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ガルガル期のイヴ


「では、メイホウ殿。こちらです。

イヴ、入るぞ」


自室の鍵を開け、中に入ると丁度イヴがラムセスに授乳している所だった。


「あ、セティ様おかえりなさい。お父様もいらっしゃい」


「ほう、ほう、ほう!これがイヴリースの子か!!」


「えっ?!」


突然メイホウがお乳を飲んでいるラムセスを抱えて引き離し、高い高いをしながら


「じいちゃんでちゅよー!アババババ!」


とやり出した。

当然お乳を中断され、しかも生まれたばかりだと言うのに高い高いをされてラムセスは「みゃああああああ!!」と大泣きしてしまった。


「返せ!この馬鹿父!!くっ」


立てないのかイヴはそう言いながら手を伸ばすがベッドに倒れ込んでしまう。


「やめてください、メイホウ殿!」


私は慌ててラムセスを奪い返し、よしよしと抱っこしてイヴの近くに戻る。


「返してセティ様、私の坊やを!」


「あ、あぁ…」


凄い剣幕のイヴ。ウゥゥと低いうなり声を上げ、まるでいつもと別人のようだ。


ラムセスをイヴに渡すと私達は何故か睨まれ…


「出て行って下さいまし!!暫く戻らないで!!」


と、泣き叫ぶラムセスをぎゅっと抱きしめてイヴは怒鳴った。


「えっ、でも…ぶっ」


「わわっ?!」


沢山積み上げられた枕の2つを私とメイホウの顔に投げ付け


「出てけー!!」


とイヴに更に怒鳴られた。


「出ましょう、メイホウ殿」


「お、おう…イヴリース、また後でな」


「早く出ていけ!!」


私とメイホウは慌てて部屋から出た。


「……なんだったのだ」


「産後で気が立っているんだのぅ。でも子供はイヴに似て可愛かったな…これでワシもじいちゃんか」

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