第34話 初めてのダンジョン魔物
(ゴミ受け!何年も掃除しなかった排水口のゴミ受けみたいなのがコアの隣に浮いてるよ・・・めっちゃ、きたない!)
「コア!それなに?!」
(ポイさせないと!)
『カースドラゴンの存在体です』
「ともだち?」
(ん?ポイはだめだよね)
『ランタンの中身です』
「あー。点滅する巻物ね!覚えてる。覚えてる。それがどうしたの?」
『たま様の軍門に下りました』
「そうなの?じゃー、いままで通りランタンよろしくね!」
?!
『いえ、魔物として使ってほしいとの要望です。わたくしも配置してほしいです!』
「えーー。魔物可愛くない・・・」
『ポイントを消費して魔物カスタマイズをすれば、いろいろ変更が可能です』
「カスタマイズ?」
『ドラゴンの首を2本にし冷気と炎を同時にブレスできるようにしたり、魔物の魔石を宝箱に隠して無敵にしたりできます』
「ふーん。やってみようかな?」
たまは水色のワンピースの端っこをぐにぐにともみだし、やる気を見せ始める。
『カースドラゴンはそのままでも強いですが、戦わせるなら500メートル四方の部屋も必要です』
「え?ふぇんりるの形にカスタマイズだよ」
?!
『ドラゴンをフェンリルにですか?地球でも竜虎という言葉があると思うのですが・・・』
「鱗はやー。カスタマイズの途中を見たい!できる?」
『マスター空間でなら再現できます』
100インチモニターが現れ、フェンリルが映し出される。
フェンリルの鼻から尻尾まで20メートルもあり、口も首まで裂け、尻尾はギザギザのノコギリ状、体毛も剣のように鋭い。たまの想像していた魔物とは別物だった。
「この物騒なスキルやー!何とかなる?」
【カースドラゴン】
カースアイ、カースブレス、カースチェイン、メテオブレス、破壊の衝動、反撃の闇、打撃+200%、闇魔法、異常耐性、物理耐性、自動回復、頑強、吸収、高速飛行、転移、堂々、不意打ち、闇討ち、孤軍奮闘・・・
【フェンリル】
ブレイクファング、バインドボイス、サンダーボイス、ハウリングレイ、即死攻撃、分身、斬撃+200%、4大魔法、光魔法、異常耐性、魔法耐性、自動回復、反射、回避、高速移動、気配察知、気配遮断、指揮、従属強化・・・
『封印しておけば、たま様の解放によってだけスキルを使用できます』
「右目とか右手とか右足とかの疼くやつね!」
『なんで右なんですか?』
「知らないよ。胆のうとか右の臓器が悪さしてるじゃないの?それより色!この毒々しい色はやー!」
『封印もそうですが、デメリットであってもダンジョンポイントを消費します。よろしいですか?』
「いいよ!でね。そもそも目が違うの!地球の動物図鑑って用意できる?」
次々とたまが要望を出していき、モニターに映し出された魔物もガンガンと変化していく。
・・・。
『軍門に下ったカースドラゴンとフェンリルを2体配置しても1000万ポイントですが、コレを配置するのに5000万ポイントかかります・・・本当によろしいですか?』
「もちろんだよ!マスター空間に配置して!」
マスター空間に魔物が現れる。
「きゃん!」
見た目はまんま、柴犬の子供である。
『魔物じゃない感が凄いですね』
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○○「突然カースドラゴンが消えた?!僕のSRどこいったんだよ!!」




