ブルーライトが眩しい〜シュンの場合〜 後半
ブルーライトが眩しい〜シュンの場合〜 後半
「ねぇ、シュン君・・・。私、早く会いたいよ。一緒に一つに・・なろ?」
綺麗な黒髮。
透き通るような白い肌。
美しい大きな目。
首から胸の肌が白く柔らかそうだ。
早く・ヒカリに・会いたい・・・。
突然、玄関の方で物音がした。
ヒカリと見つめ合っていた俺は、一瞬、ヒカリと目を逸らしそうになる。
「おっおいーい!!」
でかい声が部屋中に響いた。
「お前、何やってんだよ!!」
ヒロが俺の目の前で泣きながら叫んでいる。
えっ・・?
なんでヒロが?
つか、どした?なんで泣いてんだよ、こいつ・・。
そういや俺、ヒロが泣いたの初めて見た・・。
「おおいっ!!」
ユウスケが叫びながら凄い力で俺の手首をつかんでる。
「なんでぇ?なんでえ?」
リエがしゃがみながら号泣して叫んでる。
そのリエをサエが抱き抱えている。
えっなに?どしたんだよ。つか、なんでこいつら俺の部屋に?
「お前、何してんだよ!おい!何やってんだよ!ウイルスにかかりたくないから、ウイルスにかかりたくないから、自粛生活してんじゃねーのかよ!
自殺なんかしたら、自粛してる意味ねーじゃんかよ!!」
ユウスケが俺に向かって叫んだ。
つか、何?自殺?はっ?
俺はふとユウスケに掴まれている自分の手元を見た。
俺は料理用の包丁を握っていた。
その手首を、強い力でユウスケが押さえていた。
えっ?一体どういうことだ?
俺はなんでこんなものを持ってんだ・・?
つか、さっきまで俺は何をしていたんだっけ・・?




