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その2
「すまねぇ、事前に言ってくれりゃあお茶菓子の一つは用意したんだが・・・」
「いいわよそんなの。私は・・・」
家に入って2分半で赤面する天神川。
見かねた出羽が本題を告げた。
「最近、君の様子がおかしいとよく天神川から聞くんだが・・・何かあったのか?」
目を見開き冷や汗をかく山城。
それを見てか、天神川も復活し、ポケットを弄った。
「山城クン、すごい汗だけど大丈夫?」
天神川が、フリルのついた水色のハンカチを渡そうとした、が。
「やめろッ!ふざけてんのか!?」
「ちょ、ちょっと何よ!」
山城が、天神川のハンカチを振り落としたのだ。
「どうしたんだ山城。とりあえず落ち着け、な?」
「落ち着いてられるかってんだ!こちとら一人消えてんだよ!」
「もしかして・・・」
「・・・瑞穂が消えた。さらわれたんだ、きっと」
「わかったっ、一緒に捜したげる」
そう天神川が言った瞬間。
「マジか!ありがとな!!」
手を握られ半ば興奮状態の天神川。ボッと顔が赤くなる。
「一緒に・・・探しましょ」
山城は微笑んで言った。
「そうだな」




