繁栄のしずく
なんちゃって歴史物を書いてみたいな。
フィクサーサミットが終わると、蟻の子を散らすようにSPとともにフィクサーたちはその場を後にした。
ニックは居城に戻ると、すでに、応接室にMr.スズキがいた。
「おめでとうごさいます。ニック閣下。地球合同国家の設立に、いや世界制覇の野望は目の前ですな。」
「おやおや、Mr.スズキそんなことを言うために来たのかね。今は、地球の危機ですぞ。もっと広い視野で物事をとらえようではないか。そうだ、先ほどは大変貴重な物を頂いて申し訳ないな。私も、この目で見るまでは疑っていたのだよ。ちなみに、本当に、お主の国の歴史上の人物である、トクガワもこの水を求めたのかね。」
「ニック閣下はどこまで、この水を知っているかわかりませんが、我らの国はヤマトと呼ばれる時代より権力者が密かに愛用しておりました。トクガワ殿もゲンジが開いたカマクラにかわり、それを引き継ぐムロマチの世の忍びの一族が、トクガワの忍びになり、天下分け目の戦いを制しました。そのエド時代も約300年間にわたり、わが国に平安の世をおつくりになり治めました。特に、秘密を守る為、トクガワ殿にはこの水を温泉と言っておりましたので、その地域を直轄領にしたほどですがね。まさか、開国を迫られたとき、その地にないことはばれていたと伝わってます。流石、ニック閣下の国の諜報部は嘘がつけませんな。その後、我らの同志も未来を見つめ、帝が御移りになる事体になり、新たなに遷都するなんて思いもよりませんでした。今日までニック閣下の国の庇護のもと平和に暮らせていることにも感謝しております。今回も、ニック閣下のお話を聞くまで信じられませんでしたが、新たな時代を変える時に立ち会えることはわが国にとって素晴らしいことです。ましてや、世界連合国の首都をわが国に任せていただけるのは大変に光栄なことでもあります。まかせてください。信じていただければ、この水が地球連合国家に平安をもたらすでしょう。」
「これは心強いな。この国は契約の国と言っても過言ではない。裏切り者は許さない事は先の大戦でもしっての通りだが、契約書等を作らせても間違いはないぞ。そうだ、新たなる国の法律はこちらで作らせよう。加盟する地球のすべての国が納得せざるえないような法律を作ろう。それでよいかな。」
「この水自体が所有を認め続けられれば、私の国は問題ないです。しかし、何かあるとすれば、水は消えてなくなります。お忘れなきよう。」
「わかっておる。過去の歴史においてすべて物語ってるではないか。」
「余計なことを言いて申し訳ありません。つぎのステップについて、今日のサミットの見解と今後方針をお話を聞かせていただくことが今回の我の使命でした。」Mr.スズキは不敵な顔を見せた。
「我々もそうだが、Mr.スズキの国も知的生命体と接触を既に諮っていると思うが、各国も今日の様子ではかなり、接触を重ねていることがわかる。しかし、地球規模で知的生命体がバックでテロを起こしている状況は、各国のフィクサーも面白く感じてないことわかるが、今日はある程度、尻尾もつかんだことだから、首根っこを狩られないように萎縮するだろう。ましてや、世界の黒幕たちが本気で協力したとなれば悪党も協力せねばなるまい。今回のテロもそうだが、ある程度、情報をつかんだら知的生命体を確保するつもりだ。新たなる、異世界の扉を開くためにもな。この地球の危機を脱し、新たなる時代の繁栄の為にも。」
ニックはMr.スズキじっと見つめ静かに異世界攻略を語り始めた。
次回は異世界攻略の野望を語ります。
ぼちぼち更新します。
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