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可愛い我が子

「可愛いなぁ…ちっちゃい」


手も足も尻尾も自分と比べたらなんと小さいんだろう。特にこの小さいけど将来は大きくなるであろう耳がイヴと一緒で可愛らしい。

毛づくろいしてやると小さくゴロゴロと喉を鳴らした。


「可愛い…」


胸の奥があたたかい。こんなにも命が愛おしいと思ったのは初めてだろう。イヴへの愛とは違う何か他の物が心の奥から湧き上がって来る。


「そう言えばセティ様、寝てないんじゃないですか?」


「あぁ。寝てない。イヴは?」


「私はセティ様が葬儀に行かれている間の授乳の合間に寝かせていただきました」


もう2日起きっぱなしのような気がする。


「そうか」


「一緒に寝ますか?それとも別の部屋で寝ますか?」


「え?」


そう言われて何故?と頭の中が疑問だらけになった。


「赤ちゃんは2時間置きにお乳を欲しがって泣くことがあります。オムツが濡れても起きて泣いてしまいます。セティ様にご迷惑をおかけしてしまうのでは…」


「そんな事はない。そばに居させてくれ」


イヴと一分一秒も離れるのは嫌だ。ラムセスの夜泣きくらいなんともない。


「もし駄目でしたら私、他の部屋を用意してもらうか実家に帰りますので遠慮なく申してくださいね」


「大丈夫だ。イヴと離れたくない。一緒に眠る」


「分かりました。ラムセスを寝かせるので貸してください」


イヴにラムセスを渡すとイヴはベッドの横に置かれたベビーベッドにラムセスを寝かせる。


「一緒に寝たら潰してしまうかもしれないのでベビーベッドに寝かせるんですよ」

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