30家族
「ユディあんちゃん、大好きーーっ!」
今日も今日とて、ユディはトビークレイの唐突な抱擁を受ける。
トビークレイは勇者フェンネルになりたいだけあって、旅に興味津々だった。
ユディは旅の軌跡を根掘り葉掘り聞かれ続けていたのだが、その日は少し毛色が違った。
「ユディあんちゃんの生まれ故郷ってどんなとこなんだ? リコリねえちゃんのは、昨日聞いたんだー」
トビークレイは子供らしく、気に入った人の影響はすぐに受ける。
そのため、自分も全身鎧を着たいと言い出すまでに、そう時間はかからなかった。
しかし、ためしにリコリネがガントレットを外し、彼に背負わせて一日を過ごさせたところ、二度と鎧のヨの字も口にしなくなったのは、ユディもリルハープもジュナライアも面白く思っていた。
その代わりのように、トビークレイはリコリネの境遇を根掘り葉掘り聞き続け、ついにユディの方にもそれが飛び火してきた、ということだ。
ユディは、困ったように眉をしかめる。
「うーーん。それが、あんまり覚えてないんだよ…。何故か昔の記憶があいまいで」
「!! なんだそれ、カッケエな、あんちゃん!」
相変わらず、トビークレイはユディが何を言っても好意的に受け止める。
「なあなあ、じゃあ、場所は? どこにあるんだ? オイラ、いつか旅に出たら、ユディあんちゃんの故郷を見てくる!」
「ええ? そうだなあ、硬の大陸の、ララの樹の霊樹がある村が、多分一番近くの村なんだろうと思うけど…。たぶんもう、行っても何にもないと思うよ。数年前に滅びてるし」
「か、カッケエ…!!」
トビークレイはユディの境遇に痺れている。
「ごめんトビー、なぜかわからないけど、微妙に恥ずかしいからそこに痺れるのはやめてくれないかな!?」
「くすくす~~、ご主人サマ、悲劇の主人公みたいでカッコいいですね~~?」
「ほらこの妖精がすぐ調子に乗るから!」
「ナオ~ン!」
「こらニャンニャ…!」
いきなりニャンニャが数匹、ユディの体のすき間を狙って顔を突っ込んできて、ユディの心は傷つく暇もなかった。
ユディが仕方なく、群がってくるニャンニャを丁寧に撫でていると、「たっだいまー」とジュナライアが帰ってきた。
いつもは夕方に帰ってくるはずのジュナライアの早めの帰還に、ユディたちは驚く。
「あ、たぶん、とうちゃんが帰ってきたんだ!」
すぐに何が起こったかを察したトビークレイが、急いで玄関まで駆けていく。
ユディたちも急いで追いかけていくと、ジュナライアの後ろに、無精ヒゲを生やした、精悍な顔つきの男が立っていた。
「とうちゃん!」
「オッス坊主! 聞いたぜ、順調に悪さしてたんだってな?」
「とうちゃんに似たんだぜ!」
「ぬかせクソガキ!」
そう言って、男は軽々とトビークレイを持ち上げる。
少年はされるがままに、高い高いと放り投げられるコミュニケーションを、声を上げて楽しんでいる。
ジュナライアは、男の背後で、その光景を幸せそうに眺めている。
だが、その表情は、普段とは別人のようだった。
まるで、恋する少女のような瞳をしている…と、ユディには思えた。
(あれが、親子……)
今更ながら、ユディはそう感じた。
親子連れを見たのは初めてではないはずなのだが。
あの父親が息子に対して行う接し方を見ると、自分が今までトビー少年に対してよそよそしく接してきていたのではないかと思ってしまうくらいだ。
それくらい、目に見えない何かを感じる関係に見える。
隣を見ると、リコリネも、なんらかの感慨を持って、じっと親子の方を眺めている。
時々、ユディにはリコリネが、とても孤独に見える。
リコリネには、貴族の両親も祖父母も居るはずなのに。
貴族の家庭と、庶民の家庭では、やはり接し方が違うということなのだろうか。
「ようニーチャン、話は聞いたぜ、うちの坊主が世話になったどころか、村の問題も解決して貰ったってな! オレはヴィッツロー。そうは見えねーだろうが、庭師の仕事をやっている」
ヴィッツローは、片手でトビークレイを抱き上げたまま、ユディに近づいて片手を差し出す。
ユディは、その手を握り返した。
「旅人のユディと言います。僕の方こそ、すっかりこちらの家でお世話になってしまって。貰いすぎてしまってないか、心配なくらいです」
「がっはっは! 謙虚なニーチャンだな!」
ヴィッツローは、一度握手を力強く上下に振って離すと、すぐにリコリネの方に手を差し出す。
「まさか本当に全身鎧を着てるたぁな、骨太なネーチャンだ。あんたのほうが村の名物になるんじゃねーかって言ったら怒るかね?」
「…ふふ、光栄です。ヴィッツロー殿は、やはりトビー殿の父君なのですね…という感じで、とてもよく似ていらっしゃるので、初対面でありながら、親しみを抱いてしまいそうです」
リコリネも、握手に応じた。
「がっはっは! そりゃこちらこそ光栄だな! トビーにやるように接してくれて構わんぜ。つっても、抱きしめられて頭の一つでも撫でられちまったらどうしような、うちにはカミサンも居るからなぁ」
「アンタ! バカなこと言ってないで、とっとと荷ほどきしな!」
「へいへい」
ヴィッツローは、ぺいっとトビークレイを下ろすと、逃げるように自室の方へと荷物と共に引っ込んでいく。
ジュナライアは、困ったように腰に手を当ててそれを見送っている。
「ユディあんちゃん、どうだ、うちのとうちゃんは! カッコいいだろ!」
トビークレイの言葉にユディが答えようとしたとき、肩に乗っていたリルハープが不満げな声を出した。
「リルちゃんのことはスルーされました~~っ、肩に止まってる虫だとでも思ったのでしょうか~~、ぷんぷん~~」
「あ、ごめんリルハープちゃん、村の人の前だったから、リルハープちゃんの説明はしてなかったんだよ! あの人、言われないと気づかないからねぇ」
「ごめん!」と両手を合わせながら、ジュナライアは申し訳なさそうにしている。
リコリネは感心したような声を出した。
「ある意味では度量の大きな方ですね、妖精の珍しさにも気づかずにいられるとは」
遅れて、ユディはトビークレイの頭を撫でる。
「本当に逞しくて、かっこいい人だね。あと、僕の倍くらい強そうだ」
「そうだろそうだろ!」
トビークレイは嬉しそうに、ユディの足にギューッとしがみついた。
「ふふ、でもトビー殿は庭師を継がず、勇者になられるのですね?」
リコリネの言葉に、トビークレイは胸を張った。
「あったりまえだろ! とうちゃんはカッケエけど、庭師はダセーからな! 土いじりなんて、オイラには向いてねーって。パーッと敵を倒す方が、もっとカッケエ!」
トビークレイの言葉に、ユディは意地悪く笑いかけた。
「じゃあ、まずは外道ガラス退治からかな?」
「ぐっ…!?」
声を詰まらせる息子の姿に、ジュナライアはたまらず大笑いをした。
「あっはっは! さぁさ、もうちょっと眺めてたいけど、アタシは旦那を手伝ってくるわ。ユディさん、今日の晩御飯は、一人分多めに用意して貰える? あの人は大食いだからね、たっぷり用意しといておくれ!」
そう言ってジュナライアは、仕事で焼いてきた今日の分のパンの入った籠を、ユディへと差し出した。
ユディは慣れた手つきで受け取る。
「わかりました、ジュナさん。トビーは僕の手伝いをするか、リコリネと遊ぶか、どっちがいい?」
「そうだなー、ユディあんちゃんを手伝ってやるよ、オイラが有能だってとこ、見せてやる!」
「あらこの子ったら、アタシの時はなーんも手伝いなんてしないクセに!」
「ふふ、では私は、洗濯物でもいれてきましょうか」
「じゃあリコリネはリルちゃんが手伝ってあげます~~!」
各自でやることをパッパと決めて行き、すぐにいつも通りの生活に戻った。
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「ピクニックですか?」
ユディは夕食をとりながら、ヴィッツローの言葉を繰り返す。
「おうよ。こっちに戻ってきたら、親子三人で必ずやってんだ。つっても、しばらくは村の昔馴染みと酒盛りだのなんだのをやる予定なんだがよ。それが終わったら、ニーチャンたちも一緒に行かねーか?」
「うわあ、行こうぜあんちゃん、ねえちゃん!」
トビークレイは、夕食を頬張りながら、歓声を上げる。
すぐにジュナライアが、笑いながら付け加えた。
「アンタ、ダメダメそんな誘い方じゃ。アタシらと違って、この人たちは奥ゆかしいからね、『いいんですか? ご迷惑では?』って言っちまうのさ。だから、ユディさんたちは、絶対参加決定ね!」
「まあ~~っ、ジュナライアったら、ご主人サマとリコリネのことがよくわかってきていますね~~っ、すっかり仲良しです~~!」
「あっはっは! これでも母親やってるからねぇ、若い人らの考えぐらい、ちょちょいと読めるのさ」
リルハープへと笑うジュナライアへ、ユディも釣られるように笑った。
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいますね。楽しみです」
「酒盛りということは、お二人とも帰りが遅くなられる予定ではないですか? よろしければ私と主で、トビー殿を預かりますが」
リコリネの提案に、ヴィッツローは「ナイス!」と膝を叩いた。
「そりゃ助かるぜ! 一応大人連中の中に連れて行くんだが、やっぱ毎回退屈そうでよ」
「ケッ、そりゃそうだろ、酔っぱらいの戯言を聞かされ続けて、何が楽しいんだっての」
悪態をつくトビークレイに、「ほらな、これだよ」とヴィッツローは肩を竦めた。
「預かりついでに、うちのクソガキに、もうちっと可愛げってヤツを教えて欲しいくらいだぜ」
「あははっ! 僕の肩にも可愛げが無いのが乗っていますし、お互いに苦労しますね、ヴィッツローさん」
「ご主人サマ、そのケンカ高値で買いますよ~~?」
ぎゃーぎゃーとやり出したリルハープとユディに笑いながら、ジュナライアは「そんじゃ、うちの子をよろしくね」とリコリネへと応じた。
「帰ってくるのは明け方くらいになるから、ユディさんたちはさっさと寝ちまっていいからね? 久々にゆっくりさせてもらうわー。やっぱ面倒を見てくれる層が居るってありがたいんだねぇ。ユディさんもリコリネさんも、いっそうちの子にならない?」
「うわあ、それいいな! そしたら、あんちゃんとねえちゃんが、オイラのホントのあんちゃんとねえちゃんになるってことだろ!」
目をキラキラと輝かせて、トビークレイはユディたちを見てくる。
ユディは驚いた様に、「家族に……?」と口にした。
家族…。
なぜだろう、姉のことはすぐに思い出せるのに、両親のことは思い出せない。
いや、居るのは確かだ。
姉が、「父さん、母さん」と呼んでいた声だけが、明確に思い出せる。
だが、それだけだ。
急に考えこむユディの隣で、リコリネが代わりに返答をする。
「ありがとうございます。お気持ちだけ受け取っておきます。我々にはまだ、旅をする理由がありますので。それを果たした暁には、今日の提案を再考させてください。そうですよね、主」
リコリネの言葉に、ユディはハっと顔を上げる。
「あ、ああ…。…でも、あと少しくらい、滞在を伸ばすくらいは…」
「主、いけません」
強い口調で、ぴしゃりと言われて、ユディは驚いた。
リコリネだって、ここでの暮らしを気に入っているはずなのに。
ゆっくりと、楽しみながら旅をしようと提案した時にも、反論はなかったはずだ。
なぜ、と聞こうとしたところを、トビークレイに遮られた。
「えーーーっ、オイラ、あんちゃんとねえちゃんと一緒がいい! お別れはヤダ! ヤダヤダヤダ!」
ダンダンと地団駄を踏み始めるトビークレイに、父ヴィッツローのデコピンが飛んだ。
「こらクソガキ、お客さんを困らせるんじゃねぇ! 今日はオレとニーチャンと三人一緒に寝るってので我慢しろや」
トビークレイは、額をおさえながら泣きべそをかく。
反論をしたいようだが、父親と久々に一緒に眠れるのはやはり嬉しいらしく、言葉を飲んでいた。
その夜、父の帰還に興奮しきっていたトビークレイは、ヴィッツローに引っ付くようにして横になると同時に、寝息を立てていた。
ヴィッツローは、「やれやれ」とぼやきながら、息子の頭を撫でる。
「…ステキなご家庭ですね」
ユディは、思わず、といったように、トビークレイを挟んで寝転がったまま、話しかける。
ヴィッツローは、「まあな」と、まんざらでもなさそうだ。
「そういうニーチャンこそ、いいパーティー組んでるじゃねぇの。羨ましいぜ、別嬪さん二人に挟まれてよ」
「ええ? ヴィッツローさん、リコリネの素顔は見たことが無いですよね?」
「カミサンから美人だって聞いてんだよ。寝るときゃ鎧を脱ぐらしいじゃねーか。つってもまぁ、仕草を見てりゃ想像はつくだろ。たおやかな仕草っつーのかな、あのネーチャン、貴族か何かか?」
「よくわかりましたね!」
「おうよ、オレの奉公先が貴族の庭なもんでよ。そこのお嬢さんが、ちょうどあんな雰囲気でな。そのお嬢さんも少し変わりもんで、使用人であるオレによく話しかけに来るんだわ。まあ、目当ては薔薇のようだが……。お嬢様にとっちゃ、自分とは縁遠い世界が物珍しいんだろうな」
「なるほど。でもそれって、仕事のやり甲斐がありますね」
「まあ…な。オレとしちゃ、食える植物を育てる方が張り合いが出るんだが。と言ったらまあ、面白そうに笑われちまったぜ。だが、どうすっかなぁ、村の財政が潤ってきたら、トビーの傍に居てやるために、オレもこのお勤めを辞めるべきかどうか…ガラにもなく悩んでるぜ。なんだかんだいって、あの庭に愛着がわいてきちまってよ」
「ああ、そうですね、丹精込めて向き合ってきたものならなおさら、お別れの踏ん切りがつかないのもわかります。……僕も、トビーとのお別れに踏ん切りがつかないのもあって、一層よくわかります」
「おお、このクソガキを気に入ってくれるなんざ、ありがてーこった。あとちょっと年齢が行ったら、父親なんて存在は疎まれるんだろうと思うと、この懐きっぷりは可愛いもんでな」
「どうでしょうか、トビーは真っすぐ育ちそうな気もしますが」
「ニーチャンは育ちが良いからそう思うんだろ。オレぁその辺は期待しねーことにしてるぜ、裏切られた時にダメージがでかいからよ」
「あははっ! ヴィッツローさんは意外に繊細なんですね。それとも、父親になるって、そういう感じなのかな」
「かもな。ニーチャンも家庭を持ってみたらわかるんじゃねーか?」
「家庭を……。あんまり想像がつかないです」
「そうか、まあそんなもんだろうな。オレだって、ほんの十何年前には、こんな風に所帯を持つなんざ考えてもみなかったからな。だがカミサンがオレにベタ惚れでよ。仕方なく結婚してやったのよ」
「それ、明日ジュナさんに確かめてもいいですか?」
「だあぁっ、嘘嘘、勘弁してくれ! ほら、寝るぞ!」
ゴロリと反対を向くヴィッツローを見て、ユディは笑ってしまった。
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翌日。
朝から昔馴染みの所へと向かうヴィッツローとジュナライアを見送り、ユディたちはトビークレイとお留守番だ。
リコリネは、「溜まっている日記を書いてまいります」と言って、ジュナライアの部屋に籠っている。
リルハープは、先日トンネルを抜けてから本当に元気になっていて、最近はすぐに眠らずに、暇そうにユディの頭の上でゴロゴロしている。
トビークレイは、昨日のやり取りを思い出したのか、早速拗ね始めた。
「あんちゃん、オイラのこと好きじゃなかったんだな。だってオイラよりも、旅することを選ぶんだもんなっ」
「そんなことないって! トビーのことは好きだけど、トビーが勇者フェンネルになりたいように、僕にも目的があってさ?」
「目的ってなんだよ、教えろよ!」
仕方なく、ユディはモノノリュウとモノガリのことを話した。
すると、一瞬でトビークレイの機嫌が直る。
「なんだそれ、スゲー! ユディあんちゃん、スゲー! ドラゴンなんて、物語の中にしかいないと思ってた! あんちゃん、オイラも連れてってくれよ!」
「危ないからダメだって!?」
今度は方向性が変わって、別方面からユディは困らされた。
「そうですね~~、ご主人サマに、トビーの有用性を示してみてはいかがでしょうか~~? ガンッガンにチャンバラを挑んでみては~~?」
「こらクソ妖精!?」
「ンナ~~オ(ガガッガッ)」
「いててっ、ニャンニャ、爪が刺さるから僕を登るのはダメだって!?」
一気に部屋がうるさくなると、流石にリコリネが部屋から出てきた。
「何事でしょうか…?」
「あっリコリねえちゃん、オイラも旅に連れてってくれよ!」
トビークレイはパーっと向きを変えて、リコリネの鎧に抱き着きに行く。
それだけでリコリネはすべてを察したようで、ひょいとトビークレイを持ち上げて、きちんと椅子に座らせた。
「トビー殿、いけません、ジュナ殿とヴィッツロー殿がご心配なさいます。いいですか、孝行したい時に親は無し、ですよ」
そこから、リコリネの長い長い説教が始まった。
いや、最初は説教だった。
だが、最終的には、怪我をするとどれほど痛いか、肉食の動物に襲われた時に被害者がどうなるかの惨状を事細かに伝えるという、青少年には刺激の強い内容が容赦なく続いて行ったので、ユディは慌てて途中で待ったをかけた。
トビークレイはすっかり青褪めて、泣きそうになっている。
「い、いやだ…ユディあんちゃんが、そんなふうに死ぬなんて……」
「僕の話だったっけ!?」
「にゃーん!」
「ちょっ、ニャンニャ…! 甘噛みでも足は結構痛いんだけど!?」
「ほらほらリコリネ~~、そういえば、まだこの村に来てから、初代騎士王の像をしっかり見る機会はありませんでしたね~~? トビー、案内していただけますか~~?」
流石にリルハープは見かねて、助け舟を出すようにそう提案した。
トビークレイは、ぱっと顔を輝かせる。
「おうっ、そういや、あんちゃんたちは忙しそうで、観光がまだだったな! この村のことなら、オイラに任せてくれよ!」
こうして、すべてが無事にうやむやになり、ユディたちは純粋に観光を楽しむことができたのだった。




