90 料理
7700体の魔物の解体が終わっても、冒険者ギルドの訓練場にはまだ大量のオーク肉が残されていた。
アレクサンドは解体された素材を眺めると、土魔法を発動した。
地面から土が盛り上がり、巨大な寸胴鍋が次々と形成される。
その数は10個ほど。
「何を始めるんだ?」
ガイルが尋ねる。
「せっかくですもの。食べましょう」
アレクサンドは当然のように答えた。
まず取り出したのはオークの骨だった。
太い骨を適度な大きさに砕き、複数の寸胴鍋へ入れる。
そこへ水魔法。
大量の水が生み出され、寸胴鍋を満たしていった。
次にアレクサンドが手にしたのはオークの腸だった。
ウォーターカッターで食べやすい大きさへ切り分ける。
「ピュリフィケーションバレット」
浄化の力が腸全体を包んだ。
アレクサンドは鑑定する。
汚れは除去されている。
問題なし。
骨を入れていない別の寸胴鍋へ、処理した腸を次々と投入した。
続いて肺。
心臓。
こちらも適度な大きさへ切り分け、ピュリフィケーションバレットを撒く。
鑑定。
問題がないことを確認してから、腸の入った寸胴鍋へ加える。
最後に水魔法で水を張った。
ここまで火は使っていない。
ガイルが寸胴鍋を見る。
「竈は?」
「いりません」
アレクサンドは鍋へ手を向けた。
魔力循環を維持する。
魔力操作。
魔力が寸胴鍋の内部へ注がれていく。
水が徐々に温まり始めた。
骨の入った鍋も同じだった。
火を使って鍋を外側から加熱するのではない。
魔力そのものを骨と腸の鍋へ流し込み、直接煮込んでいく。
「便利だな」
ガイルが感心する。
「火力を作る必要がありませんからね」
アレクサンドは魔力を細かく調整した。
強すぎれば煮崩れる。
弱すぎれば時間がかかる。
調理スキルと魔力操作によって、鍋の状態を確認しながら適切な魔力を流していく。
その間に別の料理へ移った。
土魔法。
今度は厚く平らな石板が作られた。
簡単な竈を作り、その上へ石板を載せる。
こちらは火魔法で火をつけた。
アレクサンドはオークのレバーと肉を取り出す。
適度な厚さに切る。
ピュリフィケーションバレット。
鑑定。
汚れが除去されていることを確認してから石板へ並べた。
肉が焼ける音が訓練場へ響いた。
香ばしい匂いが広がる。
職員たちの動きが止まった。
エミリアが思わず振り返る。
「いい匂い……」
アレクサンドは隣にいたアンジェラへ声をかけた。
「アンジェラ、お肉焼いてくれる?」
「はい」
アンジェラが石板の前へ移動する。
魔力循環を続けながら肉の状態を見る。
焼きすぎないよう裏返し、火魔法の火力も調整する。
レバーからも香ばしい匂いが立ち始めた。
そこへ食品ギルドの職員たちが戻ってきた。
手には酒樽がある。
「差し入れです!」
「おお!」
冒険者たちから歓声が上がった。
大量のオーク肉を受け取った食品ギルドから、酒が届けられたのだ。
それを見たレオンたちも動いた。
レオン、ガレス、ミリア、エリックが氷魔法を使う。
人数分のジョッキ。
皿。
器。
カトラリー。
透き通った氷の食器が次々と完成していった。
さらにガレスが訓練場の空いている場所へ手を向ける。
「テーブルもいるな」
土魔法。
地面から長いテーブルが形成される。
続いて椅子。
50席分が瞬く間に完成した。
冒険者ギルドの訓練場が、急速に宴会場へ変わっていく。
その間にも料理は進んでいた。
アレクサンドが骨の鍋を確認する。
十分に旨味が出ている。
塩で味を整える。
ホルモンの鍋も同じだった。
腸。
肺。
心臓。
それぞれから出た旨味がスープへ溶け込んでいる。
こちらも塩で味を整えた。
石板ではアンジェラが最後の肉を焼き上げる。
レバーステーキ。
焼肉。
骨のスープ。
ホルモンスープ。
料理が次々と器へ盛られていった。
「さあ、座ってください」
アレクサンドが声をかける。
25人だけではない。
アンジェラ。
アレクサンド。
そして解体後の処理に追われていた冒険者ギルドの職員たちも席へ着いた。
エミリアもようやく走り回るのをやめ、椅子へ座る。
アレクサンドはエールを注いだ氷のジョッキをバルドへ渡した。
「ギルドマスター、お願いします」
バルドはジョッキを受け取った。
巨大な寸胴鍋。
石板いっぱいの肉。
50席のテーブルと椅子。
つい先ほどまで7700体の魔物を処理していた訓練場とは思えない。
バルドは集まった者たちを見回した。
「大規模討伐、死者0、重傷者0。そして7700体の解体も終了した」
ジョッキを掲げる。
「今日はよくやった。乾杯!」
「乾杯!」
氷のジョッキが一斉に上がった。
大規模戦の後に始まったのは反省会ではない。
大量の魔物を食材へ変えた、訓練場での大宴会だった。
乾杯の声が訓練場へ響くと、待ちかねていた者たちが料理へ手を伸ばした。
最初に人気を集めたのは、石板で焼いたオークの肉だった。
厚めに切られた肉へ塩だけを振り、表面を香ばしく焼いている。
余計な味付けはしていない。
それでも新鮮な肉そのものの旨味が強かった。
ガイルが大きく切った肉を口へ運ぶ。
噛んだ瞬間、肉汁が広がった。
「うめぇ!」
隣ではフェリクスがレバーステーキを食べていた。
表面にはしっかり火が入り、中まで適切に熱が通っている。
臭みはない。
ピュリフィケーションバレットによって汚れを除去し、鑑定で状態まで確認してから焼いている。
「レバーステーキ、うめぇな!」
ロイドも皿へ追加する。
「こっちの肉もいけるぞ」
ブラッドはホルモンスープを飲んだ。
腸、肺、心臓から出た旨味がスープへ溶け込んでいる。
味付けは塩だけ。
それなのに濃厚だった。
「これもうめぇ!」
今度は骨のスープへ手を伸ばす。
長時間、魔力を注いで煮込んだ骨から旨味が出ている。
「骨のスープもうめぇな」
あちこちから同じような声が上がった。
冒険者ギルドの職員たちも食べ始める。
エミリアは最初こそレバーを少し警戒していた。
しかし1口食べると目を見開く。
「美味しい……」
アレクサンドが楽しそうに微笑んだ。
「それ、オークキングの肉とホルモンよ」
エミリアの手が止まった。
「オークキング?」
「ええ」
アレクサンドは平然としている。
上位種として討伐されたオークキング。
本来なら危険な魔物として警戒される存在だった。
今は皿の上に載っている。
エミリアはレバーステーキを見る。
もう1口食べた。
「……美味しいならいいですね」
バルドが吹き出した。
「お前まで感覚がおかしくなってないか?」
「ギルドマスターに言われたくありません」
「それもそうか」
バルドも骨のスープを飲む。
そして黙った。
もう1口。
「……うまいな」
「でしょう?」
アレクサンドが嬉しそうに答えた。
訓練場には笑い声が広がっていく。
少し前まで大量の魔物を解体していた場所とは思えなかった。
討伐。
回収。
解体。
そして調理。
一連の流れが自然につながっている。
フェリクスはレバーステーキを食べながら、ふとアレクサンドを見た。
「先生」
「なに?」
「よくこんな料理を知ってますね」
アレクサンドは首を傾げた。
「料理をすると、スキルのおかげで作れるようになるのよ」
「元から知ってたわけじゃない?」
「知らなかったわ」
あまりにも普通に答える。
「心臓や肺だって食べられるって知らなかったもの」
フェリクスの動きが止まった。
自分が今食べているホルモンスープを見る。
「これ、肺も入ってるんですよね?」
「入ってるわよ。心臓も」
「普通にうまいんですけど」
「食べられる部位なのだから、きちんと処理すればいいのよ」
アレクサンドにとっては、それだけの話だった。
調理スキル。
食材知識。
調理知識。
保存。
野営料理。
料理を続けることで得た知識が、魔物のどの部位を利用できるのか教えてくれる。
そこへ鑑定が加わる。
食材として使えるか確認する。
ピュリフィケーションで汚れを除去する。
もう1度鑑定する。
安全を確認して調理する。
知識と魔法がつながっていた。
「冒険者には便利な能力ですね」
ミリアが言った。
「便利というより、必要なんじゃないかしら」
アレクサンドは答えた。
「遠征先で毎回料理人がいるわけではないでしょう?」
ガレスが頷く。
「確かにな」
「魔物を倒しても、食べ方を知らなければ食料にならない。保存方法を知らなければ腐らせる。毒や汚れを処理できなければ危険な部位もある」
アレクサンドはホルモンスープを1口飲んだ。
「食事も実力よ」
その言葉に、レオンたちが静かに頷いた。
強い魔物を倒せる。
それだけでは遠征を続けられない。
食材を見分ける。
解体する。
安全に処理する。
料理する。
保存する。
自分たちで食事を確保できれば、それだけ行動範囲も広がる。
戦闘術だけが冒険者の実力ではなかった。
アンジェラは石板の上で新しい肉を焼きながら微笑んだ。
「次、焼けましたよ」
その声で難しい話は終わった。
「おお!」
皿を持った者たちが集まる。
バルドはエールを飲みながら、その光景を眺めていた。
7700体の大規模討伐。
死者0。
重傷者0。
大量の素材を持ち帰り、解体し、今度は食材として利用している。
しかも本人たちは難しいことをしているつもりがない。
バルドは骨のスープを飲んだ。
「……まあ、うまいからいいか」
考えるのをやめることにも、ずいぶん慣れてきていた。
宴会はますます賑やかになっていた。
食品ギルドから届けられた酒樽は次々と開けられ、氷魔法で作られたジョッキへエールが注がれていく。
テーブルには焼き上がったオーク肉、レバーステーキ、骨のスープ、ホルモンスープが並んでいた。
アンジェラは石板の前で肉を焼き続けている。
「アンジェラ、交代するわ」
アレクサンドが声をかけた。
「まだ大丈夫ですよ」
「あなたも食べないと駄目よ」
アンジェラは笑って場所を譲った。
今度はアレクサンドが石板の前へ立つ。
火魔法で石板の温度を調整しながら、肉を次々と焼いていく。
少し離れたところでは、巨大な寸胴鍋からスープが配られていた。
ガレスがホルモンスープを飲みながら首を傾げる。
「しかし肺まで食えるとはな」
「俺も知らなかった」
レオンも答える。
ミリアは心臓の入ったスープを食べていた。
「知らなかっただけで、今まで捨てていた部位って多いのかもしれないわね」
エリックが頷いた。
「解体スキルが上がってから、素材として見えるものが増えた気がする」
以前なら魔物を討伐すると、価値の高い魔石や皮、肉を優先していた。
食べ方の分からない内臓。
利用方法の分からない骨。
扱いの難しい部位。
それらは価値が低いと考えられることも多かった。
しかし今は違う。
解体スキルがある。
調理スキルがある。
鑑定がある。
浄化もできる。
食材として使えるかを確認し、安全な状態へ処理し、料理へ変えることができる。
「倒した魔物をどこまで利用できるかも冒険者の腕ってことか」
レオンが呟いた。
フェリクスが笑う。
「戦闘だけ強くても駄目ってことだな」
「お前がそれを言うのか?」
ロイドが突っ込む。
「なんでだよ」
「7700体を25人で倒して、武器すら使わなかった奴の台詞じゃない」
「お前もだろ」
「俺もだった」
ブラッドが横から口を挟む。
「俺もいるぞ」
3人が顔を見合わせる。
ガイルがエールを飲みながら笑った。
「今さら何言ってるんだ、お前ら」
フェリクスが振り返る。
「ガイルにだけは言われたくない」
「なんでだよ」
「お前が1番おかしいだろ」
「俺は普通だ」
その言葉にレオンたちまで笑い出した。
アレクサンドが肉を焼きながら振り返る。
「皆さん十分強いですよ」
ガイルが頷く。
「ほら、先生もこう言ってる」
一瞬だけ静かになった。
ミリアがアレクサンドを見る。
10属性。
各種超能力。
教導スキルLv10。
伯爵。
マーガレット直属。
騎士団長3人より上の職位。
その本人が、自分の能力を特別なものだと思っている様子はほとんどない。
「……先生も人のこと言えないと思う」
「なぜ?」
アレクサンドが本気で不思議そうな顔をした。
さらに笑いが広がった。
アンジェラまで口元を押さえている。
「アンジェラまで笑うの?」
「ごめんなさい。でも少しだけ」
「もう」
アレクサンドは頬を膨らませながら肉を裏返した。
その様子だけを見れば、国家プロジェクトを生み出し、伯爵位まで授けられた人物には見えない。
バルドは離れた席から一連の会話を聞いていた。
以前なら驚いていただろう。
今は違う。
ジョッキを傾ける。
「平和だな」
エミリアが隣で骨のスープを飲んでいた。
「7700体を討伐した日の会話とは思えませんね」
「俺もそう思う」
その時、食品ギルドの職員がホルモンスープを飲みながら呟いた。
「これ、売れませんかね?」
バルドが振り返る。
「何を?」
「このスープです」
職員は器を持ち上げた。
「オークの腸も肺も心臓も、これまで積極的に流通させていませんでした。でも、これだけ美味しいなら商品になりますよ」
周囲の食品ギルド職員たちも料理を見る。
レバーステーキ。
ホルモンスープ。
骨のスープ。
これまで価値が低いと考えられていた部位が、料理になった途端に見え方を変えている。
バルドは嫌な予感がした。
最近、この王国ではこういう小さな発見から話が急激に大きくなる。
「おい」
食品ギルドの職員が振り返る。
「はい?」
「今日は宴会だけにしておけ」
「なぜです?」
バルドは答えなかった。
少し離れた場所では、アレクサンドが何も知らずに肉を焼いている。
アンジェラが皿へ盛る。
レオンたちは楽しそうに食べている。
バルドはエールを1口飲んだ。
「……また何か始まりそうな気がする」
その予感だけは、ギルドマスターとして妙に鋭かった。
バルドの嫌な予感とは関係なく、宴会は続いた。
食品ギルドの職員たちは、いつの間にか料理を食べるだけではなく観察を始めていた。
オークのレバー。
心臓。
肺。
腸。
骨。
これまで肉や魔石ほど重視されてこなかった部位が、目の前で立派な料理になっている。
「これまで捨てていた量は相当あるぞ」
1人が呟いた。
「腸なんて処理が面倒だからな」
「肺も積極的には買い取っていない」
「骨も量が多いと困っていた」
それが今ではどうだ。
レバーステーキの皿は空になりかけている。
ホルモンスープは何度もおかわりされていた。
骨のスープも人気だった。
しかも今回だけでオークは1000体。
上位種まで含まれている。
食材として利用できれば、相当な量になる。
食品ギルドの職員がアレクサンドへ尋ねた。
「伯爵様、この内臓の処理は難しいでしょうか?」
アレクサンドは石板の肉を裏返しながら答える。
「難しくありませんよ。適度な大きさに切って、ピュリフィケーションバレットで汚れを除去しました。その後に鑑定しただけです」
「それだけですか?」
「ええ」
職員たちが顔を見合わせた。
王都では既に教導が広がっている。
食品ギルドでも料理人への教導は進んでいた。
魔力循環。
魔力操作。
各属性魔法。
ピュリフィケーションを扱える料理人も珍しい存在ではなくなっている。
つまり再現できる。
「魔力で煮込んでいた方は?」
「鍋へ魔力を注いだだけですよ」
アレクサンドは寸胴鍋を指した。
「火を使わなくても魔力を流せば煮込めます。調理スキルがあれば状態も分かりやすいです」
また職員たちが黙った。
できる。
今の王都ならできる。
特別な設備も必要ない。
土魔法で鍋を作れる。
水魔法で水を出せる。
ピュリフィケーションで処理できる。
鑑定で状態を確認できる。
魔力調理まで使える。
食品ギルドの職員の目が変わった。
バルドはそれを見逃さなかった。
「お前たち」
「はい?」
「今日は宴会だと言ったよな?」
「もちろんです」
返事だけは良かった。
しかし数人は既にメモを取っている。
バルドは諦めた。
「好きにしろ……」
一方、冒険者たちは料理の研究より酒と食事に夢中だった。
フェリクスがホルモンスープを飲み干す。
「先生、おかわり!」
「自分で入れてください」
アレクサンドが笑う。
「先生が冷たい」
「寸胴鍋は目の前でしょう?」
ロイドが笑いながら自分で器へ盛った。
ブラッドはレバーステーキを追加している。
レオンとガレスはエール。
ミリアとエリックは骨のスープを飲みながら料理について話していた。
アンジェラもようやく石板から離れ、ガイルの隣へ座った。
ガイルが焼いた肉を皿へ載せる。
「食え。ずっと焼いてただろ」
「ありがとうございます」
アンジェラが微笑む。
少し離れた席ではアレクサンドも腰を下ろした。
ガイルの反対側だった。
バルドは3人を見る。
Aランク冒険者。
伯爵にまで昇った騎士。
帝国から亡命してきた元娼婦の紡織教師。
立場だけを並べれば奇妙な3人だった。
しかし今では、ごく自然に同じ食卓を囲んでいる。
王国そのものが変わったのだろう。
人の価値を出自だけで決める時代から、何を学び、何を教え、何ができるかを見る時代へ。
その変化は冒険者ギルドにも押し寄せていた。
戦闘術だけではない。
食材知識。
調理知識。
保存。
野営料理。
解体。
食事も実力。
今日の大規模戦は、それを証明していた。
7700体を倒して終わりではない。
持ち帰る。
解体する。
素材として利用する。
食材へ変える。
そして食べる。
討伐された魔物が、人々の生活を豊かにする資源へ変わっていく。
食品ギルドの職員が骨のスープを見ながら呟いた。
「これなら肉以外の買取価格も変わるかもしれないな」
別の職員が頷く。
「今まで価値が低かった部位に需要が生まれる」
バルドは聞こえなかったことにした。
どうせ明日になれば食品ギルドが動く。
商業ギルドも動く。
料理人たちも試し始める。
その程度の未来は容易に想像できた。
「乾杯!」
誰かが再びジョッキを上げた。
「乾杯!」
声が重なる。
訓練場に笑い声が響いた。
アレクサンドは楽しそうに微笑み、アンジェラはガイルの隣で料理を食べている。
25人も職員たちも酒と料理を楽しんでいた。
その夜、彼らがしていたのは単なる宴会だった。
しかしその食卓には、これまで捨てられていた魔物の部位を食料へ変える知識が並んでいた。
教育によって戦い方が変わったように。
教育によって食べ方まで変わり始めていた。




