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戦わずに世界を変えた男――教育と物流で“循環国家”を作ったら、いつの間にか大陸が一つになっていた  作者: 慈架太子


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238 イメルダの一言

 食事を終えたカイゼルたちが、席を立とうとしていた。


 店の扉が開く。


「いらっしゃいませ」


 ロルフが声をかけた。


「こんにちは、ロルフ」


「こんにちは、イメルダさん」


 入ってきたのはイメルダ・シュトラウス伯爵だった。


 ロルフは短く挨拶を交わすと、空いた皿を持って厨房へ戻る。


 イメルダも仕事中のロルフを呼び止めない。


 店内へ入ったところで、アリッサに気づいた。


「まあ、アリッサさん」


「イメルダさん」


「お戻りになったのね」


「はい」


 今朝会ったばかりだった。


 アリッサが父へ身体を向ける。


「父のアイゼル・ローゼンクランツ公爵です」


 イメルダは姿勢を整え、優雅に一礼した。


「お初にお目にかかります。イメルダ・シュトラウス伯爵でございます」


「アイゼル・ローゼンクランツだ。今朝は娘が世話になったそうだな」


「少しお話をしただけでございます」


「その話を聞いて、娘はすぐに帰ってきた」


 イメルダはアリッサを見る。


「それで、もう一度こちらへ?」


「はい」


 アリッサが答えた。


 続いてカイゼルを紹介する。


「こちらはシュタインフェルト王国国王、カイゼル・シュタインフェルト陛下です」


 イメルダの表情が僅かに変わった。


 すぐにカイゼルへ向き直り、伯爵として正式に礼を取る。


「お初にお目にかかります。イメルダ・シュトラウス伯爵でございます」


「カイゼル・シュタインフェルトだ」


「お目にかかれましたこと、光栄に存じます」


「楽にしてくれ。ここは王宮ではない」


「ありがとうございます」


 カイゼルは店内を見る。


 まだ他の客も食事をしている。


「シュトラウス伯爵。少し時間はあるか?」


「もちろんでございます」


「ならば座って話そう」


 一行は再び席についた。


 ロルフが空いた皿を下げ、イメルダの前にも水を置く。


「ありがとうございます」


「ご注文はあとでいいですか?」


「ええ。お話が終わってからお願いします」


「分かりました」


 ロルフは厨房へ戻った。


 カイゼルが口を開く。


「今朝、アリッサに話をしたのはシュトラウス伯爵だったのだな」


「はい、陛下」


「その話を持ってアリッサが帰国した。それで私もここへ来ることになった」


「陛下ご自身がいらっしゃるとは思っておりませんでした」


「私も最初からそのつもりだったわけではない」


 カイゼルが笑う。


「だが、報告を聞くだけでは判断できないと思ってな。隣国のことだ。知らぬままでいる方が危険だ」


 イメルダは静かに頷いた。


「それで第78をご覧になったのですね」


「ああ」


 カイゼルは今日見てきたものを思い返す。


「道も見た。農地も市場も倉庫も見た。紡織も製鉄も見せてもらった」


 アイゼルが続ける。


「生産するだけではなかった。集める場所があり、保管する場所があり、そこから各地へ運ぶ仕組みまで整っていた」


 軍務卿も頷く。


「ゴーレムによる輸送もです。あれだけの量を日常的に動かせるなら、単純な人口や兵数だけを見ても国力は測れません」


「なるほど」


 イメルダは短く答えた。


 それ以上は口を挟まない。


 カイゼルたちは今日、自分たちの目で見てきた。


 ならば、その話を聞けばいい。


「それに民だ」


 カイゼルが続ける。


「普通に魔法を使っていた。空を飛んで移動する者まで珍しくない」


「はい」


「そして、ここへ来るまで私は三十五億という数字ばかりを考えていた」


 カイゼルは少し笑った。


「だが、実際に見てみると数字の問題ではなかった」


 軍務卿が頷く。


「働く者がいて、生産する者がいて、運ぶ者がいる。市場で売買も行われている。三十五億人を誰かが養っているわけではありません」


「そうだ」


 カイゼルが答える。


「それぞれが暮らしている。その仕組みが百三十の国に広がっている」


 アイゼルが腕を組む。


「我々が知らなかったのは、強大な一国ではなかったということだな」


「ああ」


 カイゼルは頷いた。


「国はそれぞれにある。王もいる。統治もしている。それでも、人と物は国境を越えて動いている」


 イメルダは黙って聞いていた。


 シュタインフェルト王国がこれからどうするのか。


 それを決めるのはカイゼルたちである。


 自分が横から答えを与える話ではない。


 やがてカイゼルが息を吐いた。


「今日は来てよかった」


「私も同感です」


 アイゼルが答える。


 軍務卿も頷いた。


「知らずに判断するより、遥かによかったかと」


「そうだな」


 カイゼルはイメルダを見る。


「シュトラウス伯爵。きっかけを作ってくれたことには礼を言う」


「私はアリッサさんに、知っていることをお話ししただけでございます」


「それで十分だ」


「お役に立てたのでしたら何よりでございます」


 イメルダが一礼した。


 そこで国家間の話は終わった。


 カイゼルもアイゼルも、軍務卿も表情を緩める。


 イメルダは静かに水を一口飲んだ。




 国家間の話が終わり、しばらく誰も口を開かなかった。


 重い沈黙ではない。


 今日一日、自分たちの目で見てきたものを、それぞれが頭の中で整理しているだけだった。


 カイゼルが椅子の背にもたれる。


「さて」


 その一言で空気が緩んだ。


「今日は随分歩いたな」


「飛んでもいます」


 軍務卿が言う。


「そうだったな」


「農地を見て、市場を見て、倉庫を見て、工房を見て、最後にレッサードラゴンまで食べました」


「満足したか?」


「非常に」


 即答だった。


 アイゼルが苦笑する。


「最後だけ感想が違うだろう」


「食事も重要です」


「お前はさっきからそればかりだな」


 カイゼルが笑った。


 アリッサもようやく肩の力を抜いた。


 朝、第78から帰国した時には、まさかその日のうちに国王と父を連れて戻ってくることになるとは思っていなかった。


 しかも一日の最後に、ロルフの店で一緒に食事をしている。


 イメルダが静かに水の入った杯を置いた。


「お話は終わりましたでしょうか?」


「ああ」


 カイゼルが答える。


「少なくとも、ここで話すことはな」


「承知いたしました」


 イメルダは穏やかに微笑んだ。


 そしてアイゼルを見る。


「ところで、ローゼンクランツ公爵」


「何でしょう」


「お嬢様とロルフさんの縁談なのですけれど」


「…………」


 アイゼルが止まった。


 軍務卿も止まった。


 カイゼルがゆっくりアリッサを見る。


 アリッサの顔が一気に赤くなった。


「そういう目的もあったのか?」


「ございません!」


 即答だった。


 店内にアリッサの声が響く。


 近くの客が一瞬こちらを見た。


 アリッサはさらに赤くなる。


「陛下! 本当に違います!」


「分かった。分かったから少し声を落とせ」


「誰のせいですか!」


「私か?」


「陛下です!」


 カイゼルが笑いを堪える。


 アイゼルは額を押さえた。


「イメルダ伯爵」


「はい」


「なぜ、いきなりその話になるのだ?」


「いきなりではございません」


 イメルダは平然としていた。


「今までは国のお話をされていましたので、申し上げなかっただけです」


「そういう意味ではない」


「では、どういう意味でしょう?」


 アイゼルが言葉に詰まる。


 軍務卿が横を向いた。


 肩が僅かに動いている。


「軍務卿」


「はい」


「笑うな」


「笑っておりません」


「こっちを向け」


「今は少々」


「笑っているではないか」


 アリッサが両手で顔を覆った。


「もう帰りたい……」


「さっき帰ろうとしていたところだ」


 カイゼルが言う。


「陛下!」


 再びアリッサの顔が上がった。


 イメルダはそんなやり取りを静かに待っている。


 やがてアイゼルが小さく息を吐いた。


「それで、イメルダ伯爵」


「はい」


「縁談とは、どういう話だ?」


 アリッサが勢いよく父を見る。


「父上!」


「話を聞くだけだ」


「聞かなくて結構です!」


「お前が決めることではないだろう」


「私の縁談ですよ!」


「だからこそだ」


「意味が分かりません!」


 カイゼルがとうとう声を出して笑った。


「アイゼル。お前も楽しんでいるだろう」


「まさか」


「顔が笑っているぞ」


 アイゼルは口元を引き締めた。


「気のせいです」


「親子だな」


「陛下まで!」


 アリッサは完全に逃げ場を失っていた。


 その時、厨房からロルフが出てきた。


 客の料理を手にしている。


 騒がしくなった席を一度だけ見たが、そのまま料理を運んでいった。


 何の話をしているのかまでは聞こえていないらしい。


 アリッサがほっと息を吐く。


 その様子を見て、カイゼルがまた笑った。


「なるほど」


「何がなるほどなのですか!」


「何も言っていないだろう」


「顔が言っています!」


 イメルダは騒ぐことも笑うこともなく、いつもの穏やかな表情で座っていた。


 アイゼルが改めて彼女を見る。


「それで?」


「はい?」


「話が途中だろう」


 イメルダは静かに頷いた。


「では、お話しいたしましょう」


「父上!」


 アリッサの声が、もう一度店内に響いた。




「お嬢様とロルフさんの縁談なのですけれど」


「…………」


 アイゼルが黙った。


 カイゼルがゆっくりアリッサを見る。


 アリッサの顔が一気に赤くなった。


「そういう目的もあったのか?」


「ございません!」


 即答だった。


 思った以上に大きな声が出た。


 近くの客がこちらを見る。


 アリッサは慌てて声を落とした。


「違います。陛下。本当に違います」


「そうなのか?」


「私は第78の冒険者ギルドへ行き、教導を受けました。その後、状況を知ったので帰国したのです」


「ああ。それは聞いている」


「でしたら、なぜそのような話になるのですか」


「私に聞くな」


 カイゼルがイメルダを見る。


「言い出したのはシュトラウス伯爵だ」


「陛下!」


 軍務卿が横を向いた。


 肩が僅かに揺れている。


 アイゼルはしばらく黙っていたが、やがて小さく息を吐いた。


「シュトラウス伯爵」


「はい」


「娘から、あなたのことは聞いている」


「そうでございましたか」


「結婚斡旋ギルドの初代グランドマスターだそうだな」


「はい」


 イメルダは穏やかに答えた。


 アイゼルの視線が一度、厨房へ向く。


 ロルフは何も知らずに料理を作っている。


 今日、アイゼル自身もその男を見た。


 元奴隷だったことも知っている。


 今は自分の店を持つ料理人であることも知っている。


 料理を作り、客を迎え、自分の仕事で生活している。


 話だけではない。


 つい先ほどまで、その料理を自分も食べていた。


「ロルフについても、娘から聞いている」


「はい」


「昨日、一緒に狩りへ行ったそうだな」


「ええ」


 アリッサが嫌な予感を覚えた。


「父上」


「何だ?」


「その話をここでする必要はありません」


「まだ何も言っていない」


「これから言うおつもりでしょう」


「話を聞くだけだ」


「聞かなくて結構です」


「お前は少し黙っていなさい」


「私の縁談なのですが!」


 カイゼルがとうとう笑った。


「アイゼル」


「何でしょう、陛下」


「随分楽しそうだな」


「気のせいです」


「そうは見えんぞ」


「陛下まで面白がらないでください!」


 アリッサが抗議する。


 イメルダはそのやり取りが収まるのを静かに待った。


 やがてアイゼルが改めて尋ねる。


「それで、シュトラウス伯爵」


「はい」


「あなたは本気で娘とロルフの縁談を考えているのか?」


「ええ」


 迷いのない返事だった。


 アリッサが両手で顔を覆う。


「イメルダさん……」


「何でしょう?」


「少しは迷ってください」


「なぜです?」


「なぜって……」


 答えられない。


 カイゼルがまた笑う。


 軍務卿も今度は隠そうとしなかった。


 アイゼルだけはイメルダを見ている。


「ロルフは料理人だ」


「存じております」


「元奴隷でもある」


「それも存じております」


「娘は公爵家の第一子だ」


「もちろん存じております」


 イメルダの表情は変わらない。


 アイゼルが僅かに眉を上げた。


「承知した上での話か」


「はい」


 イメルダは静かに頷いた。


「ですから、ローゼンクランツ公爵にお話ししております」


 アイゼルが黙る。


 先ほどまで笑っていたカイゼルも、少しだけ表情を改めた。


 イメルダは無理に話を進めなかった。


 公爵家には公爵家の事情がある。


 それを無視して話をまとめるつもりはない。


「なるほどな」


 アイゼルが呟いた。


 アリッサが指の隙間から父を見る。


「父上?」


「何だ?」


「なるほど、ではありません」


「では何と言えばいい?」


「断ってください」


「なぜだ?」


「なぜって……」


 また止まった。


 カイゼルが横から口を挟む。


「嫌なのか?」


 アリッサが固まった。


「…………」


「嫌なら、そう言えば済む話だろう」


「陛下」


「何だ?」


「今、それを私に聞きますか?」


「ああ」


 アリッサの顔がさらに赤くなる。


 カイゼルはその顔を見て、笑った。


「なるほど」


「何もなるほどではございません!」


 店の中に、またアリッサの声が響いた。




「何もなるほどではございません!」


 店の中に、またアリッサの声が響いた。


「だから声を落とせ」


 アイゼルが言う。


「父上が妙なことを聞くからです!」


「聞いたのは陛下だ」


 アリッサがカイゼルを見る。


「陛下」


「私か?」


「陛下です」


「そうだったな」


 まるで悪びれていない。


 軍務卿は横を向いている。


「軍務卿」


「はい」


「助けてください」


「私の職務ではございません」


「即答しないでください!」


「軍務に関することであれば」


「今はまったく関係ありません!」


「ですので」


 アリッサが言葉を失った。


 カイゼルが声を立てて笑う。


 その時、ロルフが厨房から出てきた。


 空いた皿を下げながら尋ねる。


「食後のお茶はいかがですか?」


「ああ。もらおう」


 カイゼルが答えた。


 アイゼルと軍務卿も頼む。


「私もいただきますわ」


 イメルダが続いた。


「アリッサさんは?」


「お願いします」


「分かりました」


 ロルフは皿を重ねて厨房へ戻った。


 ほどなく人数分の茶が運ばれてくる。


「ごゆっくりどうぞ」


 ロルフはそれだけ言って仕事へ戻った。


 アイゼルは茶を一口飲み、イメルダを見る。


「シュトラウス伯爵」


「はい」


「あなたは本気で娘とロルフの縁談を考えているのか?」


「ええ」


 迷いのない返事だった。


「イメルダさん……」


「何でしょう?」


「少しくらい迷ってください」


「なぜです?」


「なぜって……」


 アリッサが詰まる。


 カイゼルは茶を飲みながら笑っている。


「ロルフは料理人だ」


 アイゼルが言う。


「存じております」


「元奴隷でもある」


「ええ」


「娘は公爵家の第一子だ」


「もちろん存じております」


 イメルダの表情は変わらない。


「承知した上で、私に話しているのだな?」


「そうでなければ、お話しいたしませんわ」


「なるほど」


「父上!」


「今のは普通の返事だろう」


「先ほどから、その言葉を聞くたびに不安になるのです!」


 軍務卿が茶で口元を隠した。


 アイゼルは娘を一度見てから、再びイメルダへ視線を戻す。


「ロルフ本人とは話したのか?」


「昨日、お話ししております」


 アリッサの動きが止まる。


 昨日、三人で狩りへ出た時のことだ。


 イメルダはロルフにも尋ねていた。


 アリッサが帰国し、二度と会えなくなっても構わないのかと。


「ただ、ロルフさんのお気持ちを私が代わりに申し上げることはいたしません」


「本人のことだからか」


「ええ。アリッサさんについても同じでございます」


 アイゼルが頷く。


「では、なぜ私に話した?」


「お父様ですから」


「そうか」


「はい」


 イメルダはそれ以上押さなかった。


 アイゼルもすぐには答えない。


 今日初めてロルフ本人を見た。


 国王が店へ入ってきた時には緊張していた。


 それでも料理を始めれば、自分の仕事をした。


 料理を作り、客へ出し、その仕事で生活している。


 昨日はアリッサたちと狩りへ出て、レッサードラゴンまで狩っている。


 元奴隷という過去だけで、今のロルフを判断することはできなかった。


「私は今日、初めてロルフに会った」


「はい」


「だから今ここで答えを出すつもりはない」


「それで結構でございます」


 イメルダはあっさり答えた。


「よいのか?」


「何を急ぐ必要がございます?」


 アイゼルが少し意外そうに彼女を見る。


「もっと話を進めるのかと思ったが」


「お二人のことですもの。私が急いでも仕方ありませんわ」


「それもそうだな」


 そこでカイゼルが口を開いた。


「しかし、シュトラウス伯爵」


「はい、陛下」


「随分と自然に縁談を持ち込むのだな」


 イメルダが僅かに笑う。


「慣れておりますので」


「慣れている?」


「ええ」


 それだけ答えて、イメルダは茶を飲んだ。


 カイゼルは少し不思議そうな顔をしたが、それ以上は聞かなかった。


 アイゼルが娘を見る。


「それで、お前はどうなのだ?」


「何がです?」


「ロルフだ」


 アリッサが固まった。


「…………」


「嫌なのか?」


「なぜ今ここで答えなければならないのですか!」


「嫌なら嫌と言えば済むだろう」


「父上!」


 顔がみるみる赤くなっていく。


 カイゼルがその様子を見て笑った。


「アイゼル」


「何でしょう」


「答えは出ているように見えるぞ」


「陛下!」


 また声が響いた。


 厨房からロルフが顔を出す。


「どうしました?」


「何でもありません!」


「そうですか?」


「はい!」


 ロルフは首を傾げながら厨房へ戻った。


 軍務卿は黙って茶を飲む。


 アイゼルは笑いを堪えている。


 イメルダも穏やかに茶を口へ運んだ。


 カイゼルが杯を置く。


「さて。今度こそ帰るか」


「はい!」


 アリッサが真っ先に立ち上がった。


「随分急ぐな」


「今日はもう十分です!」


 カイゼルは笑いながら席を立つ。


 アイゼルと軍務卿も続いた。


 アリッサは一度だけ厨房の方を見た。


 すぐに視線を戻し、父たちの後を追う。


 その様子を、イメルダは何も言わずに見送っていた。





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