↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/110

第48話 謁見

 都についた翌日。


 ハンブルク王国、メンケベルクの都の中央。


 ただただ、ビルサイズの巨石を乱雑に重ねただけの建物。見上げるほどの大きさがなければ崩れた積み木である。


 『メルケベルク城です』


 「ほえー。大きいね」


 『幅は400メートルくらいありますが、高さは100メートル程度です』


 ダフネ、第4部隊のハーフエルフたちは謁見のため城に訪れていた。


 ――きゃん!


 柴丸は近づいてきた黒ローブの女に吠える。


 ――ダフネ。げんき~?これ噂のゴブリン?ふしぎね~


 ――ヘキシア。久しぶりだな。ところでアベルは?


 ――もう知らないわ。あちこちの女に俺ツエー見せて何が楽しいのかしら


 ――そうか。今回、呼ばれた件にもなるが、ヘキシアも第3宝箱を試してみたらどうだ?少しは弾むぞ?


 ――そうねぇ。ミュリーに連絡して明日にでも試してみるわ。謁見の間に案内するからついてきて


 ――トゥリー、レッリー、サイリリ。ゴブリンが暴れないように注意しておいてくれ。あたいだととっさの力加減で潰してしまいそうだ


 ――はっ!!


 ヘキシアはダフネと第4部隊を従えて、石の城に歩いていく。石壁の前で魔術らしき言葉をつぶやくと石にふにょふにょと穴が広がる。


 穴から城の中に入ると、高さ10メートルはある通路が先の先まで続いていて外観より明らかに長い。


 しばらく歩くと通路の先に巨大な石扉があり、石扉の前には兵士が待機している。


 兵士に書類を見せると、兵士は軽くラッパを吹く。


 パッパッパー!


 カッカッカッ


 ラッパの音で近くの部屋に待機していた兵士たちが石畳の上を走り集まってくる。


 ――せーのっ!


 兵士たちは3、3に分かれて、観音開きの巨大な石扉を押していく。


 ズッズズゴッズッズズズ、ズズズズズズズ・・・


 石扉の先はホールになっており、奥に3人と玉座に座る女性と巨大な石に腰を下ろす巨人がいた。


 「でけっ」


 『身長8メートル。ハンブルクの巨人王。ナサレー大王です』


 ホールの奥にいる方々の前にたどり着くと片膝をつく。


 ――ドラゴンクラッシャー、命によりまいりました


 代表してヘキシアが答える。


 ――うむ


 巨人が右手で髭を撫でながら重厚に答える。


 ――よくきたわっ!


 レティシア姫の横にいる赤いドレスアーマーを装備した15歳くらいの少女が声を張り上げる。


 ――妖精のささやきを無色にしなさい。ミラグロサ


 玉座に座る大きめのティアラを付けた女性がたしなめる。


 「玉座の女性が王妃よね?!巨人と王妃でレティシア姫とか・・・ミラグロサ姫とか・・・生まれたの?!」


 たまは、ぐりぐりと視点を動かしナサレー大王と姫たちを見比べる。


 『いえ。大王、王妃は祖父、祖母にあたります。一時期ハンブルク王国を治めていた姫らの父と母は〇〇の計略により10年前に倒しました』


 ヴほっ


 「ヴほっ・・・ゲホゲホ・・・んん、ふ、触れちゃいけないところね!わたし、もう聞かないよ!」


 ――――― ――――― ――――― 


 ○○「ベーリン帝国にあんだけアイテム送ったのに、まだ動かないよ・・・・何やってんだよー」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。