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14話目。
結局、家中を探し回ったが、何も無かった。
瑠々菜が、この部屋に何も仕掛けていない
それが、とても不可解だった。
なんだか、嫌な予感すら感じる。
私の嫌な予感はほぼと言っていいほど当たる
多分、瑠々菜は見舞いに来る。
そして……数十分後。
ピンポーン
家中にインターホンが鳴り響く。
足すら動かない状態の中、私は部屋に籠る。
ガチャ、鍵を開ける音がなった。
鍵を持っているのは私だけ、つまり
鍵が開く音なんて、本来ならなるはずが無い
「サクラさん、大丈夫でしょうか?」
赤い鍵を持った少女が部屋に入ってきた。
「どうかしましたか?」
瑠々菜は私の方を見て、不思議そうな顔で
こちらを見つめ、私の視線が赤い鍵に
向かっていることに気づく。
「これですか?これは私が作った合鍵です」
意味不明なことを言い出した瑠々菜は
しばらく考えた末に、口を開いた。
「サクラさん、今日はここでしましょうか」
彼女はそう言って、笑った。




