第117章
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〜〜〜ナディアの回想の続き〜〜〜
若き日のナディアは図書館で出会ったハンサムなジュズッピからカフェに誘われたことは悪い気がしませんでした。そればかりか彼女の中ではかつて思っても見なかった事に、何故かジュズッピの事が気になり始めたばかりか徐々に惹かれてゆくのを感じるのでしたーーー
ジュズッピ「よくこの図書館に来られるのですか?あまり見かけませんでしたが。」
ナディア「かれこれもう2年位は毎週来ておりますのよ。ですが一度に纏めて借りますのでタイミングが合わなかったのかしらね。私も貴方のことお見かけしませんでしたから。」
ジュズッピ「そうですか。しかし奇遇にもあのマイナーな作家のファンだったなんて僕の周りにも一人もいませんから話が合わなくて。今回はこの本は貴方に譲りますので今度またお会いしたら感想をお聞かせください!」
ナディア「あら、それなら種明かしになってしまいますわ、宜しいの?読まれてからのほうが宜しくって?」
ジュズッピ「いいんですよ、貴方の感想をお聞きしてから私が辿っていくのも面白いですしね!」
ナディア「あら、そんな事仰って読まないおつもりではありませんの?フフッ!」
ジュズッピ「ハァ、バレました?実は図書館に綺麗な方がいらっしゃる事を友人から聞いていたので訪ねた次第でして……あ、言っちゃった……」
ナディア「まぁ、それって私の事?ご冗談はよしてくださいな。」
ジュズッピ「いいえ。正直、貴方の美貌に一目惚れです。是非お付き合いをお願いします!」
〜〜〜〜回想終わり〜〜〜〜
ナディア「こうして私たちの図書館デートが始まりましたの。フフッ、この年でこんな事話すなんて何だか照れくさいわね。」
ザマンサ「あら、そうだったのね。清純な青春の思い出で素敵ね!それで、その後どうして別れてしまったのかしら?」
ナディア「残念ながら学生の分際の私のこうした付き合いを知った父は一存で理事長に掛け合ってなんと私を海外の分校へ飛ばしてしまったのです。あの時の私の心は引き裂かれんばかりでしたわ。それでジュズッピと離ればなれになってしまってから、大変なことが発覚したのです……それは、」
ザマンサ「何よ、大変な事って?まさかそんな!」
ナディア「ええ、貴方のご想像の通り。彼の子供を身籠っていたの。それがケセラよ!」
ザマンサ「ということは、ケセラはジュズッピとの子供ってことなのね!そんな事って、何かの間違いじや……」
///to be continued!!!☆☆☆〜〜〜




