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5話目。
あんな出来事が起きた後、
私は家に帰って速攻、部屋に籠った。
そして、ベッドに倒れ込んで、眠りについた
夢だと信じたかった。
瑠々菜さんが、あんな人だと思ってなかった
これが、現実だと、思いたくなかった。
朝になり、学校の時間が迫る。
私は準備を終わらせて、朝食を済ませる。
好きなはずのコーンスープは、
味がしなかった。
「おはようございます、サクラさん」
「……おはよう」
昨日の出来事は、嘘だったかのような
優しい笑顔の瑠々菜の顔を見て、
私は少しだけ、ホッとした。
夢だったと、思ったから。
「今日の放課後、楽しみにしていますわ」
背筋が凍る。夢なんかじゃなかった。
この人は今日も同じことをするのだろうか?
また、酷い目に遭わされるのだろうか?
そう思うと、気持ち悪くなった。




