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3話目
学校に着くと、瑠々菜が門の前にいた。
「サクラさーーーん!」
ずっと待ってくれていたのだろう、
彼女は大きな声で、私を呼んだ。
そういうの、目立つからやめて欲しいなぁ
そう思いつつ、私は彼女の方に向かう。
「ごめんね、昨日LINE返信できなくて」
「いいですわ、寝ていたのでしょう?」
「そうだけどさ…謝っとかないとって」
「やっぱり、サクラさんは優しいですわ」
「そう?」
いつもより、人と会話できている気がした。
気を使わなくていいからなのか、
自然と言葉が出てくる。
「さっ!行きましょう!」
「うぇ!?ちょ、ちょっと?!」
瑠々菜さんは私の手を引っ張って走る。
彼女の笑顔を見ると、不思議と笑顔になれる
……そんな気がした。




