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霊感の強すぎる私は除霊師(自称)になりました♪宇都宮きさらの悪霊殲滅物語!〜幽霊なんて怖くありません!〜  作者: 獅子王
お祓い巫女のきさらちゃん!

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スキマ時間はきさらの趣味の時間♪

カラオケ店の除霊をした後、きさらは駅前のネットカフェへと行く。


予定と予定の間の時間・・・いわゆるスキマ時間はきさらには日常茶飯事だ。


こうしたスキマ時間ではネカフェでアニメや漫画を観るのがきさらの楽しみである。





「すみません。個室、2時間お願いします」


店へ入るなり受付に行っていつもの個室をお願いする。


きさらは一人でのんびりしたいから個室をいつもお願いしている。


「はい、いつものお部屋ですね?」


「はい♪」


ここのネカフェにはほぼ毎週来ているから店員にも顔を覚えられている。それ故に巫女の格好でも何も言われない。


もちろん他のお客からは変な目で見られるが、きさらは全く気にしていない。





いつもの部屋に行く前に、きさらは漫画を持っていく。


ここのネカフェでは有名なほとんど漫画が置かれており、マイナーな漫画の品揃えも良い。


「今日は2時間だけだから・・・これとコレ」


手に取った漫画は一昔前の漫画であった。1人の拳法家が世界中を旅する熱い漢の物語。その旅の道中で宿敵(とも)と出会って死闘(たたかい)親友(とも)になる。漢達の熱き友情の物語である。



きさらはこういった熱いバトル漫画、熱い漢達の物語が大好きだ。もちろん恋愛漫画も読むが熱い漢達の漢臭い物語の方が魅力あるのだ。


女であるきさらからすればこの手の(おとこ)臭い物語には憧れがある。


女同士では絶対に無い友情、女同士では醜い嫉妬が必ずあるからだ。


この手の漫画の(おとこ)達は負けても決して相手を恨まない。そして相手の強さを讃えて親友(とも)となったり、最悪の場合は死んでしまう。


しかし死ぬ時も決して恨み言など言わず、負けた自分を責めて笑って死んでいく。きさらはそんな漢達の生き様が美しく感じるから大好きだ。


女の戦いは美しくないが漢の戦いは美しい、女ながら本当にそう思う。







いつもの個室に行くと・・・そこはパソコンもあり、ベッドもある最高の部屋であった。


ここのネカフェでは最高級の部屋。お値段も当然高い。


昔、きさらが除霊の依頼をした時に終電を逃してここのネカフェで一夜を過ごした時、たまたまこの個室を借りたのである。


部屋の空気も良く、ベッドもフカフカで快眠であった最高のお部屋だ。


ただ2時間しかいないのにここを借りるのは少しお金が勿体ない気がするが・・・。





部屋に入り、きさらはまず最初にパソコンでアニメを付ける。とりあえず適当にアニメを流しておいて、持ってきた漫画を読む。


そしてドリンクバーの珈琲をゆっくりと飲む。これが至高にして至福。


心が安らぎ、心が落ち着く。今、きさらは生きてるって実感している。


全然興味ないアニメだけど、アニメを流しているだけで落ち着く。よく知らない声優さんの声が落ち着く。


「あぁ・・・幸せ♡」

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