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13話目。
トイレから盗聴器が見つかった。
体から熱が抜けていく。体が冷える。
気持ち悪い、そんな言葉しか浮かばない。
もう、声も出ない。
そして、ふと頭の中にひとつの疑問が浮かぶ
何故、鍵が閉められている?
私を家まで運んできたとしたら、
瑠々菜は鍵を持って帰るか、
ポストに入れるかの2択しかないだろう。
それなのに、鍵は私のポケットに入っている
瑠々菜が持っている訳でも、ポストの中でもない
私の制服の左ポケットに、入っていた。
「意味、わかんない……」
私は半分くらい、絶望していた。
おそらく、管理人が合鍵を渡したのだろう。
私を家に入れた後、適当に家の前で
座り込んでいれば、管理人は鍵を渡すだろう
うちのマンションはセキュリティガバガバ。
恋人と喧嘩して追い出されたと言えば
合鍵を無償で渡すくらい、ガバガバだ。
私は諦めて、他に何か仕掛けられていないか
家中を探し回ることにした。




