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アンドロイドは魔法少女の夢を見るか?③  作者: 和泉 十三
第二章 人間は勘違いしやすい
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その2

「すまねぇ、事前に言ってくれりゃあお茶菓子の一つは用意したんだが・・・」

「いいわよそんなの。私は・・・」

 家に入って2分半で赤面する天神川。

 見かねた出羽が本題を告げた。

「最近、君の様子がおかしいとよく天神川から聞くんだが・・・何かあったのか?」

 目を見開き冷や汗をかく山城。

 それを見てか、天神川も復活し、ポケットを弄った。

「山城クン、すごい汗だけど大丈夫?」

 天神川が、フリルのついた水色のハンカチを渡そうとした、が。

「やめろッ!ふざけてんのか!?」

「ちょ、ちょっと何よ!」

 山城が、天神川のハンカチを振り落としたのだ。

「どうしたんだ山城。とりあえず落ち着け、な?」

「落ち着いてられるかってんだ!こちとら一人消えてんだよ!」

「もしかして・・・」

「・・・瑞穂が消えた。さらわれたんだ、きっと」

「わかったっ、一緒に捜したげる」

 そう天神川が言った瞬間。

「マジか!ありがとな!!」

 手を握られ半ば興奮状態の天神川。ボッと顔が赤くなる。

「一緒に・・・探しましょ」

 山城は微笑んで言った。

「そうだな」


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