第71話:放課後のデッドヒート。誰の奉仕が一番心地いい?
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ついに始まった、阿久津君を巡る「調整」のデッドヒート。
一分一秒を惜しんで彼を独占し、自身の才能へと変換していく四人のヒロインたちの、凄絶なまでの強欲さをご覧ください。
保健室での衝突を経て、俺の放課後は文字通り「分刻みの献身」によって解体された。
誰一人として譲らない。四人の少女……そして一人の女性は、俺の情動という名の聖杯を啜る権利を、力ずくで毟り取っていった。
「まずは私の時間よ。……誰にも邪魔はさせない」
放課後すぐの音楽室。凛華は俺をピアノの椅子に座らせると、自身のスカートを捲り上げ、その白皙の太ももを俺の掌に押し当てた。
先を越された焦燥が彼女の魔力を鋭利に研ぎ澄ませ、俺が触れるたびに、彼女の喉からは悲鳴にも似た、神々しいまでの旋律が溢れ出す。
「っ、ぁ……ぁあ……っ! 来るわ、あなたの嫉妬が、私を……最強に、してくれる……っ!」
だが、余韻に浸る間もなく、扉を蹴り開けて結衣が乱入する。
彼女は俺を音楽室から連れ出すと、更衣室の影で俺に背後からしがみついた。
「凛華ばっかりずるい! 私の筋肉、もう阿久津君の熱を忘れて死にかけてるんだから!」
彼女の汗ばんだ熱い肢体が、俺の背中を蹂躙する。彼女の「飢え」を癒やすために俺がその腰を強く抱き寄せた瞬間、結衣の身体は爆発的な加速の余波で黄金色に輝いた。
そして、その様子を隅で眺めていた志乃が、無機質な瞳で俺の手を引く。
「……計算通り。次は、私の『経口摂取』の時間」
電子室の薄暗い密室。彼女は俺の唇を奪い、俺の内に溜まった二人の情動の残滓を、その小さな喉を鳴らしてすべて飲み干していく。
最後は、夜の帳が下りた保健室。聖奈先生が、疲れ果てた俺を自身の豊かな包容力の中に沈め込んだ。
「あらあら、ボロボロね。……でも、いいのよ。その汚れを全部、私が吸い取って『浄化』してあげるから……っ」
四人それぞれの、形を変えた執着と奉仕。
俺の情動が四分割され、彼女たちの才能と悦楽へと変換されていくたび、俺自身の意識もまた、多幸感の泥沼へと沈み込んでいく。
「っ、はぁ……っ、みんな……少しは手加減してくれ……っ」
誰の奉仕が一番心地いいのか。そんな判断すらできないほど、俺の脳は四つの異なる快楽の波に飲み込まれ、彼女たちの所有物としての自覚を、より深く刻み込まれていった。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
四者四様の「阿久津君の使い道」。
彼を巡る争いは、もはや個人の独占欲を越え、誰が最も彼を「使いこなせるか」という、背徳的なマウント合戦へと昇華されました。
阿久津君の理性がどこまで持つのか……続きに期待してくださる方は、評価やブックマークをお願いします!




