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魔王様は手品師  作者: ゆたか
比企田天在編
86/191

86.軽石

松本は授業中に答えを求められた生徒らしく、姿勢を正しホワイトボードに向かう。


「・・・まず軽石の件ですが、あれは二人組の営業マンが来た時に実践済みです」


軽石に見立てた丸をホワイトボードに書いていく。


「普段は軽石を乗せてカモフラージュされていますが、あの下には地面に固定された動かない軽石がありました。必要に応じて上のバラバラの軽石を除けて、固定された軽石の上を歩く・・・」


「でもそれだと・・・」


真が話を止めようとするがすぐに松本が首を横に振る。


「しかし、それだけだと歩かないといけない位置が確実ではありません。少し黒い軽石が3つ4つ、つま先を置く目印として配置されていた、これは大柄な男が出てきた位置と一致します!」


「ぐぐぐ!!ぐぐ!!」


真は体を後ろに反らしオーバーリアクションで応戦する。


「・・・・。実先生、これって長引きそうじゃないですか?」


「そうだね。向こうで大ちゃん、あ、あの大柄の人ね。彼がお手製プリン作ったやつあるから食べましょうか」


大ちゃんを含め三人はそそくさとその場を後にする。


「大男は合流した後、石を蹴りながら歩く、歩いてきた道の証拠隠滅のためにね!!」


「ぐおおおお!!おおおお!!」


大ちゃんは白熱する二人を見て笑いながら


「まるでぇどこかの裁判げえむみたいだぁ」


なお白熱する現場とは裏腹に扉は静かに閉じられた。


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