潜入
同日 07:31
「とりあえず、今のところ奴らはいない、もしくは遠くにいる程度か。さっき仕留めた奴らのところにも集まっていないし、付近は安全かもしれないな。」
山中はもはや出勤のことなど頭になかった。周りに自分以外の人間がいないこと、化け物が道路をうろついていたこと、警察が110番に応じないことからこの街は手遅れであると結論付けた。山中は今、家電量販店の裏口まで来ていた。
「さぁここからが問題だ…。どうやって開けるべきか。ピッキングか、壊すか…。」
答えは出た。
「バス!バス!バス!」
「カァンキィンギン!」
「俺にピッキングする技術なんてあるわけがない。そもそもピッキングに使う道具すらも持ってない。こうすることは既にわかっていたんだ。」
山中はドアが開くことを確認し、周囲を見渡す。
「かなりでかい音を響かせちゃったけど、こっちに向かってくるものは居ないっぽいな…。」
山中は自分の運の良さに感謝しつつ、家電量販店の中へ入っていった。
「電気はつけておこう。誰かが来たとほかの生存者にもわかってもらえるように。奴らが血の匂いに釣られるのはわかったし、音で反応しないこともわかった。とりあえずキーボックスみたいなものを探すか。」
山中は店の事務所、待機室からキーボックスを探し始める。
「ないなぁ…。それっぽいの…。マークを探せばさらに間違いないはずなんだが…。」
山中はキーボックスから探すのを一度やめ、ロッカーから探しに出る。
「商用車の鍵は店長とか立場のある人のロッカーとかに入ってそうだし、鍵かかってるけど、まぁ壊せばいいか。」
山中は引き金を引く。
「バス!」
「ギャァン!」
「うし、空いたな。お、これそうかな?そうっぽいぞ。とりあえず持つか。」
山中はダンプポーチ の中に放り込む。車が空くかどうか確かめるためにその場を立ち去ろうとした時、
「ガタッ!」
「!!?」
山中は音のした方を振り向いた。
「あ、あ、あの!撃たないでください!!!」
そこに居たのは店の警備員だった。
銃の名前、ほかの人からも伝わるようにかつ実在メーカーさんの名前が出ないように気を配るの大変ですね…。あんまり著作権には詳しくない者ですから…。そこら辺詳しい方いらしたら、感想の方をフリーにしましたのでご指摘お願いします。間違い等や法に触れそうな表現があったらなおよろしくお願いします。他力本願になってしまって申し訳ありません。




