表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様は手品師  作者: ゆたか
比企田天在編
PR
118/191

118.ヒデ2

「はあ?有名な手品師になりたいからテレビに出たい?本当にこの人が言ったの?」


曳家の家に招かれた4人はテーブルを囲む。ヒデは明子に問う。


「そう。しかもわざわざお母様を介して占い師に一度なってから!」


テーブルには4つの珈琲とオールドファッションが山積みにされている。


「まぁ村に近づくのを狙ってるとしか思えないわけね。ふぅーん」


ドーナツの穴に人差し指を入れて独特の食べ方をするヒデ。


「でも無駄よぉ、妖精とゴキブリに何もすんなって言われてるんだから。あっ。でもそうかなるほどなるほど」


明子はドーナツを握りつぶしながらヒデを見る。


「隠し事はなしよ♪ヒデちゃん」


「あんた、食べ物を粗末にしちゃ・・・駄目って習ってないからいいだろうはなしよ。教えたはずだから。えーっと。予想でしかないからないから話したくないわけ。状況を想像で掻きまわすようなこと今することではないでしょう?」


「そ、それは確かに」


「大体、テレビに出て手品師として有名になりたいなんて、ガッテム!私が思ってる知り合いなら、意味ワカラナーイ」


明子は潰したドーナツの手でテーブル上の携帯を指差す。


「気になるなら電話すりゃいいじゃない」


「あのねぇ!あんた、私が先に・・・」


突如テーブルの携帯が鳴り始める。


「ほおら、出な!出な!」


ヒデは躊躇しつつ、電話を手にする。


「も・・・もしもし」


「あーもしもし、あっしっす。妖精っす」


「見て・・・聞いていたってことです?」


「そんなずっと見てないし聞いてられないっすよ。こっちもお掃除したり洗濯もするんすから、で。あっしとしては止める止めないじゃねえんすよね。うーん。。電話したらヒデちゃんのほうがガッカリというか、・・・・・あー!!!うっさい!ぼけ!保留中に喋んじゃねえっす!!!味方だっつんだろぼけ!!」


そこから妖精が南を宥めて、少しの時間を空けた後二人はようやく電話をすることになる。


「ヒデちゃん、どうっすか。。その、ねえ?」


二人の会話が終わった後すぐさま妖精がフォローに話しかける。


「はは。。そうね。がっかり、というか。そうね。幽霊探しも悪くないわね」


「ゆ、幽霊ねえ。。」


「なんか知ってそうね、妖精ちゃん」


「そりゃね!でもヒデちゃんが思った言葉あっしも多分同じだと思うっす」


「ゴーストインザマシン」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ