世界連合国
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「すばらし。やはり、国を代表するフィクサーですな。これから、人類いやこの地球上の生命が直面している滅亡危機を力を合わせて解決していきましょう。」と声高らかにニックは宣言した。
会場がまたざわざわし始めたがニックは気にせず話し始めた。
「まー落ち着いてください。皆さんもうすうす気づいているようですが、最近、世界中で賑わせているテロリストの正体・・・武器や人材、そして資金を流している方もお見えになっていらっしゃいますが、さほど気にしてませんが、実はこんな話がありまして・・・」
会場が重い空気に包まれた。何かしら背後で糸を操ってきたフィクサーたちの間に殺気が満ちる。
「また、地球侵略する宇宙人といった異世界人が現れただけでなく、それに乗じて別次元クラスの何者かが裏にいるということわかったので、皆さんを一つにまとめる必要がありました。」
ニックはある種の能力を使い一人ひとりの顔を見まわし、確信をつかんだようにニヤリとした。
「そこで、みなさんに協力をしてもらいたいのですが、畏怖なるものに挑んだところで、地球にある国々でさえ一つにまとまることも出来ず、言語も多様で民レベルでは不可能なのはご承知とは思いますが、一つ、地域の代表であるフィクサー方の力が及ぶ国で、共通の意思統合基幹施設を設立してもらいたい。」
「まずは世界合同国家を建国を提案しよう。畏怖なるものと対等に外交ができるようにしてはどうかな。フィクサー方の力が及ぶ国で、世界合同国の施設もしくは都市があれば何かと有利になると思いますが・・・」と本当の畏怖なる存在はニックだと思わせるかのごとく、甘い誘惑なる提案をした。
ここでJ国のスズキが声を高らかにあげて
「私の国は不戦の誓いをした国である。だからこそ、世界合同国の首都となる都を造成します。」
C国の陳は笑ったように「小国の分際で土地があるのか」と馬鹿するように笑った。
スズキはまってましたと言わんばかりに、
「我国は海洋国家であり、何処の国にも属していない公海上に造成してみます。」他の国に属さない公海は盲点であり、他の国に領土侵略する脅威もなく、あえて新国をつくっても、世界中の人々も脅威にうつらないと言えよう。さらにJ国が資金を出し隣国となれば経済効果でもたらすことは明らかである。
C国の陳はしてやられたとおもったが、これ以上軽はずみな言葉を発すれば体裁が悪くなると思い黙った。しかし、腹の中では別の思惑を企んでいた。
ニックは「首都建設とは話が早い、首都の件はお願いするとして、我が国では世界合同国との共同戦略基地を何か所か配備したうえで、研究施設等も用意しよう。」
といったときに、E国のチャールズが初めて口を開けた。
「学園都市といったものもあってもいいと思うが、よければこちらも協力しよう。」
この発言で、各国の議論が活発になり、今までバラバラだった国の代表たちはまとまった。
ニックは会の閉めに
「これからは新たなる時代に変わるだろう。もしかしたら、例え、この銀河を滅ぼすぐらいの相手や、出会ったことのない異世界人でも貿易ができるようになるだろう。まずは、今ある脅威を排除するのではなく、利用するぐらいの勢いをもって、地球を守ろうではありませんか。。」
と銀河を滅ぼすぐらいの相手というような表現を用いたが。それぐら強大すぎる意味深な発言を最後に幕が閉じた。
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