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地球連合国家建国

ハーレム国家です。

さすが、各国のフィクサーたちが動けば簡単に話は進む。というよりは、今まで各国が秘密ちに行っていた研究所や施設を公にして、地球連合国家の名のもとという体裁を取り付けただけである。


それにより、異世界への交流の挑戦という地球連合国家の傘があれば、非合理な事も堂々とできる目論見もあったのは事実である。


今までの軍事競争のような他国への様子見をしながら、後出しで美味しい所を持っていく必要もない。あるのは、貪欲なる人類の進化ににた新しいステージが開かれたのである。


そのことを、理解しているのはやはり、フィクサーたちであろう。C国のフィクサーは、我が国にある地球連合国家の施設から異世界の英雄を誕生させると息巻いて、幼児教育機関から英才教育を施すと大風呂敷を敷いた。でも、言ったからには誰も疑わなかった。なぜなら、幼少のころから超能力開発をさせたり、小さいうちに召喚獣をパートナーにすると豪語したのである。まさに、幻獣使いの極みともいえるフィクサー陳の貫録は半端なかった。


大国がこのような方針を立てれば、列強各国のフィクサーは権威の為に続々と打ち出したのである。

たとえば、E国のフィクサージェームスは高校生を対象にした、上級魔法を学べる学園都市を造成するという具合に、資源開発から研究製造までありとあらゆる施設が地球連合国家の施設になった。ふたを開ければ、観測基地など持続可能な国家として、地球の縮図と思われるよう施設が地球上に分散して、地球連合国家として生まれた。


しかし、中には快く思っていない独裁国家もある。だからこそ、あのような事件が起きるのだろう。

ニックは思い出していた。


「大変です。ニック閣下、コンピューターがハッキングの攻撃を受けてます。」

「被害は甚大なのか。それが、研究施設も狙われており不穏な動きがあります。」

「不穏な動きとはなんだね。」

「それが、異世界からの侵略の有無があったのかは定かではありませんが、異世界に研究中の何等かの兵器を送ろうとしているみたいです。」

「事体を鎮静化するために、私が参ろう・・・」


結果的に重大な被害は免れたが、根本的に地球連合国家の礎をより強固で盤石にするために、法律の制定を進めなければならなかった。そして、それを生かす国民が必要であった。


ニックは思いついたかのように筆を走らせた。


地球連合国家の国家に属する施設で働くには国の代表者からの推薦が必要である。

地球連合国家の国民になるには孤児もしくは社会的弱者であること。

地球連合国家においてはハーレムを認める。

・・・・

・・・・


ニックはこのときの走り書きにより、地球連合国家が地球における人類の革命的な進化につながるとは思いもよらなかった。


 他のフィクサーに限らず、さまざまな国で連合国の法律が検討された。そして、また、各国が描いた法律が持ち寄られ、さらに検討が各国家で話し合われた。そして、やはり、契約の国のフィクサーニックが出した、原案は漏れず法律に盛りこまれることになった。


 ようやく形ができたころ、異世界調査のエージェントたちからの情報が精査できるようになってきており、異世界に地球連合国家の大々的な進出する事業が活発になってきた。


地球規模に地球連合国家の知名度が上がるとともに、地球連合国家に注目が集まり始めた。

今まで、タブーとされていた研究や倫理的な事も地球連合国家に行けばゆるされるとまで比喩された。


ある意味まちがっていなかった。

 たとえば、ある国では、美味しい肉を食べるのに、一頭一頭、毎日、血液診断をして、診断結果に合わせた食事を家畜にしているのに、食べる人間が血液検査や体調に合わせた食事をしないのは、家畜以下ではないかと、おかしいなことをいい出した人に一日一回血液検査とそれに合わせた食事や医薬品を福利厚生の権利として認めたりもした。

 また、ある動物は知能も高いから愛護・保護対象で絶滅の可能性もあるから、野生での狩猟も禁じ、人工繁殖させなければならないとうたうならば、なぜ、高度の知能をもつ人間は人工的に繁殖により管理しないのかという人まであらわれ、DNAデザインを行い、理想的な子供を誕生させるようになった。


今まで人間が抱いていた、地球連合国家という種族の複合体となり、それぞれの種族のエゴが別の形に生まれ変わろうとしていた。


中でも、ハーレムを認めたのがその象徴かもしれない。社会で一番弱者と言える孤児たちが、固く強固な大きな家族をつくれる可能性を秘めており、そのためには命をも張れる社会構造の礎となったのは間違いなかった。世界中から集められた孤児たちは、一緒に生活して、世界中から見放された状態から温かく見守られた世界に変えてくれるこの地球連合国家の存在は、強くいきなければならないと思わせ、世界中の汚れている心を浄化させてくれる存在となった。


そのため、不埒な輩やだらしない人は世界的に少なくなったのかもしれない。世界中、恋愛を真剣にし始めたのかもしれない。不倫や性犯罪をしようものなら、動物以下として見られてしまうからだ。子供は地球の宝である。


世界中の地球連合国家の施設や研究に携わりたいと、世界中から人々が押し寄せてきた。

次からはいろいろな国のフィクサーたちの思惑かな


ぼちぼち更新します。

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