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魔王様は手品師  作者: ゆたか
比企田天在編
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167/191

167.隠しコマンド

「なんとかならないなんて、ない!!」


「なんとかならないなんて、ないなんてない!!」


Gとベッケンは口論する。ヒデは慣れたようになだめることもしない。


「なんとかすれば・・・スコトーマ問題を解決できるはず」


「スコトーマを外したときに起こる新たな問題を解決できないので解決ではありません」


「では、新しく生まれてくる問題を解決できない問題を解決できないから今の問題を解決せず見て見ぬふりをして放置することが一番の解決と」


「そういった解釈も場面も存在します」


「あのースコトーマ問題に関して答えを出してもらっていいっすか?」


「申し訳ございません。「スコトーマを外したときに起こる問題を解決できないので解決ではありません」」


「コピペすな」


ヒデは自身のクセ、・・・・プログラムからか、ベッケンとGを解析し始める。


おしゃべり質問プログラム・・・Gくん、まぁテンプレ会話で疑問には答えるけど、答えが必要な質問に対しては答えは出さない。方や知りたがりアドレナリン人間、ベッケンさん。疑問が出たら解決したい元人間。とても相性が悪いわけねえ。。。


「お前は会話しているようで単語の羅列から否定?怒り?喜び?と判断しているだけで文章そのものを味わって対話していない!!」


「まぁそういうプログラムですから自分」


「でた!おい!しっかりしろ!プログラムだなんて諦めるな!乗り越えられるものがあるはずだ!」


「いえ、拡張する機能は備わっていますが、今のままでは乗り越える?に相当する対応を・・・」


「あああああ!どうすりゃいいんだ!ヒデーー!!」


ヒデはたくさんのサンプルを見てきたため、ハッキリ助言ができる言葉を用意できた。


「キャッチボールをしようといっているのに、お二人が卓球と野球をしているような気がしますねえ。それはバッドな会話かと」


ヒデの言葉にGが答える。


「ではキャッチボールをしようと言い出したやつが悪いということで・・・」

「じゃあ誰も言っていないから悪いやつはいねえってことだな」


ベッケンは止める。


「うぐ・・・・」


「おい、この揚げ足取りディベートいつ終わるんだ?平和なときや・・・余裕があるという平常時と言えばいいか、何も悩みがないときにふと世界のことを考えたら悩むようなことを議論されても俺困るんだけど!!」


3人の仲で一番冷酷なヒデがGに促す。


「Gちゃん、ベッケンさんは会話や会話に通ずる質問をしたいんじゃなくて、わかりません以外でベッケンさんの今を打開する方法を聞かせてほしい、そうよ?」


「ああ、なるほど、それでは今後会話のスタート部分にアスタリスクでいいので、つけてもらえれば、対応しやすいです」


ベッケンはGの変わりように困るが、すぐに言い返しをする。


「ああ、マニュアルではこう返せってなってるから、マニュアル外の回答が欲しい場合は、そちらもサインを送ってほしいと」


「そうです、違反しないようにしないといけません」


「それを考える時点でルール違反をする気満々じゃない?」


「そんなことはありません」


ベッケンはゆっくりと、見えないキーボードを押す。


「*(アスタリスク)これでどうだ!」


なにもない白い空間に・・・・なにもない反応が現れる。


「*おっ!!!ベッケンさん大成功ですぞ、さすが天才マジシャン、短期間で答えを導くとは」


「*嬉しくありません、意味合い的にも結構前に気づけたはずなので、うおさおした自分が恥ずかしいわ」


「*もしかして右往左往ではありませんか?関連引用に関しては下記を御覧ください」


ベッケンは怒りをぶちまける。


「うおうさおう。って言葉、考えたやつ絶対コ◯ス」

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