合の

妊娠した事例を 調査してくれ」

「緊急の案件では無いけど 心に留めて置いてくれ」

「フリッツとヨハン それぞれの騎士団で既婚者の妊娠の具合を

調べてみてくれないか」

「魔法使いが原因で他のスキル持ちとの間で 妊娠の可能性に変化が

見られるらしい とは」

「アイリーン お前にも関係が有るかもしれないぞ」

「ライラックが持ち込んで来た案件の中では ユニーク過ぎる案件だ」

 陛下は豪快に笑っていた

 リーナ達は雑談をしてから、ライラックは自宅に戻りアイリーン殿下は

自分の執務室に戻って行く

 陛下は執務室に戻り

ーーーこうゆう案件こそ クリスティアン カンナスコルピ

ーーー向きだと 思うのだがな

ーーー仙人だから 移動も自由 もしかしたら帝国に 亡命するかも知れんな

ーーー亡命した仙人が 王国に仇をなす事をしたら

ーーー仙人指定を外し 只の人として扱おう

ーーー大麻草の研究も ロクに成果を出さないで 帰ってしまったのだから な

ーーーライラックは民の為に働く と言う信念がはっきりしているから

ーーー自由にさせとくのが 一番だな

 アイリーンに来る様に侍従に指示した


「お父様 どの様な御用でしょうか?」


「クリスティアン カンナスコルピについてなのだが リーナ フローリアは

試験の結果拒絶したな アイリーン クリスは今後どう行動すると

予測したのだ」


「カンナスコルピは 唯我独尊でライラックの秘密を探れないと 自覚したから

帝国に行く可能性が高いですわ」


「何故 帝国に行くと判断したのか」


「お父様も カンナスコルピが ライラックと初めて面談した時 リーナ達の

スキルが++の事 知りたくて執着していたの 知っていたでしょう」

「其処が問題だったのですわ 昇華したスキルや念話等 口が軽すぎです

目的の為には 手段を選ばないと 全員が判断したから拒絶したのですわ」

「全員ライラックの秘密を知ると 恐らく帝国で黒魔法について

知りたくなり研究の為 移籍する予感が していたのです」

「必ず帝国で黒魔法使いを大量に作り 王国に攻めて来ますわ

そう 前にお話しした猛毒となり 王国は・・・滅ぼされます と」

「今まででは そう報告しますが 今は返り討ちに出来ますわ」

「ライラックに拒絶されても 遅かれ早かれ帝国に向かうと 感じています」

「でも 秘密の知識が無い為 黒魔法使いを作る事は 不可能ですわ」


「アイリーンは 移籍したカンナスコルピをどう扱ったら良いか 考えた事は

有るのか?」


「ライラックも良く移籍して 他国に行きましたから 知識の探求で

訪問される事は 問題無いはず ですわ」

「新たな知識で王国の為になる事を 示して貰えれば 更に良いのですが

知識欲が強すぎて 他人を傷を付けても構わない と 思っていた場合 そして

実害が発生したら 討伐対象に成りますわね」


「ふむ アイリーンも儂と同じ意見だな」

「過程の話しになるが 民に損害が出て正式に討伐依頼が発行されたら

ライラックは 受けて貰う可能性は 有ると思うか?」


「相手は仙人ですから まず国軍そして王立騎士団に 討伐依頼するのが

筋ですわ 但し帝国が関与していた場合 黒聖女事件の

二の前になりかねませんわ」

「その場合は 国選依頼として依頼が有ればライラックは 受けると思います」

「もう一度言いますが カンナスコルピは ライラックの秘匿している

秘密の知識が有りませんから 黒魔法の神秘について いくら大賢者のスキルで

知識を集めても 上辺だけの知識に過ぎないでしょう」

「ですから王国の脅威には ならないと思いますわ」


「どうして その様に言い切れるのだ?」


「お父様 いまから話す事は 他言無用にして貰えますか?」


「勿論 名前に掛けて誓おう」


「わたくしを含むライラックは スキルの上限に到達した様なのです

その時4大魔法と白魔法に 沢山の新たな魔法がセットされましたわ」

「今のわたくし達では 魔力不足で使えない魔法も 多数セットされていました

つまり黒魔法にも 同じ様に有ると思います が スキルの秘密を知らないと

絶対に到達不可能の領域に有りますわ」

「わたし達は 子作りや統治で中断は有りますが 鍛錬をしていき やがて全ての

魔法が使えると思います」

「4大魔法と白魔法にも 一国を亡ぼす程の魔法も有りましたから

カンナスコルピが帝国と組んで仇をなそうとしても 不可能なのです」

「ライラックが生きている限り 王国は安泰なのですわ」


「でも リーナは絶対に命令では動かないわ カンナスコルピが民に被害が

出る事を厭わないで 帝国に加担した時 ライラックは動きます」

「ライラックは冒険者です わたくしもライラックの一員ですから

命令はしません」


「アイリーン  リーナ フローリアの信頼を傷つける事はしないから

安心しなさい」

「アイリーンの考え方 良く解った 下がって宜しい」

 殿下は退出して行き


ーーーアイリーンは さらっと恐ろしい事を言っていたな

ーーー一国を亡ぼす程の魔法 4大魔法にも有ると言っていたし ライラックは

ーーー何処まで強くなるのだ


 アイリーン殿下は王城に戻り、リーナ達は夫婦生活を始めたが

大麻草やマッドタートル商会については、全て終わった訳では無かった

------------------------------------------------------------------------------------

 王国歴165年

 リーナ・アリス・カズト・アルフは27歳

 ミシェル・カレン・セレスティーヌ・サラは31歳

 アイリーンは24歳


 一般的に言うと、リーナ達は行き遅れと言われる程の年齢だが、スキルの

おかげで250歳まで生きられるし、見た目は20代前半の若い姿なので

何とも思っていなかった

 年が明けたので、まず王城の陛下と殿下に挨拶の為の面会の予約を申し込むと

衛視が慌て奥の貴族専用の控室に、ライラックは案内された

 途中で王立近衛師団フリッツ・ボルツマンに出会ったので、全員丁寧に

挨拶をする

 何時もと違う扱いに戸惑っていたら、アイリーン殿下が直ぐにやって来たので

跪いて臣下の礼をしたら


「リーナ 王城で逢う時 今はわたくしは1人なのに どうして跪いて

臣下の礼をするの」

「わたくしは 仲間では無いのでしょうか?」


 リーナは、年明けての挨拶しただけなのに、叱責されて戸惑っていた


 カズトはリズが陛下の仕事の補助をしていて、ストレスを溜めて感情が不安定に

なっているのを感じ

「リズ 今から俺と模擬戦しないか」


「カズトー アイリーン殿下の問いかけに どうして模擬戦になるの」


「アリスと同じ状態になっているんだよ」


「カズト わたくしは何時もストレス溜めていないわよぉ~」


「そうゆう事か わたしって 鈍いのねー」


「そうゆう事だ リズは真面目だからな 仕事が忙しかったのだろうな

どうだ 俺と模擬戦するか?」


「何だか はぐらかされたみたいですわね まぁ 良いでしょう 鍛錬場に

行きますわよ」

 鍛錬場に入り、練習着に着替えて

「リズ 木刀で模擬戦をしよう」


「何故 木刀なのですか?」


 顔を赤くして

「リズ 男も魔法使うと嫁さんが・・・その 妊娠し難いそうなので」


ーーーわたくしも 他人事では無いのですか・・・ 今は先送りにしましょ

「では木刀で ライラック方式で10分で 宜しいかしら」

 専用の修練場に行き、リズとカズトは模擬戦を開始したが、2分も持たずに

カズトは木刀をリズに弾き飛ばされてしまった


「リズ 説明するから 会議室を使わせてもらえますか?」


「良いでしょう ついて来て下さい」

 会議室に入り、カズトはリズから一番遠い席に着席したので

リズは怒気を孕んだ声で

「カズト 何故わたくしから一番遠い席に座るのですか それ程嫌いなのですか

模擬戦で手を抜いていましたわね わたくしを馬鹿にしていますの?」


「俺が一番遠い席に座ったのは 全員魔法の使用禁止しているからだ

俺は浄化が今は使えない だから模擬戦したから・・・ つまり俺は汗臭い」

「リズ 手は抜いていない それは剣紳のスキルを最大に使うと 強化移動が

知らないうちに 発動しているみたいだから」


 リーナ

「えっ カズト言っていたよね 剣聖に強化移動をすると剣筋が狂うって」


「確かに言った 俺の剣紳は お前達の剣聖に速さに追いついていたよな」

「去年12月 一度リーナ達と真剣勝負した時 練習着の替えが無くて1回だけ

長袖シャツと長ズボンを着用していたよな 当然衣服は破れて

お前達に笑われていたけど 本来破れない所も破れていたのだよ」

「腕にテープをまいて何処が切れるか調べていた 色々な衣服も試していたよ」


 あの後 みんなが寝静まっている真夜中に ライトアーマーを装備して

剣聖のスキルを目一杯使ってみたら 二の腕から肩まで 両腕のアーマー部分が

粉々に壊れて飛び散しまった


 リーナ

「あぁー 前に一度カズトの部屋に呼びに行った時 ライトアーマーが置いて

有った」

「アレも強化移動を調べる為に 買った物だったの?」


「いいや違う 俺って冒険者らしくないから ライトアーマーを装備したら

冒険者らしく 見えるかなと思って買ってみたが・・・」

「やっぱり ライトアーマーを着せられている 町のナンパ男にしか

見えなかった」

ーーー今はもう無いけれどな・・・


 リズも含めて失笑していた


「もし真剣に模擬戦して 嫁さんとの子作りに支障が出ると 不味いので

悩んでいるのだ」


 ミシェル

「今日王城の訪問するのに 45分で行けるのに3時間かけて 歩いて来たわ」


 リズ

「組み走りも使えないのですか 凄く不便な生活ですし 自分の事を守れるの?」


 リーナ

「素手で防衛しても スチールスキンが発動するから困っているよ だから今日は

午前中に着くように 家を出てきたよー」

「明るいうちなら ライラック正装なら 流石に襲われないでしょ」


 リズ

「今夕方ですから 王城を出ると夜半になりますわ みなさん泊まって下さい」


 食事しながら雑談をして就寝をしたが、カズトは昼間の事を考えていた

ーーー女神フレイヤ様は スキルの全てをセットしたって言われてたな

ーーー鑑定に調べたい項目を念じると 説明が出て来るっていたな

 明け方まで鑑定を使い、スキルと妊娠の手がかりを遂に掴んだ


 翌朝みんなが目を覚ました時カズトが

「おはよう みんな目が覚めたか」

 何時もと違いカズトが起こしに来たので、みんなは一声で目が覚めていた

「話が有るから リズにも来て貰おうと思う」

 グループ念話

ーーーリズ 聞こえるか?

 リズ

ーーーグループ念話とは 何か問題が有るのですか?

 カズト

ーーー大事な話しが有るから 朝食を一緒にしないかと思い 念話した

 リズ

ーーーみんなは その話しを知っていますの?

 カズト

ーーーいいや まだ知らない でも リズにも関わってくるから ね

 リズ

ーーー解りましたわ 伺いますわ

 ここで念話を終わらせ


 リーナは教えてくれないので、少し不機嫌気味に

「カズトー リズを呼ぶ程の事なの?」


「そうだ」

 と言ってから自分に浄化魔法を掛けて、身繕いをした

驚いたリーナは大声で

「何している 子作りがダメになる」


「リズが来たら話しするよ 何故俺が浄化魔法を使ったのかもな

此のままだとリーナに臭いといわれそうだし」


「今の カズトに 突っ込む 事が 出来ない」


「うちも 同じやん カズトが本能で感じて 魔法使うなって言ったのに」

 暫くすると朝食の用意が出来たの事で、食堂に案内されて室内には

リズが着席していたので、普通の挨拶をした

 カズトはリズの傍のイスに着席し

 リズ

「昨日は一番遠くの席に座りましたのに 今はわたくしの隣に座りましたわね

何か意図がありますの?」


「さっき 浄化魔法をかけて 見綺麗にしたから」


「昨日の話しと違いますわね」


「食事しながら 理由を話すね」

 カズトは食事をし始めて

「かなり 長くなる話しになるから リーナ 2~3日王城に滞在しないと

終わらないから アイリーン殿下に許可を取って貰えないか」


 リーナは頷いてから、アイリーン殿下に許可をもらう


 カズトはグループ念話で

ーーー今から話す事は リーナのスキルの秘密に関しての事なんだ

ーーー料理の追加の為 メイドさんも控えているからね

ーーースキルの種とは 何だろうと昨日考えていて 実家の木の実の栽培と

ーーー似ていると 思った事から始まったんだ

ーーー木の実の種って畑に植えて 水と肥料 雑草取り 間引き 虫取りをして

ーーー早くて1年 10年位掛かって やっと木の実を収穫するよな

ーーーこれをスキルの種に置き換えた時 俺は畑 発芽儀式は芽吹いた時

ーーー水と肥料 雑草取り 間引き 虫取りは 努力して熟練度上げ

ーーー熟練度は10から始まって100で 1ランク昇華そして++になる

ーーー畑に植えた種も育ち やがて実を収穫 スキルは使いこなしが変化

ーーー女神フレイヤ様が スキルの木を限界まで育ててくれた と話され

ーーーそして魔法に大量のスキルをセットしてくれた

ーーー俺は剣紳に新しいスキルがセットされたかと 鑑定したが 何も無かった

ーーーつまり 魔法のスキルは++までは不完全なのだと思う

ーーーだから 魔法を使うと妊娠がし難いのだと思った

ーーーまず 此処までにして 各自 自分のスキルを鑑定して

ーーー項目の内容を知りたいと意識して 調べてみて

 カズトは追加の料理を、メイドに頼んで食べ始め、みんなが食事を終えると

「リズは陛下との政務をしてくれ 話の続きは夕食の時にでも 今朝まで

徹夜になっていたから 俺は眠るな」

 そう言うと寝室に行ってしまう

 アリス

「何なの~ カズトは 本能で魔法禁止して 次の日には浄化つかって」

 アルフ

「考えすぎて カズトは 遂に 壊れた」

 サラ

「アホな 考えて壊れる様なタマか」

 リーナ

「今考えても解らないなら 考えても仕方ないよぉー 湯あみに行こう」

 ライラックは湯あみに行き、1日まったりと過ごして夕食時になり

 カズト

「食事しながら 今朝の話しの続きをしますね」

 カズト念話

ーーー俺達はスキルを鑑定すると 体力耐性値と魔力耐性値が有り

ーーースキルが2つ有る人は 同じ項目は同一になっていたよ

ーーーみんな俺のスキルを鑑定して見て 体力耐性値と魔力耐性値が

ーーー100になっているだろう

ーーー昨日門番を鑑定したら 剣術50で体力耐性値と魔力耐性値は

ーーー50の10だったよ

ーーーそれとフリッツ ボルツマンさんのスキルを鑑定したら 剣紳80で

ーーー体力耐性値と魔力耐性値は50の10だった

ーーーリズ 場内に戦闘職で2つのスキル持ちが居たら 鑑定したいが


 リズ念話

ーーー居ますわ 今呼びますわね

 執事長

「参りました」

 アイリーン殿下

「王立騎士団に キャロル ウッドワードと言う 魔法使いと剣術を使える

団員が居ますので 此処に呼んで来て下さい」


 執事に連れられて来た団員は、普段立ち入りが禁止されている場所だった為

怯えながら入って来て、深々と礼をしてから

「王立騎士団所属 キャロル ウッドワードです」

 リズは隅のテーブルのシートを取り、防音魔道具のスイッチを入れ

 アイリーン殿下は、スピリチュアルで調べてから、

「貴方は 此れから見聞きした事は 他言無用の話しになります

誓約する事が出来ますか」

 リズ念話

ーーーリーナ キャロル ウッドワードの鑑定は アイリーンとして行いますわ

 アルフ念話

ーーーこれがほんとの 殿下の宝刀

 それを聞いたリズとライラックの面々は、涙ぐんで大笑いしてしまった

可哀そうなのは理由も解らず、いきなり笑い出している人を見ている

キャロルだった

 一頻り笑いが収まった後、リズは咳払いをして

「もう一度聞きます 見聞きした事の 他言無用出来ますか」


「はい アイリーン殿下の指示ですから 必ず守ります」


「其処の椅子に座って下さい」

 リズはキャロル ウッドワードを見つめてから鑑定して

 リズ念話

ーーースキルは 魔法使いと剣術で 熟練度は60の10

ーーー体力耐性値と魔力耐性値は10の50 どっちのスキルのも 同一ですわ

「キャロル ウッドワード 魔法使いでも 基礎鍛錬した方が良いわよ

王立騎士団は国軍と共に 遠征に良く行くから体力を付けていた方が良いわ」

「わたくしも 時間を作りまして 鍛錬を良くしていますのよ」

 リズは

「これで終わりです 王立騎士団に戻って構いませんよ 此処に居た人や

起きた事については 他言無用ですよ」


「はい 他人には話しません それでは失礼します」


 キャロル ウッドワードは退室して行き、リズは扉の外に居る次女に

デザートを持って来る様に指示をした

 テーブルの上に果物やらお菓子、飲み物が沢山並んでから


 カズト

「俺の予想していた通り ++までは2つ持ちでも使いこなしているスキルは

50 こなしていないスキルは10 俺達はアリスとセレス以外は 50と50

だったのだと思う」

「10~50の間も有ったと思うが 今度王立職業鍛錬所で鑑定してみたいな」

「本題に戻るな 魔法は 木の実育てている農家だと なかなか熟さない実と

同じだと思う 他のスキル 剣聖 弓聖 体術 剣紳 槍紳は 早く熟す木の実」

「剣紳と剣聖は木の実で言えば 熟し方が少し違うだけで 最後は同じ熟した

木の実になる」

「これは ライラックの剣士は 実感しているだろ 俺は正確性と速さを得たし

みんなは 普通の剣紳に力負けしないよな 実際圧倒的に勝っているし」

「つまり 対の紳と聖は共に努力していくと 弱い部分を相手の方から吸収して

同一になる この結論に至るまで 俺は剣紳に速さが付いたのは 強化移動で

補助されていたと 思っていたから アノ発言になった」

「アルフの弓聖は対の紳が居なかったが スキルの秘密と色々な聖との鍛錬で

成長して 良い意味で特殊な実になったのだろう」

「魔法は 発芽時に魔法だけだと ヘタすると1つしか使えないのも居るし

魔法使いになると4大魔法がセットされたよな」

「更に大魔法使いになると 白魔法か黒魔法を選択し 魔法が育つ所が

凄く熟すのに遅い木の実と 同じだと思った」

「リーナ 木の実の中には 数年掛かるのも有ったよな」


「うん 有ったねー どんなに早くても3年 普通は4年ならないと

収穫出来ない」

「でも 高く町では買ってくれるけどねー」


「魔法は☆になり 女神様に認めて戴けると 完全に熟すのだと思う それが

魔法のスキル全てと 体力耐性値と魔力耐性値が100なのだと思う」


「女神様が 子作りに障害の有るスキルを 其のままにはして置かないと

思うよね 恐らく スキルの種を作られた時 魔法が子作りに障害が出るとは

思わなかったのだろ だから修正を付与したが 大魔法使いが何人も

排出してしまったから 修正出来なかったと それで☆の昇華の道を作ったけど

誰も到達出来なかった」

「それで 女神様は リーナに託したのだと思う」


 アリス

「わたくしは リーナのお蔭で スキルの種を発芽して努力する事を知りました

魔法を継続して妊娠し難いだとしても 魔法でわたくしは人助けの手伝いが

出来た事を誇りに思いますわ」

「ライラックは 子作りの為冒険者を休業するとしても お金は有りますから

人を雇ってしまえば 全て済んでしまいます 問題は有りませんわ」


 カズト

「女神様に 凄く不敬な事を言っていたけど スキルが努力で育つって言う

考え方に俺は救われていた」

「俺は女神様に教えられた 鑑定の機能を使って スキルと不妊を調べていて

導き出された答えを 述べただけだよ」

「今後の問題は リーナの言う通りスキルの秘密を死守しないと ダメだろうと

思う 余りにも力が有り 強すぎるからな」

「俺はライラックの仲間は 魔法を使っても 全員子作りに問題無いと判断した」


 暫くの沈黙の後

 リーナ

「一度に言われて 理解が出来ていない みんなも一晩考えてみて

リズー 明日の晩まで泊めて」


「良いですわ カズトの言う通り 鑑定を使って

スキルと項目を見てみましょう」

 リーナ

「折角 デザートを出して貰ったからのだから 綺麗に食べてしまおう ね」

 リーナは農民出身からか、出された食べ物は、自然と残さないで

食べるクセが有る

 食べ終わってから、寝室に向かって寝たが、カズト以外は

誰も寝てはいなかった

 結局翌朝カズト以外は、目の下に隈を作っていた

 朝食にはリズも来て、カズトは元気よく

「おはよぉー みんなやっぱり寝不足になったか」

 アリス

「なりますわよ カズトの推測からの結論 わたくし達も鑑定で

追調査出来るのですから 調べますわよ」

 ミシェル

「結局 徹夜しても全部の項目を 調べる事が出来なかったわ」

 アルフ

「リーナ リズは 政務も 有るから 一度 王城を 離れないと」

 リーナ

「リズー 今日お城を離れます 余りにも調べる項目が多いから 自宅で

ゆっくりと調べますね」

「このまま王城にいて リズがライラックにかまけて 仕事を疎かにしていると

言われると 反論出来ない 必要な情報は念話で逐一報告しますねー」

 リズも寝不足の顔をして

「そうですわね わたくしも陛下の補佐をしっかりとして 実績を積まないと

成りませんわね ライラックのみなさんは 帰宅して下さい」


 リーナ達は食料品の店主を泣かせながら、大量の食糧を買い込んで帰宅

午後は昼食を取った後、カズトは修練場で1人鍛錬をしていて、リーナ達は

寝室で横になり瞑想していた


ーーー嫁さんの体調を一番に考えないと 5年も待たせたのだから

ーーー御両親に良い報告を 聞かせたいなぁ~


 夕方になりカズトは食堂に戻って来たが、誰も居ないので気配を探ると

全員部屋に居るのは解った

 風呂の用意をしてから、カズトは夕食の用意を始めて、テーブルに

料理と飲み物を用意し出来上がった頃、盛大にお腹が鳴る


ーーー誰も居なくても 正確に俺の腹は鳴くな

 1人苦笑してから、全員を起こしに行く


 女性陣が食堂に入って来ると

「カズトー この料理1人で用意したの?」


「うん みんな瞑想していたから ジャマしたく無いので 俺が用意した」

「あまり美味しく無いかもしれないが 食事しよう」

 みんなは食べ始めて

 アリス

「この料理美味しいわ こんなに料理が上手だったとは 知らず知らずに

侮っていたみたい カズト ごめんなさい」


「美味しい 料理は リーナ ゆずり やっぱり 尻に敷かれた カズトだわ」


 カズト

「アホな事言うな 13歳の時 剣道場に居た頃 極貧だから酒場で

食べられなくて 自炊するしか他に手が無かった」

「だから安い食材を買い 料理もしていたからだ 死活問題だったからな」


「アリス 美味しいって言ってくれて ありがとう」


 みんなが食べ終わった時

「暫らくは俺が家事全般するな 鑑定を使って調べるのって 大変だから

みんな お風呂の用意出来ているから 入って来ると良いよ」

 笑いながら

「お風呂に入って 自室で横になって鑑定使うと 寝てしまったりして」

 カズトは食器を洗い場に持って行き、洗っていた


 セレス

「冒険者のカズトしか 見ていなかったから こんなに家庭的だとは

思わなかった」


 ミシェル

「わたし達は 冒険者の時は カズトに命を助けられるし 結婚したら

とても大切に扱われるし 女誑し(おんなたらし)ですわね」


 サラ

「女誑しとは 言い得てますな」


 リーナ

「昔 子供の頃 カズトと村で2人で遊んでいると 良く野犬が出て来たんだよね

必ずカズトはわたしを守る為前に居て 木の棒で野犬を追い払ってくれてたよ」

「笑ってはいけないのだけど 野犬を前にして 脚がプルプル震えていた

でもね その頃から守ろうとしてくれている」

「今も全員を何か有ると 守ろうとするからねー」


 アリスは顔を赤くして

「みんな 此れはカズトの愛の形だと 思いますわ 今は甘えて鑑定で

全てを知る事を優先しましょう」

 女性陣は湯あみに向かい、大人しく自室に戻って行く

翌日カズトは朝食と昼食の用意をしてから、リーナに食料品の買い出しに

出かけると言ってリーナ邸を後にした


カズトは、最初にクーベルタン商会に赴き、挨拶を交わしてから

「お義父さんに 尋ねたい事が有りまして 来ました」


 義父

「私に聞きたい事は 何でしょうか」


 カズト

「今 リーナ邸で自炊しているのですが 食材を扱っている優良店を

教えて貰えないでしょうか」

 義父はクーベルタン商会の紹介状を作ってくれ


 義父

「この紹介状を見せれば 良い食料品を売ってくれるし 配達もしてくれるぞ

カズト 美味しい食べ物を沢山食べて 儂に良い知らせ来るのを期待するからな」


 カズトは此処に来た本当の目的を、義父さんに見透かされていたと

思ってしまう

 丁寧に挨拶をして、クーベルタン商会を後にし、紹介された食料品店を巡り

リーナ邸に買った物を届けて貰う様に依頼する


 ギルド本部のエルヴィスに面会を求めて、ロビーの掲示板を眺めていると

本部にいる冒険者の数も、前より増えている様に感じた

 受付嬢に執務室に案内され挨拶を交わした後


 エルヴィス

「珍しいな カズト アースウッドが1人で来るとは 用件は何かな」


「今年一杯は 冒険者として活動は出来ないと思いますので その報告をと

思いまして」


 エルヴィスは笑いながら

「ふむ 無理だな 今年を含めて4年は活動出来ないと思うよ

早く良い報告 待っているぞ」


ーーーみんな挨拶に行くと、俺の本心を見透かされているな、でも何が有っても

ーーー7人の嫁さんは守り愛する

 大分日も暮れて来たので、急いでリーナ邸に帰宅すると、注文した食材が

届いていた

ーーー管理人が受け取ってくれたが やはり執事やメイドを雇わないと

ーーー明日 ホーネット伯爵を訪問しよう さぁ 夕ご飯の用意しなくちゃ


 カズトは、心を込めて一生懸命に料理を作り、テーブルに並べていると


「カズトー 美味しそうな料理だね ありがとー でも変だよ 何が有ったの」

 何時の間にかみんな部屋から出て、食堂に来ていた

「変か その様に見えるのか 覚えているか チビだった頃

俺はリーナを好きになり 結婚を申し込んだよな」


「うん わたしも嬉しかった 覚えているよ」


「リズには話ししたけど 13歳の時失恋したと 思っていたよ」


「カズトは わたしに引け目を感じていたから?」

 カズトは悲しい顔をして

「うん リーナと再会した時 凄く眩しく見えたよ 女々(めめ)しい男と思われても

仕方ないよ」

「でも リーナと逢えて 冒険者として一緒に仕事が出来て 強く成れたから

此のままでもいいやと思い 死んでも守ろうと思った」 

「でもリーナが 許嫁に手を出すなって言ってくれた時 本当に嬉しかった

盾になって守ろうとした事は 俺として当たり前の事だと思っていた」

「今は 嫁さん達を幸せにする事しか 考えられない こんなに重い夫は嫌かな」


 アリス

「わたくし達は冒険者で 死ぬ危険は常に有りますわ 実際にカズトは命を賭けて

わたくし達を守り カズトに深く愛されている 女性としては幸せの一言

嬉しいですわ」


 アルフ

「カズトは 誠実 こんな 私も 愛して くれる」


 ミシェル

「リーナは 表立って助けてくれる カズトは裏方に徹して助けてくれる

アリスもアルフも助けてくれた そしてカズトに愛された

この幸せに感謝します」


 カレン

「実家に居た時は 貴族の政略結婚の未来しか無かったですわ 冒険者になり

ライラックが引き上げていただき 今は大好きな旦那さんと一緒 これ以上の

幸せは無いですわ」


 セレス

「他の男と違い ライラックに加入した時から カズトから下心は

感じられなかった だから カズトを愛せたし わたしの気持ちに答えてくれた

もう死んでも 離れないわよ」


 サラ

「うちは 口も悪いし態度も悪い 気ぃついたら 好きになっとりました

そんなうちも 受け入れて貰いまして おおきに」


 リーナ

「せっかくカズトが 夕食用意してくれたから 食べようよー」

 席について食べ始めた時


 カズト

「食べながらで良いから 鑑定で調べて どう結論が出たかな~て思って

聞いても良いか?」


 全員渋い顔をして

 ミシェル

「わたしから 言いますわね かなりのバラツキは有りますけれど

概ね カズトの話しした通りなのよね~」


 カズト

「急ぐ代物で無いから 後数日鑑定してみて みんなが納得しないと ね」


「うん 判ったよ もう少しカズトに家事全般を お願いする事になるけど

良いかな?」


「良いよ まかして貰っても大丈夫だよ」


「じゃぁ お願いね」

 夕食を食べてから湯あみして、妻達は各々の部屋に戻る

翌日ホーネット伯爵邸を訪問し、執事に面会の予約を申し込むと、応接間に

案内された

 直ぐに伯爵はいらして、挨拶を交わし


「今日は何用なのかな?」


 カズトは言い難そうに

「お義父さんに 良い報告したいのですが 今までリーナ邸には管理人しか

居なくて 俺が今 家事全般をしています」

「執事とメイドを雇い入れたいと思いますので 紹介して戴けないでしょうか」


「リーナ別邸完成時に 執事とメイド等を 紹介する予定だったのだが

確かに子作りの時から 必要だったか」

「リーナ邸に 召使が泊まれる部屋が有るのか?」


「アイリーン殿下の部屋は 確保しとかないとダメですから 俺達と同じ階の

10部屋ですね」


「メイドは2人で1部屋として 執事とメイド長は1部屋ずつか 管理人は

何処に住んでいるのか」


「管理人は 1階の食堂の脇の部屋に住んで貰っています ライラックが依頼の

関係で 食事を頼んだり 後 庭の手入れ 長期に渡る仕事の時の管理も

お願いしている」


「冒険者は自宅に余り居ないから 今までは良かったのだが 此れからは無理

か 至急 執事とメイド長とメイドを 募集する」

「メイドは最初6人の 予定で考えている」

「人員が集まり次第 ライラックに面接をして貰う様にするから カズト君

もう少し待ってて貰えないかな」


「はい お義父 宜しくお願いします」

 深々と礼してから、ホーネット伯爵邸を後にし、その足で

クーベルタン商会に向かい、部屋の大きさを伝えてから、執事・メイド長

メイドの部屋に必要な家具を見繕って貰い、カズトはギルドカードで支払い

1週間後に配達設置してくれる事になった

 部屋に籠りっきりで3日目の夕食の時


「カズトー 長い間家事全般を任せてしまい ありがとう みんなも結論が

出たみたいなので 食後念話でリズに報告がてら 打合せしたいと思う

「みんなー どうかなぁ~」

 カズトを含めて賛成してくれていた、食事を始めて

「俺からも話しが有る 家事全般していて気がついた事は 嫁さんが妊娠すると

絶対に手が足りなくなると言う事」

「それで ホーネット伯爵に 執事やメイド長 メイドの募集をお願いした

それと 空いている部屋が10室有ると話し クーベルタン商会から 必要な

家具を見繕って貰い 購入の手続きもした 勿論 俺のギルドカードで

支払いは済んでいる」

「リーナ 怒られても仕方ない 勝手な事して ごめんな」

 カズトは怒られるのを覚悟して、俯いていた


「誰が怒るやねん アホか うちらの為に してくれたのやろ」


「わたしは 嬉しい カズトの 行為 思い思われ 幸せ いっぱい」

 セレス

「まいりましたわ 打算で動く男ばかり 見ていましたから 自然にわたし達に

気配りしてくれ 行動出来るカズトは 天然の女誑し(おんなたらし)ですね」

「わたしは 性格が曲がり過ぎていて 素直じゃ 無いのかしらね」

 リーナ

「そんなに自分を卑下しないでー リズを含めて わたしの大切な人達なの」

「カズトー 後で家具の購入代金は清算しますからねー とっても嬉しいよー」

「今日は 色々な事が片付きそう みんなー 食べ終わったら自室で横になって

楽な態勢で念話しよう」

「カズトも同時に参加して貰うから 食べ終わった食器はみんなで洗うわよぉー」

 後片付けをして直ぐに自室で横になり、念話を始めた

 リーナ

ーーーリズー 聞こえてる?」


ーーー聞こえているわ どうしたの


ーーーカズトの不妊の発言の変更を みんなで鑑定して調べていて

ーーー結果が出たの その報告と・・・ リズの声も聴きたかった


ーーーリーナ嬉しい事言ってくれますわね ウフフ

ーーーこの念話は リーナとだけのなの?


ーーーいいえ グループ念話にしているよぉー 只いっぺんに念話したら

ーーー混乱するから 今はわたしが 主に念話している

ーーー結論から言うね カズトの言った事 裏づけ取れたよ みんな

ーーー朝から晩まで 5日掛かったけど 全員カズトと同じ様な答えになったよ

ーーー女性も男性も魔法を仕事で良く使用すると 不妊になるよ やはり

ーーー魔法は☆付きになると 体力耐性値 魔力耐性値は100になり

ーーー魔法を使用しても 打ち消されて 不妊は解消される

ーーーこれは7人の鑑定で調べた結果 ほぼ同じ答えだったよー

ーーーそもそも++までの鑑定だと 体力耐性値 魔力耐性値の

ーーー数値は見えないし 大魔法使いの+持ちが居たら 50なのか100なのか

ーーー解るけど 魔法は昇華し難いから いないよねー

 アリス

ーーー絶対に無理ですわ 最初に魔法撃ったら 数発で気絶したもの

ーーー魔法の鍛錬は リーナの方法以外は 無いですわ


ーーーそうだよぉー でもライラックは☆付きだから 関係ないし リズも

ーーーどんどん鍛錬しても 大丈夫だよー

ーーー結論は ☆付きは魔法使っても大丈夫という事

ーーー話が長くなるから そろそろ念話終わるね


ーーーリーナとみんな達 情報 有難うございます 今度飲み会したいですわ

ーーーそれでは またねー


 念話は終了して、其のまま全員寝落ちしてしまう


 数日がたち、カズトは相変わらず家事全般をしていた時、ホーネット伯爵が

連絡もなく来訪

 カズトは応接間に全員を呼び、伯爵からのお話しを聞くと


 伯爵

「カズト君 すまない 執事やメイド等の募集を 儂の伝手を使って当たって

みたのだが 何処の貴族なのかと問われて 冒険者の と言った途端に」

「冒険者? 平民の所ですか と 言われて 伯爵 メイドを紹介する事は

出来ません せめて貴族でないと無理ですと言われて 全て話しすら

聞いて貰えなかった」

「まさか此処まで 貴族の身分に拘わる(こだわる)と思わなかった

恐らく アイリーン殿下経由で募集しても 真面な人材は望めないだろうな」


 カズト

「お義父さん 色々と手をつくして頂いて ありがとうございます

平民のライラックに来て貰える 執事やメイドを こちらで探してみます」

 伯爵は本当にすまなそうにして帰って行った


 カズト

「セレス 実家で店員を募集する時は どうやっていたの」


「商業ギルドに 募集を出しますよ でも 商業ギルドでSランクの資格が

ないと 募集しても まず ダメですわ」


「冒険者ギルドでSランクでも 商業ギルドでは通用しないよな」


「通用はしませんよ Cランクに登録には 農民だと年収相当額

6万は必要です」


「一気にSランクを求める事は 出来るか?」


「う~ん ライラックをどの様な形で登録するかで 変わると思います

みんなで うちの実家に行きましょう 餅は餅屋ですわ」

 直ぐにクーベルタン商会に行き、面会を求め挨拶もそこそこに


 カズト

「お義父さまの 知恵を貸して戴きたいと思い全員で参りました」


 店主

「ほう 商業関係の知識と見たが どの様な事なのだ?」


 カズトはセレスに視線を送り

「私から説明しますね ホーネット伯爵に リーナ邸の 執事 メイド長

メイドの斡旋を頼んだですけれど 伯爵が伝手を頼って貴族に聞いた所

平民の所には出せないと 全て断られてしまったのです」

「それで 商業ギルドに募集を出そうと思いましたが 商業ギルドカードを

持っていないので 作ろうと思いましたが 低ランクしか作れない様なので」

「お父様 良い知恵をお貸しして貰えないでしょうか」


 店主

「リーナ邸の使用人の募集か Sランクの商業ギルドカードは必須だな」

「フフッ 商業ギルドマスターは 何時もふんぞり返って 偉そうにしていて

気に食わない奴だからな 少しビビらせてやるか」


「お父様 何をされるのですか もし法を犯す事ですと アイリーン殿下に

筒抜けですから クーベルタン商会は 取り潰しになりますわ」


「セレスティーヌよ 法を犯しての話しでは無い 推薦人を立てるのだよ

アイリーン殿下は ライラックの一員のままだよな」


「はい ライラックを抜けてはおりません」


「アイリーン殿下は 発起人の1人ですから推薦人には成れないよ

推薦人は 国王陛下 ホーネット伯爵 キャメロン男爵 クーベルタン商会

これなら Sランク商業ギルドカードは 無料で発行されるだろう」

「もし ギルドマスターが ごねる様だと陛下が ギルドマスターの

更迭してしまうだろうな」

「問題は どの様な形態を ライラックとして 考えているのかだ」


 リーナ

「う~ん 家で働いて貰う人の募集からの話しだからー どうしよぉー」

「サラー アリスー カレンー どうしたら良いか教えてー」


 サラ

「ライラック印の版権使用料も 今後発生しますわ ですから最低でも商店

出来たら商会を 立ち上げてしまった方が 良いかと思う」


 アリス

「ホーネット伯爵家との 打合せにリーナが直接関わるのは 問題になりそう

リーナは冒険者ですから 貴族で言えば代官を置くって感じで 商会の店主に

任せる形が良いと思いますわ」


 カレン

「ライラック商会を 起こせたとしても 実際の信頼は無いですから

クーベルタン商会の子商会として 始めるのが宜しいかと思いますわ」

「実際 ライラック商会は代官に相当する店主と 使用人が育つまでは

完全に 実体のない商会となりますわね 人材育成は時間がかかりますからね」


 リーナ

「わたしの 立ち位置は名前だけの 総支配人って感じかな?」


「恐らくライラック商会が上手く商売開始しても リーナは名前だけだと思うぜ

俺達は 冒険者だからなー」


 店主

「推薦状は本人が 王宮法務部で書くのが普通なのだが キャメロン男爵は

遠隔地にいらっしゃるから どうしたら良いのか・・・」


 アリス

「家は問題無く 推薦状にサインしてくれるわ まずアイリーン殿下に話しをして

陛下に承諾して貰わないと リーナ 王城に行きまして 正式に

謁見の申し込みをしましょう」

 挨拶もそこそこに、王城に衛兵に謁見の手続きに来たと説明していたら

またリズが走って来て、リーナの腕を掴むと引っ張って行ってしまう


「俺 この間も見た様な光景だな」

 ミシェル

「追いかけないと 入れなくなるわよぉ~」

 慌てて追いかけて行き、王族専用会議室に入ってしまう


 リズ

「ライラックのみなさん 衛兵から正式に謁見の申し込みと聞いたのだけれど

個人で訪問した時も わたくしを通して下さいね 直ぐに手配しますから ね」


 アリス

「そうしますと 全てリズを通すって事かしら 衛兵にライラックと名乗れば

アイリーンに話しが行く様に なっていると思って宜しいのですか」


「その通りです 陛下に正式に謁見を申し込みにいらしたと 聞きましたが」


 リーナはアリスを見た

「フフッ 確かに今回の説明は リーナには辛いですわねー」

 アリスはリーナ邸であった事や、クーベルタン商会での経緯を説明し


 リズ

「わたくしに そのお話しを持って来ても 此処の次女やメイドは

王城勤めだから来ていますから 絶対に無理ですわね」

「それで 推薦状ですか わたくしもまだ ライラックの一員として

登録されていて 嬉しいですわ」


「当たり前だ リズが脱退を願う場合は別だが 此方から追放する様な真似は

絶対にさせない」

諄い(くどい)かも知れないけど こういう事は口に出して言わないと

伝わらないからな」


 リズ

「カズト ありがとう」


 リーナ

「友となり信頼して出来た絆は 離れているだけでは 切れないからねー」


 リズ

「わたくしは発起人ですから 陛下に推薦人をお願いしましょう」

 と言い、直ぐに陛下を呼んで来てしまう

 陛下が会議室入室され、跪いて臣下の礼の後、来訪した目的を説明した

「王家の推薦状は 商業ギルドカードの発行のみか 問題は無いが

キャメロン男爵は遠方だから どの様な理由で呼ぶかが問題だな」


 リズ

「策謀を巡らせると 周り廻って自分の首を絞める事に なります

王都に呼ぶ理由は 本当の事を話しして 来て貰った方が良いですわ」

「自分の娘の加入しているライラックが 新たな事にチャレンジする訳ですから

旅費を使っても 苦にならないと思います」

「それと キャメロン家も貴族ですから 王家の推薦状に家名が連なる事は

とても名誉だと思いますけれど 陛下どうでしょうか?」


 陛下

「アイリーンの言う事は 真正面から捉え誠実に対処せよ と言う事になるな

ライラックとの5年は 無駄どころか人としての成長が著しい」

「キャメロン男爵には直ぐに親書を送り 王都に来て貰うとする 細かい詰めは

「ホーネット伯爵 キャメロン男爵 クーベルタン商会で取り決め 詳細を

アイリーンに伝えて貰えれば良い」

「変更点が有る場合は アイリーンから伝える事とする」

 指示を出されてから退出して行き、臣下の礼を取り見送る


 リーナ

「リズー 仲介してくれて ありがとー ホーネット伯爵家とクーベルタン商会に

行って 報告します」

「みんなー 行くよぉー」


 挨拶もそこそこに下城して行き、残されたリズは

ーーーやはり寂しいですわね わたくしも陛下の補佐をし

ーーー早く一人前になりませんと ライラックは新しい事を始めている様ですし


 リーナ達は両家に陛下と決まった事を説明し、全て終わった時は

夕方になっていた


「みんなー 酒場で食べようか 何時もカズトに家事して作って貰うから

カズトの慰労も兼ねて ね」

 賛成してくれ、いそいそと酒場に向かう


 リーナは言い難そうに

「みんなに提案が有るのだけれど 妊娠するまでは何時もの鍛錬しようかと

思うけど どうかな」


 アリス

「わたくしは 鍛錬したいですわ カズトにばかり家事全般をさせるのは

気が引けますし」


 アルフ

「家事も みんなで した方が いいです」


 サラ

「うちも 掃除洗濯は出来まっせ」


 セレス

「一応わたしも 家事は出来ますよ」


 カレン

「努力して 覚えますわ」

 余り自信は無さそう、大商人と貴族の箱入り娘だからか


 ミシェル

「料理は 農民の料理しか出来ませんが 頑張ります」


 カズト

「みんなで 鍛錬し汗を流して 美味しい料理を作って食べる

俺は嬉しい リーナの言う通りに明日からしようか」

 その日は酒は飲まないでお腹いっぱい食べて、暫くぶりに楽しんでいた


 1ヶ月たった頃、ケーニッツよりキャメロン男爵が、王城に到着した

男爵は行程を半分の日数でくるとは、余程陛下の呼び出しに驚いた様だ

 王宮よりライラック・ホーネット伯爵・クーベルタン店主を招集し

陛下より招集した理由を話し、キャメロン男爵に推薦状に賛同して貰う様に

陛下が頭を下げた


 陛下

「この推薦状は 個人的な依頼だから 命令するのには (はばか)られるからな

キャメロン男爵 協力して貰えないだろうか」


 男爵は泣きそうな表情で

「陛下 喜んで協力します 頭を上げて下さい」


 王宮法務部に移動して、商業ギルドの新規商会Sランクギルドカードと

商会の口座申請書に、発起人としてリズを含めた全員の名前を記入して次に

推薦人として国王陛下・ホーネット伯爵・キャメロン男爵

クーベルタン商会当主が、推薦状に記名捺印した王家の紋章入りの書類が

出来上がった

 推薦状は6枚作られ、5枚は関係者の控えとして渡され

 次に発起人全員の商業ギルドの、ギルドカードとギルド口座の申請書を作成

 法務部職員が

「この推薦状で拒否された場合 直ぐに法務部に連絡して下さい 直ぐに

対処しますので その時はお願い致します」

 凄く丁寧に説明して戴き会議室に戻り


 陛下

「この書類は紋章入りで作成したから 問題無く許可が出るだろう

因みに 商業ギルドはこの書類の申請で 紹介料 手数料の徴収は

出来ないからな」

「必要な手数料は 各個人の商業ギルドカードと口座開設の分だけだ

冒険者ギルドカードと口座開設は 無料なのだがな」

「ライラックと言い アイリーンと言い お前達が関係する事案は

今まで知らなかった事を 教えてくれ面白いな」

「今後ライラック商会が 発展していく事で マッドタートル商会が

ボロを出す可能性が 有るかもしれんし な」

 陛下は笑いながら言い、会議室を後にした、暫くして


 リーナ

「あぁー 臣下の礼するの忘れたぁー お話しされ笑いながら退出するから」


 リズ

「大丈夫ですわ 此処に居る伯爵 男爵 商会主 ライラックは絶対に

不敬罪を問われないと 思いますわ」

「執務している時は 絶対に笑みを見せませんから」


 リズも伴いその足で商業ギルドを訪問、ギルドマスターに

面会の予約をすると、受付嬢は直ぐに確認して

「今なら面会出来ますよ どうしますか」

 当然直ぐに面会すると、ギルマスは

「冒険者が商会立ち上げ申請と商業ギルドカードの申請とは 珍しいな」

 リーナは申請書類を提出すると


「君達9人が 各々商業ギルドカードと口座の開設か 手数料がかかるが良いか」


 リーナ

「はい 9人分纏めて支払います アルフ共通のお財布からお願い」


「身分を証明する書類は 有りますかな」

 ライラックはテーブルの上に冒険者カードを置いた


「貴方達の身分は確認出来た 個人のギルドカードと口座の開設は出来るよ」


「次に商会の立ち上げ申請は受理しよう だが いきなり商会をSランクで申請だと

余程の事が無いと 受理はされないぞ」 

「商業ギルドのシステムを話してやる 最初はCランクで 平民だと

1年分大体10万を加入金として徴収 Aランク以上は推薦状が必要だ

平民で100万 Sランクは200万は最低必要だぞ」


 リーナ

「わたし達は全員Sランク冒険者です」


 ギルマス

「確かにSランク冒険者だとは 認めるが 商業ギルドでは意味をなさないよ」


 リーナ

「そうですか それならこの推薦状を提出します この推薦状でも加入金が

必要なの?」


 冒険者ギルドカードをしまい、発行されたばかりの推薦状を置いた

ギルマスは手に取り読み始めると、わたし達と推薦状を交互に見て


 ギルマス

「この推薦状でも加入金は必要だが 君達がこの推薦状の者とは・・・

どう見ても思えない」


 リーナ

「どうして見えないのでしょうか?」


「冒険者でも商会を起こす者は居るが、君達みたい若い者は居ないよ

誰かに依頼されて来たのだろう」

「この様な推薦状を どう見ても若輩者が持っている訳が無い」


 リーナ

「私たちが若いってだけで 信用してくれないの? 今なら不問に出来るけど」


「俺は冒険者カードの実態は知らないから 君達が提示したカードの真偽も

定かでないしな」


 リーナはリズに念話で

ーーーやって良いよぉー

 リズ

「推薦状は本物と認めていますの?」


「確かに本物だが 君達と釣り合わない書類だ」

 リズ

「わたし達ライラックを信用していただいて 此のまま 商業ギルドカードの

申請を通してカードを作っていただければ 今までの事は全て不問になりますよ」


「地位の高い人物の証言が有れば別だが 今この場にはいないよな だから

この話しはこれでお終いだ」


 リズは言葉を強めで、フードをずらして顔を見える様にしてから

「ギルドマスター殿 わたくしの顔を見忘れましたか? 良く見て下さい ね」


 暫らくじぃ~と見ていたが、段々顔が青くなり震えてきて

「アイリーン エクルストン皇女さま ですか」


「そうですよ 陛下公認で Sランク冒険者として 正式に冒険者ギルドに

登録されていますわ」

「わたくしの名前を出さない時なら 不問にする事が出来たのでしょうに

リーダー どうしましょうか」


「アイリーンの不問の話しを蹴ったのだから 一度王宮に戻り陛下の判断を

仰いだ方が 良いと思う」

「わたしが リーダーの権限で不問にする事は出来るけど アイリーンの

権威を(ないがし)ろにするから やりたくない みんなー 王城に行くよぉー」


 リーナは推薦状と立ち上げ申請書を回収して、商業ギルドから立ち去って行き

残されたギルドマスターは、更迭される未来を見ていた


 直ぐに陛下との面談を求め、専用会議室に直ぐに通される

商業ギルドでの経緯を全て話ししてから、リーナはギルドマスターの

罪の減刑嘆願をした


 陛下

「リーナ フローリアよ 何故 嘆願するのか」


「それは シリル ダルレの件です 彼は剣紳に昇華していました 確かに

仕事をしない事は 叱責されるのは 仕方がないのですが」

「結果は 盗賊の頭領になり 悪事の限りをつくして 最後に処刑される・・・」

「あの時 師団長の地位剥奪のみにして降格処分し 鍛え直した方が王国にとって

良かったのではないかと 今は思っています」

「王国にとって 剣紳を1人失ってしまい わたしは少し後悔しました 1回は

やり直す機会を与えた方が 人材の活用には良い結果が出ると思いまして

嘆願しました」


 陛下

「理由は解った リーナの言う事に一理有る 今までなら 儂のサインの有る

推薦状で 話しが通らなかったら 最低で更迭 不敬罪を適用して罪にして

いただろうな」

「リーナ フローリアの嘆願を受理をする」

「ただ この決定は直接申し付ける事にするから ライラックも出席する事を

命ずる」

 執事に明朝10時までに、商業ギルドマスターに登城をする様に命令し

商業ギルドカード作成に必要な、書類・道具も持参する事も命じ

 ホーネット伯爵・キャメロン男爵・クーベルタン商会店主にも、同時刻に

登城する様に手配した

 翌日会議室に、全員揃ってから陛下のお言葉から始まったが


「ギルドマスター 王宮発行そして俺の署名の有る推薦状の相手が 若造だからと

見かけで判断して 商業ギルドSランクカードの発行を 渋ったそうだな」


 ギルマスは土下座し額を床に付けて

「陛下の仰る通りです」

 傍から見ても、震えているのが判った


 陛下

「本来なら 最低で更迭 重い場合は不敬罪 扱いとする案件だ」

「だがな儂に ライラックのリーダー リーナ フローラルより 罪の

減刑嘆願を直訴して来た」

「アイリーンも不問にすると言っていて それをお前は聞き入れなかった

アイリーンが交渉していたから リーナは リーダー権限で不問に出来なかった」

「それなのに 嘆願して来た この意味判るか」


 震えながら

「いいえ 判らないです」


 陛下

「リーナ フローリアはな 1回の間違えは許して その後 真摯に誠実に

行動して仕事する機会を 与えようとしているのだよ」

「今まで通り 商業ギルドのギルドマスターの仕事を 誠実にする様に命じる

2度目は無いぞ」

「さて ライラックから申請していたSランクギルドカードを 作成する関係者は

全員いるから この場で ギルドマスターに作成して貰おう」


 リーナは申請書と推薦状と、ライラック全員の冒険者ギルドカードを提出し


 リーナ

「発起人 9名此処にいます 申請書の記載内容と本人確認して下さい」


 陛下

「この推薦状に 記名している本人が全員此処に居るから 偽物で無い事は確認

出来るよな ギルドマスター殿」

 圧が凄く、ギルマスは青い顔をして、確認作業をして直ぐに、ライラック商会

Sランクギルドカードと、9人の個別商業カードと口座が交付され

 既定の手数料は、アルフより9人分纏めて支払った


 リーナは受け取り、全員立ち上がり礼をし

《ギルドマスター殿 ありがとうございました》


 ギルドマスターは持ち込んでいた機材と共に下城して行った


 陛下

「全員今日は此のまま泊まって行ってくれ 其々の進捗状況や将来考えて居る

構想等も 聞きたいし 当然夕食に関しては ライラック好みとして有るからな」

 笑いながら話しして、お言葉に甘えた

陛下や伯爵と男爵等貴族の立場の違い、商会や冒険者の考え方等、多岐に渡る

話し合いをし、法律外の大麻草やマッドタートル商会の対応も、話し合った

 翌日、全員下城しライラックはリズと共に、商業ギルドに行きライラック商会の

求人募集の依頼をして、もう一度登城した

 昼食を御馳走して貰い、リズはとても嬉しそうにしていた


ーーーリズは会食をしたいって言っていたよねー 喜んでいるみたいで良かった


 殿下はかなりストレスを溜めている様だから、今日の会食は良かった

ライラックは夕方まで、リズと話してから本当に下城する

 いよいよ求人募集がスタートしたが、執事やメイドの求人来た人は

どれもクセの有る変わり者が多く、王国歴165年

ライラックはどうなる事か・・・

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